ラグビー日本代表でトモさんの愛称でもお馴染みトンプソン ルーク元選手の
『トンプソン ルーク』を読み始めてから
第1章 4度目のワールドカップ
第2章 スポーツ一家に生まれて
第3章 近鉄との最高の出合い
第4章 日本人として戦った2011年
第5章 日本の新しい扉を開いた2015年
第6章 ラグビーがすべて
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トモさんが愛される理由(村上晃一)他
などと章立てされているうちの第4章まで読み終えたので、そこまでのおさらい。
ラグビー日本代表においての存在感に、選手にファンからもトモさん愛称で親しまれているキャラクターに関心を持っていた折、
(2020年4月)月初、サイン本入荷情報 ⬇︎
に、即反応して入手していた一冊。
運命の地、日本
冒頭は、当初は応援する側で楽しむつもりであったラグビーワールドカップ2019 日本大会について
日増しに強まっていった出場意欲、電撃復帰劇に、
前哨戦での
” ジェイミーは直前のスプリングボクス(南アフリカ代表)とのテストマッチが終わった後、「(トンプソンに)失望した」と言った。”(p12)
と土壇場で味わった苦渋に・・
そこから時は生まれ育ったニュージーランドでの日々に遡り、やがて
“「日本のトップリーグの三洋電機で1年か2年プレーをして、カンタベリーに戻ってくるのはどうか?」と聞いてきた。”(p41)
と後の運命を左右することになったオファーから
プロラグビー選手としての昇格に胸高ぶらせたものの、意に沿った活躍を果たせず、
” エージェントの予想通り、三洋電機との契約が更新されることはなかった。
これから、どうしたいのだろう?どこでラグビーをプレーしたらいいのだろう?
なかば絶望的な気持ちで帰国の準備を進めていた時、エージェントから「近鉄からオファーが来た」と電話がかかってきた。”(p42)
と運命を決定づけた瞬間に、トンプソンルーク元選手のキャリアが、テンポ良くに綴られています。
愛されたワケ
これまでのところで印象的であったのは、
” 自分にとって初めてのワールドカップ。その初戦のオーストララリア代表戦では、90点も取られて完敗を喫してしまった。”(p46)
の一文に「あの時かぁ」と、2007年、フランスのリヨンで自分もスタジアムの一員として場を共有していた巡り合わせ。
これから世界を震撼させたラグビーワールドカップ2015に時計の針は進むことになりますが、
その後には、ラグビージャーナリスト村上晃一さんの寄稿もあり、選手やファンから存分に愛されたトモさんの人がらに触れられることも楽しみです ^^