そこに大きな差はあるものの、東京に次いで私が長い時間をの過ごしたのがロサンゼルス(LA)で、
2001年10月から2002年4月にかけての約半年間は、自分史の中で大きな位置を占めています。
そのロサンゼルスをスポーツの面で象徴するのが、北米のプロバスケットボールリーグ NBA の Los Angeles Lakers:ロサンゼルス・レイカーズ.-
私がロサンゼルス滞在時にレイカーズは、Shaquille O’Neal:シャキール・オニールとKobe Bryant:コービー・ブライアントの2枚看板がチームを牽引し
リーグを席捲し3連覇を遂げている最中で、レイカーズのニュースに触れると当時の日々が思い起こされます。
なお、名前のコービーの由来は、日本の神戸に因んでのもの。
ロサンゼルスが迎える一つの時代の終わり
現地時間4月13日(日本時間4月14日)は、長くレイカーズを牽引したコービー・ブライアントの現役最後の試合.-
今シーズン限りでの引退が明らかとなり、アメリカでは遠征先の各地でスタンディング・オベーションで迎えられたり、
昨秋から日本のメディアでもスポーツ系サイト中心にコービーに関する記事、ニュースをよく見掛けたように思います。
コービーも近年は故障がちで、プレーしている時のパフォーマンスも全盛期の頃から時の経過を感じるようになって久しく、
レイカーズのチーム自体も世代交代の最中で、どん底でしたが・・
ラストシーズンはファンの歓迎ムードに応える形(強かった頃は「BEAT LA(打倒LA)」の合言葉で敵役を担う事が多かった)で
(故障離脱などに至らず)無事?フィナーレを迎えられ、この辺りは巡り合わせの良さを感じます。
苦闘と燦然たるキャリアに敬意を
NBAで稀な高校卒業時点で注目される形でドラフト指名を受け、デビューに至り、5度の全米王座にチームを導く栄光の影ではシーズン中にもかかわらず訴訟と向き合わせられたり、
強過ぎる勝負への執念からチームと確執を抱えていた時期もありましたが、
数字面での偉業(NBA歴代3位のレギュラーシーズン及びプレーオフ得点記録、歴代2位の1試合での得点記録 etc)は言うに及ばず、
一流選手でもなかなか出来ない入団から引退に至るまで現役生活を1チームで全う(単独チーム20年在籍は歴代最多)したというアスリートとしてのキャリアは圧巻でした。
地元ロサンゼルスで、そして本拠地STAPLES Centerで、しばしその熱狂を共有したものの一人として、引退を迎えた日に敬意を表したいと思います。
完全燃焼で魅せた現役最後のゲーム
と、前項👆の部分まで試合中に書き上げ、そこで終えるつもりでしたが・・
最終戦では試合終了31秒前に逆転シュートを決めるなど(一般的に30得点前後上げれば上出来のところ)脅威の60得点!!を記録