土曜日(2019年10月26日)の午後、八重洲から ↙️
高円寺フェス2019が開催されている高円寺に移動し、みうらじゅんさんと安斎肇さん登壇のトークイベントへ。
みうらじゅんさんが毎年ホストを務められ、本来、高円寺を沿線とする中央線に因んだゲストを招いているものの
近年コンセプトが崩れてきてしまったそうで・・
安斎肇さんは「中央線の匂いがする人でしょう」(笑)ということで、おなじみの二人で高円寺に降臨。
好奇心膨らむトークの行方
夏に安斎肇さんに「(高円寺で)トークするテーマって決まってるんですか?」と質問すれば「決まってるわけないぜ」と、
果たして高円寺に因んだものなのか、何を話すんだろう・・?という関心を持っていましたが、
定刻を迎え、まず、みうらじゅんさんが勝新太郎さん逮捕時に被っていた(ものと同タイプの)帽子をまとい登場。
いきなり場内が爆笑に包まれましたが、その帽子を手掛けてくれた(注文に応じてくれた)店を紹介したのが、安齋肇さんとのことで、
「安齋さんは優しい人で、僕の頼みごとを色々と聞いてくれたことを紹介・・」といった振りから安齋肇さん登場。
写真で振り返る30年史
お二人が揃ってからは勝新太郎さんの話しが続いたり、みうらじゅんさんが、タクシーに乗った際に安齋肇さんに間違われたというエピソードから
「人は見かけで判断されている」というフラグが立って、安齋肇さんがタモリさんに間違われたり、
みうらじゅんさんがオバさんに間違われたり、果てはみうらじゅんさんと安齋肇さんが夫婦と勘違いされたり・・
という序盤から、その後は(行ったことないのですが)スライドショー形式で、
1993年9月26日、安齋肇さんがみうらじゅんさん宅を初めて訪れた際のスナップショットに始まり、
30年に及ぶというお二人の交友録が、数十枚に及ぶ写真をもとに振り返られていきました。
いたずら心が、よもや?!の
素材として取り上げられたのはプライベート時だったり、安齋肇さんがデザイナー若しくはアートディレクターとして手掛けた出版物、CDジャケットであったり etc.
個人的に一番盛り上がったと感じたのは、みうらじゅんさんと安齋肇さんといとうせいこうさんとで扮した
架空の?ユニット ヴァギナーズに関して。みうらじゅんさんが業界関係者に、
ニューヨーク(だったかな)で話題のヴァギナーズ来日!、といったお知らせを大量配布したところ
殊の外、話題となってしまい、これはヤバイと感じて中止のお知らせを出し、火消しに走ったそうですが、
正体がみうらじゅんさんと分かっていない、みうらじゅんさんと親しい編集者が、
「この子、凄いタイプなんだよね」と、みうらじゅんさんが扮したメンバーに入れ込んでしまっていたエピソードなど
遊び心が過ぎ感じがもの凄かったですが ^〜^; インターネットが今のように普及する前だから?成立し得た仕掛けでしたかね・・
みうらじゅん x 安齋肇 x 高円寺 の思い出
みうらじゅんさんは、本にTV出演は幾度もといった(最初はチャーリー浜さんとの「東京なにわ倶楽部」と記憶)経緯ながら
目の当たりにしたイベントは、ようやく今回が初といった巡り合わせ。
会場の女性比率の高さに、場内がドカンドカンと来る感じに、何より、安齋肇さんとケンカしながらも仲の良い様子が数多くのスナップショットから伝わり、
「よくこれだけの写真撮って(残って)いたなぁー」 と、この辺、みうらじゅんさんの真骨頂だと思いますが、
幼少の頃から馴染みのある街、高円寺で何とも濃いぃひと時、印象深い思い出を刻んでくることが出来ました〜