ジョージ・ミラー監督が2015年に蘇らせた「マッドマックス」の世界観に浸った120分:「マッドマックス 怒りのデスロード」鑑賞記

毎月1日は「映画の日」という擦り込みが効いて、自然と1日が近くなったり、その日を迎えると

「見たいのあったかな?」と調べたりしています。前回、映画を観たのも(5月)1日でしたが・・

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今月は先日、実家に立ち寄った際に、好評がコメントで埋め尽くされた『マッドマックス 怒りのデスロード』に

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胸騒ぎがして・・

一旦、収納されていた感覚が、1日を迎えた事実に反応・・ 行動として促され、

上映時間を調べていれば「あぁー、これ行けちゃいそうだな」と、鑑賞を思い立つに至った次第(笑)

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広告で感じた「胸騒ぎ」の正体・・

キッカケとなった好評で埋め尽くされていた媒体は、広告なので、その事は当たり前の自体ながら、

そのコメントでの褒め方が気になって選んだ一作。

鑑賞中に胸騒ぎがしたのは、この事か」と早々に広告で覚えた感覚を引き寄せられましたが

「来て良かったなぁ〜」の感慨も鑑賞中から。

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それは、作品を通じて印象に残る疾走感であったり、希望に向けてめげない姿勢であったり、

特に良かったのはキャラクターの設定、異様さ、あるいは奇怪な動き方であったり等、一癖も二癖も感じられたところも随所に。

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それが「世界観」として「これぞマッドマックス!」という按配で、上映時間中、観ているものの非日常の世界に引き込んでくれた事などが相まって。

独特の「世界観」を体感出来るのは映画館であればこそ

時間を遡らせて「マッドマックス」の封切り前に本作のロードショーは知っていたものの・・

「マッドマックス」=「(主演)メル・ギブソン」の図式が既に頭の中で確立されていて

当初は鑑賞予定でなかったところ、広告の見事さから前提が覆された今回。

もっともストーリー自体は終わってから「だから、どうしたの?」と、

鑑賞後に何か特別な感情を呼び起こしてくれる手合いの作品ではないものの

多少なりとも「マッドマックス」の一語に反応されていて未視聴の方々をはじめとして

「マッドマックス 怒りのデスロード」予告編

その独特な世界観であったり、今、思い起こしてみると色使いも巧みであった印象で

私と同じく何か予感がする方は(笑)

どっぷりとその世界観に浸らせてくれるのは、DVDでなし、映画館が威力を発揮してくれる作品なんだと思います。

 


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