答えは我(だけ)に在り
昨日投稿の「真言密教で初めて学んだ事」について、講演者の伊東信明先生からフォローアップのメールを頂戴し
私のブログをご覧になっての事ではないとの認識ですが ^^;
>知恵:もともと人それぞれに内在されているもので、勉強する事>によって、それが呼び水となり、浮かび上がってくる。
(>部分は昨日の投稿からの引用)の部分に関して・・
>> 自分の思考の外側にあるであろう「密教」の考えに触れた半日 <<
自分の中に智があり、答えがあるということ。この智を導き出すにはコツがある。
それは自問自答すること、そして声に出して話すこと。お経を読んでいると自問自答しているように書かれている事が非常に多い。
但し、いつか本や他の人など外部に答えを探すようになって、かえって迷われた事はないか?
本を読むことも必要であるし、人に相談する事も良い。但し、あくまで、それは自分の中にある答えを引き出す呼び水。
最後は自問自答して、自分の中にある智とつながり、答えを発見していくことが大切。
あくまで、自分の中に答えがある事を忘れてはいけない。
自分を小さくしないで、本来の心そのものとして伸びやかに広げていって欲しい。
答えは人それぞれ違う。それゆえの悩ましさ
かつて速読の講座を受けた際に、その筋では著名な園善博先生が、有名人が書籍のオビに推薦コメントを書くと売れる事実に対して
「(自分で)読みたい本くらい自分で決めろ」といった疑問を呈されていたり、
「君に友だちはいらない」の刊行記念講演で、著者の瀧本哲史さんが、今の時代、カリスマにあらゆる事の解決を委ねる風潮がある点を指摘されていましたが・・
昨日の講演での学び(の一つ)は、あくまで自分の中に答えはあると。神田昌典さんの言葉を借りると
「自分の人生を生きろ(決意した瞬間からその人の人生が始まる)」
という事になりますが、人それぞれ答えが違うところが悩ましいですよね。
あくまでも決めるのは「自分」。昨日今日で再認識する契機を迎えました。