連夜、Al Pacino:アル・パチーノ出演作品を視聴してきて、目ぼしいところでは『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』くらいとなったため
(同作鑑賞には予習が必要との情報から)一先ず同作は置いといて、「他、誰かいるかなー」で思い付いたのが、Mel Gibson:メル・ギブソン。
さっそく検索にかけたところ「あった、あった」と行き着いたのが、
『キック・オーバー』。
日本公開2012年とのことで、鑑賞済みであったのか怪しかったですが・・
あらすじを確認してみたり、履歴を辿るなどしたものの大丈夫そうで、実際、見始めてみれば初見。
200万ドルもの大金を強奪するも、逃走劇の末、メキシコ国境越え地点で捕まり、刑務所に収監。
余所者の洗礼を浴びながら、小事件を起こしながら脱獄の機会をうかがい、
不遇の憂き目に逢っている者同士で人間関係も芽生え、救出劇を交えた脱出劇へのプロセスが描かれているのが、ストーリーの骨子。
軽快さにアクションに漂ってきた「らしさ」
一旦、表舞台からの退出を余儀なくされてから『復讐大捜査線』⬇︎を契機にした
復帰第三弾との位置付けになるでしょうが、
メル・ギブソン自身が製作陣に名を連ね、脚本も手掛けいて、本人の意気込み、思い入れが伝わってくた作品。
映画『キック・オーバー』予告編
シーンの殆どが刑務所内で、予算と調整された結果でしょうが、序盤は軽快なトーンで、
後半は持ち味のアクションシーン主体となり、
『マッドマックス』『リーサル・ウェポン』シリーズや賛否分かれども個人的思い入れのある『ブレイブハート』といった代表作の域には及ばずも、
随所に「(メル・ギブソン)らしさ」感じさせてくれる内容でしばし日常から切り離される感覚とも心地良かったです。