先週の流泉書房に続いて
今週も気になっていた書店を訪問。
懐かしの西荻窪に・・
今回、足を運んだのは西荻窪にある今野書店。サイン本を売り出す際に、入荷予定の店舗情報が予め告知される場合があり、大概は全国規模のチェーンストアであったりしますが、
例えば需要の高かった中村倫也さんエッセイ集『THE やんごとなき雑談』サイン本(私が入手出来たのは別店舗)も
(チェーンストアではない)今野書店がリストに含まれており、同様のことは以前にもあったことから「西荻(窪)にそんな本屋あったのかぁ・・」と、意識の片隅に。
西荻窪は高校生から大学生に切り替わる際、1年間の空白期(いわゆる浪人)を過ごした街で、
(目標を見失いかけた)暗黒期とも受け取れる時期を過ごした街で思い入れを抱いていましたが、
一般的には大型の商業施設が立地するなど外部から人を呼び込む種の街ではないため、存在を知ったものの訪れる機会がないまましばし時間(2年程度)が経過。
そんな中、検索をきっかけに注目していたイラストレーター伊野孝行さんが(今野書店で)フェア開催中である旨を把握したため
「これは(足を運ぶのに)良い機会」と、天気の良い週末に
往訪。
タイミングを合わせたのは明治大学 清水克行教授の『室町は今日もハードボイルド』サイン会も開催されるタイミングで
「何年振りだろう」と、恐らく10年近かったはずですが・・ 西荻窪駅で下車して、
「だいたいこの辺だろう」と頭に入っていた地図(勘)に頼って、てくてく歩を進めれば
まず袖看板が視界に入り、「ここだ!ここだ!」と ^^
土曜の午後で繁盛し時であったでしょうが、一般的な書店にしては(イベント開催効果も有って)賑わいの感じられる状況で、
ご両人を確認して、それぞれの著書を抱えレジへ。
お二人のもとへ戻りサインを書いて頂いている間、雑談(伊野孝行さんTwitter経由での往訪であることや私が明治卒であるとのことetc)させて頂きつつ
記念の品(x2)を仕入れ満足した後、記念撮影にも快く応じて頂きました ^〜^/
出逢いの場的雰囲気心地良かった街の本屋さん
その後、普通の書店を違うであろうと店内を回遊するも、やはりサイン本は目立った印象。
都心部では売り切れていた(はずの)万城目学さんの『ヒトコブラクダ層ぜっと』サイン本も上下巻セット!で販売されており、
これには「うわっ!」と、かなりの積読量になっている状況下、この日既に2冊購入していたことから思案を強いられるも・・、欲求に逆らえずお買い上げ ^〜^;
まぁ、これも縁ということで ^^ イベントの方も清水克行先生目当ての方々と思わしき出逢い(再会)の場と化していた様相で、
私にとっては生活動線から外れていてなかなか訪れる機会はないと思われますが、サイン本の掘り出し物見つけるには穴場かも!?とか、印象には刻まれました。
街と調和した(溶け込んだ)感じに「こういう本屋さんがある街はいいよなぁ」と、懐かしの西荻窪の新発見に、その魅力を再認識させられた往訪となりました〜