オリエンタルラジオ藤森慎吾さんが説く、こだわらず、逆らわず、競わない生き方:『PRIDELESS 受け入れるが正解』読了

オリエンタルラジオ 藤森慎吾さんの『PRIDELESS  受け入れるが正解』を読了。

オリエンタルラジオは、これまで ⬇︎

<< 2019年4月13日投稿:画像は記事にリンク >> 中田敦彦さんが説く、これからの時代の自分自身のための働き方改革:『労働2.0』読了

など、中田敦彦さんの著書を振り返れば4冊読んでいたことに、このところYouTubeで視聴しているSUSHI BOYS 登場回での

オリラジ藤森が特製激辛ドリンクで悶絶えww[SUSHI★BOYSのいたずら #179]

残像が強く ^〜^; サイン本が出るという情報に触れ

出典:徳間書店広報宣伝Twitter(画像はTweetにリンク)

注目していた一冊。

予告に反応し、入手叶ったサイン本

華々しい芸能界デビューの裏、そして・・

本書は、大学生時代のアルバイト先で知り合った中田敦彦さんのしごきを受けながらお笑いの世界に飛び込むべく

大学卒業後に門を叩いた吉本興業の芸人養成所、通称NSCでの助走期間を経て

” 卒業と同時にデビューという幸運にありついたのだった。”(p52)

と高い目標を掲げ取り組んだ成果から、レギュラー番組獲得など華々しく人気者の地位を確立するも

” あのころのぼくは世間から見たら、芸人として売り出し中のオリエンタルラジオとして、うらやましがられる状況にあったのかもしれない。

でも実態は、仕事上でなんの手応えも得られず、周りからは認めてもらえず、苦しんでばかりのつらい日々だった。”(p78)

という芸能界での出発点から

” 初めてチャラ男キャラを発動させたのは、2011年のことだった。キャラづくりのきっかけはいろいろあったのだけど、チャラ男というネーミングは、だれあろうタモリさんから授かったものだった。”(p80)

と、『笑っていいとも!』出演前にタモリさんからの助言に従って、芸能界で生きる道を確立していき

” 考えたうえでぼくが自分のなかで打ち立てた方針はこうだ。

「何事にもプライドを捨てて臨むこと」

自分はスゴいんだ、やればできるんだと信じて、気持ちを鼓舞していくやり方だって世にはある。

でもぼくはそうせずに、周りの「スゴいひと」に頼ったり、時流にうまく乗っかることを、いちばんに考えるようにしてきた。”(p99)

と、これまで辿ってきた半生を踏まえ得られた学び、人生訓が綴られています。

流されるも良しな生き方

人生訓を得られることになるまでには、

” ひとに取り入るのは得意。ひとと関係を築くことは、まあできる。でもそのぶん本当の実力がまるでない。自分ひとりじゃなにもできない。そんな情けない感じが、いつまでもぼくにはついて回った。”(p132)

或いは

” 自分を貫く芯のようなものがなさすぎて、ふらふらしすぎるのが原因かもしれない。そうした部分は、きっといまもほとんど変わっていない。

ただしずいぶん神経だけは図太くなったから、失敗したって当たり前、そんなこと気にせず何度もぶつかっていって、すこしずつ軌道修正しながらうまく自分の道を見出せばいいやと割り切れるようになっていった。”(p144)

と、自分の長所短所を見極め、 試行錯誤を経ながら現在地に至った過程を読書を通じて共有でき、

シュリンクを開封すれば「FILLLLAGEもね!」メッセージ付きの 当たりでした ^^ 

何より欠かせなかった

” ぼくの半生は、失敗とか挫折の連続だ。それでもめげずに、なんとか前を向き続けられた。それはなぜか。いつだって「帰れるところ」があったから。

ぼくにとっての絶対的な安全基地、それは家族だ。”(p190)

との拠り所を力に、

お笑いの世界から今は役者領域にも活動の幅を拡げ爪痕を残す、藤森慎吾さんの実体験ベースから軽やかに日々のヒントに触れられる著書です^^


Comments

comments