「とうとう、この日が来てしまったかぁ」と2023年7月2日=中野サンプラザ閉館日。
朝からYahoo!のヘッドラインを飾るなど
長きに及んで馴染みを持つ者として否が応でも意識させられましたが、「中に足を踏み入れることは今日で最期」と現地へ。
「そりゃそうだよなぁー」と、中野サンプラザに近づくにつれカメラを手にした方がそこかしこに ^^
館内に足を踏み入れると閉館日を飾る山下達郎さん出演のコンサートホール以外の機能大半は既に終了していた様子で、
関心を持っていた記念グッズも売り切れて機器は撤去済みであるなど拍子抜けさせられたところもありましたが、
奥に進むほど、もうこの感覚は再現することが出来ぬものと感慨深くさせられ、
予定に縛られたこともなく、しばし立ち尽くして場内の雰囲気に浸ってきました。
そこにあるだけで満たされる存在感
訪れた目的は、コンサートホール(2〜3F)が主で即座に思い出されるのはANTHRAX, CASIOPEA, David Lee Roth, RAMONESといったところ。
記憶を辿ればもっともっとというところですが、
その他、最上階(20F)のレストランに、地階のボウリング場に時を遡ればプールに入った思い出も微かに。
レアに中層階を訪れた機会も懐かしく思い出されますが、何かをするためにというよりは
そこ(中野駅北口駅前)にあるだけで満足させられるという安心感が圧倒的でした。
思い出の場所はタイムカプセルに。そして・・
中野サンプラザの存続に関しては、かれこれ地域の選挙等で10年以上議論されてきたことで、俎上に載せざるを得ない背に腹代えられぬ事情あっての閉館と承知していますが、
これだけ地元から域外の方々に親しまれた施設は中野のレガシーとして人々の心に刻まれ遺されるであろうと、願わくば後継施設にはDNAを引き継いで欲しく切に願います 🙏 中野サンプラザに感謝の念を込めて。