小川淳也衆議院議員の理想と現実の狭間での絶えざる苦悩:DVD『なぜ君は総理大臣になれないのか』鑑賞記

遡ること昨年(2021年)11月、たま〜に立ち寄る書店のキャンペーンで、とりあえずと購入時に手渡された応募用紙からと参加してみたら

忘れた頃に ↓

当選メールが着信。

手にした大島新監督作品『なぜ君は総理大臣になれないのか』のDVD、見るか否かは暫く決めていなかったものの

当選品のDVD&大島新監督のサイン入りパンフレット

今月(2022年6月)、話しの主人公 小川淳也衆議院議員を目の当たりに出来る機会があり、

サインの求めに「光栄です」とご快諾頂きペンを走らせて頂きました

サインを頂いたことで、「見てみよう」の機運高まり鑑賞。

志と吹き荒ぶ風と

総務省官僚から政治家にならねばならぬといった使命感から周囲の反対を押し切る形で一念発起し、(当時の民主党から)政界を志すことになり、

地元のマスコミ等を経営する名家出身の自由民主党議員との選挙を経て、

政治の世界へ突き動かされての初心

初回挑戦は跳ね返されるも、2回目で比例復活。

理想と現実の狭間で絶えず苦悩、我慢を強いられることが常態化する中、家族をも巻き込む形で話しは進行していき、ドキュメンタリーのハイライトは希望の党旋風からの急失速で悩み深まる中で迎えた選挙戦といった内容で約2時間。

蓋を開けてみた政治の世界

小川淳也議員のことは支持にフォローもしておらずとも、ニュース番組での予算委員会質疑の様子や昨年の立憲民主党の代表選挙等で承知しており、

地盤もなく、一般市民が政治の世界を志すとこうなる(or 一例)といった感じで、政界ノンフィクション、政界の壁に苦悩しつつも歩を進めていく姿など、展開に興味深く出来る部分はありました。

タイトルに掲げられた総理大臣は、ストーリー中に起きた政権交代の不味さから再度予想される可能性は極めてゼロに近く感じられますが、本作を鑑賞したことで、小川淳也議員が今後どのように初心を遂げていかれようとするのかについては、一つアンテナが立ちました。


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