八年前(2012年)にFacebook投稿で「四年に一度の2月29日、思い出に残る過ごし方をしませんか?」なる呼び掛け(投稿に)をして反応して貰った人たちで
一期一会(もう2回目は起こり得ない顔合わせで)のすき焼きパーティーを開催して、4年前は高校時代の同級生たちと同窓会。
そして4年が過ぎ迎えた2020年の2月29日は、自分で旗振り役を務める意欲湧かず、「どうしよっか・・」なんて意識が頭の片隅にあったところ幾つか候補が浮上し、
10日ほど前に参加していた⬇︎
「Banksy:バンクシー 無名時代から現在地まで」で、パレスチナにある世界一眺めの悪いホテルことThe Walled Off Hotelを訪れていた鈴木沓子さんのお話しを聞いていた経緯から
Lunch Trip パレスチナ便に俄然惹き寄せられたものの、開催概要に目を通せば、「マスク着用」のお達し。
(免疫力の高い体調を整えられていた状況から)48時間ほどクールダウンして「マスク着用してのイベントというのも四年に一度の日に相応しい過ごし方かなぁ」と、参加を決意 ^^
2015年以来、再びのパレスチナ
因みに、Lunch Tripのパレスチナ便は
5年ぶりで2回目の搭乗(但し、当時のことはほぼ失念)。
会場は、日本国際ボランティアセンター(JVC)東京事務所で、時期を考慮してオンライン主体の開催で、会場参加は5名。
進行はJVCからパレスチナへの留学歴も有る渡辺真帆さんに、Lunch Tripからも現地往訪歴のある方がガイド役を。
前半は、進行役お二人による現地の観光紹介。
知識がないと「パレスチナ観光なんて大丈夫?」と思いがちなところ
日本のパスポートでも(イスラエル経由で)入国出来、
安全の度合いが外務省に寄って色分けされており、エルサレム、ベツレヘムといった主要都市以外でも
観光地化されており、複数の移動手段(バス、セルビス、タクシー、レンタカー)も確保されているとのこと。
イベント報告ではないため詳細の言及は控えますが、アメリカ文化の浸透がパロディ化された街の風景に、グルメ旅が推奨されたり、思いのほかパレスチナ人の生活が楽しまれている様子にまず軽い衝撃を。
前半約70分で観光客を受け容れる土壌も整っている状況が、紹介された画像にお話しからよく伝わってきました。
休憩を挟んでの後半は、
⬆︎といったメニューで、
国際情勢に関心のある人たちにとっては、漠然と頭にある内容が詳しく説明されていき、
話しを聞くと改めて、イギリスの三枚舌外交に端を発した闇の深さを感じさせられることに。
質問で「故アラファト議長の遺志を引き継いでパレスチナを束ねられる人はいますか?」と発したところ
後継者が台頭しても潰されてしまう経緯もあるようで、パズルがより複雑化しているように実態を。
また、衛生面でも2015年にWHOが「2020年にはパレスチナには人が住めなくなる」といった見立てを発したそうで、
(ベルリンの壁崩壊以降)壁がなくなった時代から、再び壁が作られるようになってしまった時代に、その象徴ともいえるパレスチナの現状が深刻化していっていることが、重く響きました。
2015 >> 2020
「Lunch Tripのフライトに搭乗したいつ以来だろう?」と遡ってみれば・・
実に5年ぶり。
「その間、何かあったかな?」と、自分の傾向を振り返ってみれば・・
2014年8月から池間哲郎先生の「日本塾」に参加↖️するなど、
徐々に自分自身の関心が、日本で生まれ育っていることに移り変わっていって、
直近では青山繁晴議員の独立講演会参加⬆︎など、
「日本人であるということ」ということにテーマを抱えているこのところですが、
やはり今回のような未知なる場所への好奇心に、或いはフライトによっては行った場所の魅力再発見のような催しも、自分自身強く惹きつけられるなぁ、と ^^
今回が、Lunch Trip通算130回目のフライトであったそうですが、遥か遠くに感じていたパレスチナを
「この感じだと、The Walled Off Hotelに先々行けることがあるかも?!」とか現実感伴った射程距離に入れてしまう提供される情報の立体感は見事だなぁ〜と。
そのようなことから、2020年も後々の思い出に刻まされるであろう2月29日を過ごすことが出来ました 🙏