明治大学ラグビー部を22シーズンぶりに大学選手権優勝に導いた田中澄憲監督の
『明治復活の秘密!』と題された講演会に参加。主催は、明治大学OB/OG組織の紫紺クラブ。
Facebookのニュースフィードに流れてきた広告に「おっ!」となり、
これは貴重な機会と即反応し、指折り楽しみに迎えた当日。
下馬評を覆したゲームプラン遂行
冒頭、天理大学相手の大学選手権決勝の解説ということで、下馬評で(明治大学が)不利と評されていた中、
3つのポイントを中心に戦略を構築。
それまでシーズン中で1回も使っておらず、チームで喧嘩しながらデザインされたプレイが
ゲームで一発で決まりトライにつながったり、
関西リーグで圧勝してきてリードすら許してこなかった天理大学を慌てさせるプランなど、下馬評を覆した舞台裏話しなど冒頭から興味深い内容でした。
実は田中澄憲監督は「講演はお好きではない」とのことで10分少々で本パートは終わってしまい、
そこから質疑応答形式で、田中澄憲監督がラグビーを始めったらきっかけから
黄金期を築いていた明治大学ラグビー部に進み、サントリーサンゴリアスへ入部され、日本代表として海外遠征に出られた際などライフストーリー的なお話しに。
印象的であったのは、サントリーサンゴリアスに加入時、スクラムハームのレギュラーとして絶対的な存在を発揮していた
永友洋司さんに練習初日から頭を踏まれたというところに始まり ^〜^;
その後も二人は毎日殴り合いと形容される状況を繰り広げていたそうな・・
レギュラーの座を掴むためにはチームメイトから信頼されているか?チームがやろうとしていることを理解しているか?など
ラグビースキル以外でも身につけるべきことがあり、先輩からの試練を乗り越え4年目頃からようやくゲームに出られるようになったとのこと。
また、2003-2004シーズンから創設されたトップリーグ、優勝チームは4チームにとどまり、
チームに文化、プレースタイルが確立されていないと頂点に辿り着けないといった話しは、ラグビーの奥深さの断片に触れた思いが印象に残りました。
「明治」で繋がる絆
そこから参加者からの質問で、今シーズンの明治大学ラグビー部の展望(昨シーズンのメンバーの相当数が残っているので優秀出来る力ある、司令塔を担う山沢京平選手の潜在力 etc)であったり、
50分程度、田中澄憲監督もご参加されての懇親会が開催され、
参加者の方々との懇談で懐かしの先生の名前が飛び出したり、思わぬ接点が見出されたり、立地が異なる学部あるある話しに、
最後は皆で輪を作って校歌を斉唱するなど、
(2019年)1月⬆︎以来で、存分に明治愛を感じてきました 〜