7月以来で、丸の内の Cotton Club へ。
夜空に浮かぶスーパームーンは、この日、ここに来たことをいつか思い出させてくれるであろう見事さでしたが
今宵の目当ては、「米国最強のジャムバンド」との触れ込みのKNEEBODY.-
会場の好意から行ける事になり、公演PR動画(下記)を視聴して、
KNEEBODY : COTTON CLUB JAPAN 2015 trailer
自分が、その昔、RockとJazzの融合でFusion(フュージョン)なるジャンルがある事を知り、聴きまくっていた事を思い出すようなワクワク感。
配布資料(上記)に目を通せば、グラミー賞ノミネート歴も有り、結成15年を迎えながら、その間のラインアップは不動であると。
鉄壁の5人だからこそのユニークな世界観
ほぼ定刻通りに開演となり、自分がワクワクを感じていたその正体は・・
空間的で、ときにオルガン?のようなKeyboardサウンドである事に気付かされました。
サックス、トランペット、キーボード、ベース、ドラムでギター無しの5人編成。
1時間+αの演奏時間。ところどころメジャーブレイクでなし、通好みなサウンドになっていると感じられたのは
音が一体化していないのか、はたまた意図した分離であったのか、一度でその世界観を判断するには
長きに渡ってキャリアを築いているバンドゆえ、奥深いところもありそうで、独特の世界観とも表現出来たでしょう。
何より、15年の間に一度もメンバーが入れ替わったことがないという替えが効かないピースのアンサンブルに
バンド・パフォーマンスを楽しみながらも、本人たちが「これが自分たちのスタイルだ」と自信を持っているであろう心意気がよく伝わってくるステージでありました。