LOUDNESS 二井原実さんの自伝『二井原実自伝 真我 Singer』を読み始めてから
第一章 誕生前夜〜THE BIRTHDAY EVE
第二章 ラウドネス始動〜LOUD ALIVE
第三章 アメリカへ〜THUNDER IN THE EAST
第四章 決別、再生〜DREAMS OF DUST
第五章 再会、出航〜THE SUN WILL RISE AGAIN
第六章 そして未来へ〜RISE TO GLORY
第七章 家族よ〜ONE
とあるうちの第二章まで読み終えたので、そこまでのおさらい。
二井原実さんの本は、遠い昔『ロックン・ロール・ジプシー』を読了していたはずも、内容はほぼ失念。
本書は、二井原実さんの生い立ち、キャリアを克明に記されており、
中学卒業後、進学校の上宮高校に進学し、
” この高校では、「クラブ活動」という授業があった。僕は当然のように軽音楽的なものに入ろうとした。
最初の授業の日、まず全員が自己紹介をさせられた。何か出来る者はその場で演奏するなり歌うなりしてみてください、と。
僕はその場で、泉谷しげるの「春夏秋冬」という曲を弾き語りで歌った。
クラブ授業後、「おまえ、すごい声をしてるな!」と言ってきたのが、同学年で違うクラスにいたシャラこと石原慎一郎だった。”(p37)
と経緯のみ頭にあった二井原実さんのEarthshaker時代であったり、
” 自分の音程の悪さについては、実は当初から気にしていた。京都でソウル・ミュージックを一緒にやっていた仲間たちからも、僕は音程が良くないしリズム面でもちょっと問題があると指摘されていたし、
ラウドネスへの加入が決まったのも、そこをなんとかしたほうがいいと言われていたさなかのことだったのだ。”(p75)
と衝撃のカミングアウト的内容であったり・・
二井原実さんの視点から振り返るLOUDNESS
LOUDNESSに関しては、高崎晃さんの自伝『雷神』も読了している経緯から
本書では別アングル:二井原実さんの視点から捉えたLOUDNESSという読み方が出来るであろうと、
二井原実さんご自身、インタヴュー等で折りに触れて言及される(LOUDNESS)解雇(第四章)が一つのハイライトに思っていますが、
自分史と長く並走しているLOUDNESSの知られざるインサイド・ストーリーを楽しみに読み進めていきたいと思います。