俳句の奥深さの一片を感じてきた 夏井いつきさん&奥田瑛二さん『よもだ俳人子規の艶』発売記念トーク&サイン本お渡し会 参加記

朝方から肌寒い雨降りに見舞われた日曜日(2023/10/15)の午後、高田馬場へ足を運び、夏井いつきさん&奥田瑛二さん『よもだ俳人子規の艶』発売記念トーク&サイン会(サイン本お渡し会)に参加。

学生時代に観た印象が今も残る映画『海と毒薬』に出演されていた奥田瑛二さんの参加にフラグが立ち参加を思い立った次第。

俳人 夏井いつきさんのお名前も、8月に読んでいただ梅沢富美男さん句集からバッチリ  << 2023年8月25日投稿:画像は記事にリンク >> 夏井いつきさん&奥田瑛二さん『よもだ俳人子規の艶』(朝日新書)発売記念トーク&サイン会(サイン本お渡し会)

開場待ちをしている間、雰囲気は温かくも実際に俳句を嗜まれている方同士、お知り合いが点在されている様子にアウェー感を感じながら開演待ち。

8月インパルス板倉俊之さん以来の芳林堂書店高田馬場店8Fイベントスペース。三列目中央部からの眺め.-

程なく定刻を迎え、『よもだ俳人子規の艶』(本書)を共著されたご両人登壇。

古くからのお付き合いかと思いきや、長く(34年?)俳句を詠まれてきた奥田瑛二さんにコロナ期前「夏井いつきさんと対談いかがですか?」とのオファーを受けたことに端を発してからとのこと。

感性の違いから違った角度から俳句の醍醐味について語られるお二人。奥田瑛二さんは映画人としての立場から映像と紐づいた世界観に言及

対談にあたって奥田瑛二さんは(好きで自己流にずっと嗜んできた)俳人としての矜持から膨大な正岡子規作品をまず読む(=意味を捉える)ことなどして当日に備えられたそうな。

お会いされた際は評価する正岡子規評がことごとく異なったそうで、この辺り俳句の奥深さの一端を感じた思いでしたが、

『よもだ俳人子規の艶』を手に、夏井いつきさん&奥田瑛二さんと

奥田瑛二さんの俳句への思い入れが伝わるなど、その場から意気投合され、(感染症の影響から)3年の月日を経て本書出版に至るまでの交流録に、お二方の俳句に対する思い入れを45分。

30分ほど参加者からの質問が登壇者に投げかけられ、余所者(アウェー)ではありながらアットホームな雰囲気も感じつつ、今までにないちょっと独特な日曜のひと時を過ごしてくることが出来ました〜


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