自分史の名所
人それぞれ母校と言われる場所は数箇所あると思いますが、自分の場合、地元の小学校が生徒数の減少から数年前に廃校となってしまい、
今はマンガ家育成等の当初の設立目的とは異なった利用が成されており
佇まいは感じられて安堵の感はあるものの、寂寥の感は否めず。
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自分史を振り返る、特にその期間が長くなると、映画「スタンド・バイ・ミー」、そして挿入歌のBen E. Kingの歌が脳裏に再生されます・・
Ben E. King “Stand By Me”
ノスタルジーへの誘い
従来は関係者しか立ち入りが認められていないのですが、構内の一角で写真展覧会が開催されており、一部空間が開放。
それに便乗(間隙を縫って)、自分が日々通った空間を体感してきました・・
30年の時空を遡るので、足を踏み入れたところで、「この辺だったかな?」程度の記憶はあるものの
詳細は場所を特定するには至らずも、(小学)5年生の時は校舎最上階の屋上脇の教室数が2つしかない所であったため、
「ここだ!ここだ」と強烈な郷愁に駆られ、立ち尽くす事しばし(遠い目)
もはや学校としての機能は失われて久しく、構内に漂う空気も過去の息吹が辛うじて感じられる程度でしたが、
こうして今一度、この光景を目の当たりに出来た事に大きな意義があったのかもしれません。
公立校であったゆえ、この場に集う者、皆、学校から歩ける圏内に固められていましたが
すっかり同窓生も転居で近況を知る事すら難しくなった、この状況下。
Alice Cooper “School’s Out” as