今週末(2024/8/31)はTVで一度見たインパクトが脳裏に刻まれていたところざわサクラタウンを訪れ、
小説家 京極夏彦さんご登壇の『了巷説百物語』発売記念&新作『狐花』発売記念イベントに参加。
京極夏彦『了巷説百物語』重版出来!<巷説百物語 > シリーズ、感動の完結編
イベント参加と同時に入手難となっている『了巷説百物語』直筆サイン本が手に入るとなり、開催を知り即反応していた次第。
土地勘もないことから早めに現地入り。
「金かけたなぁ」と、スケールに空間計画等に圧倒された後、
会場(JAPAN PAVILLION A)前に腰を落ち着け、幸い傘を差すことなく長閑に開場待ち。
暑さから当初予定より早めに会場のジャパンパビリオンホールA内への入場叶い、予め割り振られた席に置かれていた特典(直筆サイン本等)を入手し一安心 ^^
イベントは、
14:30 「怪 福神ながし」上映
16:20〜16:30 休憩
16:30〜17:00 トークショー&質問コーナー
という構成。
最初はおよそ25年前(2000年)に製作された「怪 福神ながし」を鑑賞。 話しの筋を承知していませんでしたが、
半ばから筋(金貸しの間で奪い合いとなったとある箱を巡って引き起こされる事件)を掴めたあたりから引き込まれ、京極夏彦さんが手がけてられたお話しを映像で視聴したのは初めてでしたが、劇場鑑賞久々ということもあり楽しめました。
10分間のインターバルを経て、京極夏彦さんが登壇され上映された「怪 福神ながし」製作時のお話し(原作になかったシーンが映像化にあたり加えられた、予定のなかった役者が現場に居合わせ急遽出演等)に、開場後に参加者から寄せられた質問に回答されるなどで進行。
小説と映像作品の違い
印象に残ったのは、小説と映像制作の異なる点への言及。小説は多層的に描かれ読者が好きなように層を選択していくが、映像は数枚に限られ、選択も映画監督が行うという内容。
原作を読んだ後、ドラマなり映画を見て想像していた内容との相違であったり失望につながるような経験、(私を含め)多くの方が経験されていると思いますが、「こういうことかぁ」と納得させられたように。
終演後は京極夏彦さんが物販売場に顔を出されるなどフロアが熱気を帯び、
書店イベントの増強版といった感じで楽しき半日を思い出限られる所沢市内で過ごしてくることが出来ました。