先日、今年(2015年)初となる Lunch Trip/ランチトリップ のロシア便に参加。
ご存知のない方のために Lunch Trip とは・・
” 食と旅を通して、知らなかった世界を楽しく学び、自分のこととして考える体験を提供します。”
をミッションに掲げ、私個人ではFacebookを通じて、活動を知り、参加するようになり・・
アイスランドに始まり、シリア、ブータン、イラン、ブルキナファソ、ミャンマー、メキシコ、ラオスと様々な国に誘(いざな)って頂きました。
▪️▫️▪️Lunch Trip Flight Record 2014▫️▪️▫️
1. >>ランチトリップ ミャンマー便に搭乗 <<
2. >> ランチトリップのラオス便に搭乗。古来からの歴史が脈打ち、雄大な眺めを持つ国だった <<
3. >> ランチトリップ、メキシコ便に搭乗。荒野にサボテンのイメージは、果たして <<
4. >> ランチトリップのラオス特別便に搭乗。日本人トラベラーが感じたラオスの等身大の姿 <<
未知の大国の実像や如何に・・
で、今回はロシア。ソ連時代から地球儀、世界地図に陣取る広大な国土に対して、伝わってくる情報のオブラートがかった特殊性などのミステリアスさに惹かれ、
長く、漠然とした興味を抱いていて、大前研一さんであったり、佐藤優さんの著書などから情報を仕入れたりしていましたが・・
今回、ロシアに滞在された日本人の方(ボリショイ劇場勤務)とロシア人の方のガイダンスのもと
ロシア料理を頬張りながら、約3時間のフライト(イベント)で同国について学びを得てきました。
困った人は放っておけない国民性
まず、国民性に関しては困っている人を見ると手を差し伸べずにはいられない特徴が有り、
例えば女性が重い荷物を持つ事はご法度であったり、ガイドの方がロシアで就労したい旨の意向を示したところ、受け入れ先を親身になって探してくれたりといった反応を得られたそうな。
他のコミュニティでも、(ロシア人は)世界一親切な民族と耳にした事があり、意外な感もありますが、実態は確からしいです。
荷物に関しては、仕事で扱う場合、具体的に女性が扱う重量が法定されているとか。
医療費、教育費は原則無料。敬語が有り、年長者を敬う文化が根付いている。
交通渋滞の深刻さが社会問題化しており、モスクワを走る地下鉄は40秒に1度程度の頻度で運行されているそうな。
文化面ではバレーが有名で、世界的に広まる役割を果たしたのは、ロシア。バレエ団に入るには親の血筋までみられるなど、プロになるには熾烈な競争を勝ち抜くことが求められる。
日本に対しては、古来からの文化を持つ国、ハイテクノロジーなどのイメージが持たれ、映画監督の北野武、小説家の村上春樹が有名。
体験談により、高まる臨場感
上記はメモ書きしてきた内容で、フライト中はそれがらエピソーを交えて語られ、レディ・ファーストが徹底されていたり
困っている人は放っておけないなどの意外さの他、生活するのなら英語が通じないためロシア語の習得は必須で、且つ文法の難解さなどは思っていた通り。
気候は日本と比較すると寒く、その中で温度差が激しく、風が吹けば桶屋が儲かる的に、冷え込みによって、整形外科が繁盛する循環?があるそうな(笑)
といった具合に、学べる事と確認出来た事の両面があり、遠い国が少し近付いた感覚はありました。
味覚で感じるロシア・・
食べ物はピロシキ、ボルシチなどは事前知識がありましたが、確か当日メニューとして供されたのは、それ以外のロシア料理で
イベント(フライト)の舞台となったカフェロシアでは、調理する方がロシア人で且つ味付けも家庭料理を念頭に置かれているとの事から
限りなく本場のロシア料理が再現されていたかと思いますが、とても食べやすかったです。
イベント開催場所 >> カフェロシア (JR吉祥寺駅前)
飲む方は当日はアルコールを口に含みませんでしたが、ウオッカがイメージされる国だけに、ロシアには酔っ払いは多いそうな・・。
学んで狭まった距離、深まった好奇心
TV、新聞を通じて抱いてきたロシアは、内向きで気難しいイメージを抱いていましたが
実態はフレンドリーで、旅行に非日常を求める自分のようなタイプは、目的地の一つに足り得そうです。