紀伊國屋書店新宿南店、店舗縮小部分の後継テナントは「ニトリ」の意外感

先日、紀伊國屋書店新宿南店が今夏、店舗縮小となってしまうことに対して

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<< 2016年5月15日投稿:画像は記事にリンク >> 紀伊國屋書店新宿南店、店舗縮小のニュースに思ったこと

> どのような姿を表すことになるのか、寂しさを抱きながら        > 跡利用にも注目したいと思います。

👆 と書いたところ、程なく後継テナントがニトリ(ホームファニッシング)であることが判明。(出店は12月との情報)

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出典:livedoor NEWS(画像は記事にリンク)

記事を見て「この発想は無かったぁ〜」と、意外な展開でしたが、

数年前の転居に当たり家具を調達する際、ニトリとIKEAの両テナントには足を運ばなかった自分としては、上記一文を書いた時の思い(注目)が、他にあったことを実感しています。

足を運ばなかったといってもニトリは仕事で、北はニトリ創業の地、北海道から南は宮崎県に至るまで、

50店舗は訪れているものと思い(地域によって目立って店作りが異なるわけではない)、

そこで蓄積されていたイメージと、自分が転居先で求めていたインテリアのイメージが単に一致しなかったため。また、IKEAは組み立て作業の労を懸念して。

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移ろいゆく新宿の街並み

百貨店(出店場所を高島屋新宿店の別館と捉え)が街の中心で、今、起きていることなり、近未来を見せる役割であるとすれば、

ある種、今、起きている(都市部商業の郊外化)ことなのかもしれませんが、

日本の小売り総額の1%相当額を売り捌くという新宿も、近年すっかり街の表情が変わってきました。

社会デザイン研究者の三浦展さんが指摘しておられた「ファスト風土化の波が

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新宿にも」といった趨勢です。

方や近年、都心部への店舗網拡大を図っているニトリは

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出典:北海道新聞(画像は記事にリンク)

上掲の記事によると、都市部で先行する形で出店している銀座プランタン店は「客足好調」とのことで

新宿南口でも人の流れをどのように変えられるか、注目の集まるところでしょう。

東急ハンズ新宿店裏手といったロケーションで、目的買いの顧客への訴求度は高まるでしょう。

飛ぶ鳥落とす勢いのニトリ創業者の似鳥昭雄社長は、最近、本屋でお名前を拝見する機会も多く

また、TVコマーシャル等の「お、ねだん以上」のキャッチコピーも定着した感あり、

新宿店の出店は同社のマイルストーンの一つになるものと思いますが、家具が不況業種と捉えられる中、独壇場ともいえる市場を築き見事ですね。

 


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