神田昌典さんが最初で最後、直接起業家育成をプロデュースする「ビジネスプロトタイピング講座」に、合格!

 

この夏は、この夏休み恒例の海外に行く事も無く、「忍」の一字に近い展開でしたが

昨日の HOTEI Premium Live @ Blue Note Tokyo の他に今週あった嬉しい事を一つ。

 

神田昌典’s 世界観に魅了され14ヶ月・・

様々なセミナーを顔を出すにつれて、自分主体の生き方を模索した思いが強くなっていきますが、

その中で、神田昌典さんは『非常識な成功法則』で示された型破りな法則であったり、

 

昨年1月に(渋谷)ヒカリエホールで開催された『神田昌典全国縦断講演会~2013年に飛躍する人の条件』での世界観に魅了され、

それ以来、自分的に最も影響力のある人物のお一人となり、今も、神田さん主催の実践会アカデミーでは直に学びを受けられる貴重な機会に恵まれています。

 

心の声に従って、身を委ねてみた。

その神田さん配信のメールマガジン?で、神田さんが

「起業家育成を直接手掛けるのは、おそらく、これが最初で最後です。」

とアナウンスする「ビジネスプロトタイピング講座」の案内が2週間前にあり、ウェビナーでは無料で受講出来る事もあり、先週時点で既に3,000人を突破しているとの事。

 

で、この講座をライヴで受講出来る権利が付与される人が最大30名募集されるとの事。

最初は、神田さんのメールマガジンの登録者数が15万人だから、他人事のように読み流していましたが

〆切りの数日前になって途端にその感覚が失せ「応募すれば受かるんじゃないかな」との思い込み?、心の声を耳にする事に。

心の声に導かれるまま〆切り日当日に、ここのURL(http://www.MeWiseMagic.net)やらかつて仕事で作成した添付の断片やらを応募書類としてまとめ

普段は「面倒だなぁ」なんて思ってしまいがちなデスクワークを楽しみながらあっという間に仕上げて、やっぱり「いけんじゃないかなぁ」なんて(笑)

 

「弱気は最大の敵」 by 津田恒美

予定表に記載されていた合否発表が翌々日の水曜。その時も、不安よりはワクワクした感覚が強くて

結局、その日に連絡は無かったもののスケジュールを確認したところ「予定」の二文字が入っているし「遅れているんだろうなぁ」くらいの感覚 ^^

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自分にとって望ましい状況を、ずっと心に描く事、36時間+。そこで待ちに待った結果通知の連絡は翌日の昼、メールで。

メールを開封すれば・・予感的中の「合格」!

BusinessPT

それで、こうして一連の流れをブログに書き込めているわけですが、その時は喜びの様子を周囲に悟られぬように感情を噛み殺して、

一人ニンマリとして気分良く週末を迎え、今、過ごしているといった。

 

今一度立てるスタートライン

実際、如何ほどの応募があって、この事が起業家としての成功を意味するものとは違いますが

神田さんのコピーにあった

” 今回、強力な30名にお集りいただきたいと思っています。”

” 選抜された30名で触れられる半年が続いたときに、あなたの人生のステージは、後戻りをすることがない進化を遂げることになるからです。”

といった文言にワクワク感を禁じ得ず、こちらをご覧の皆さんを喜びをシェア出来ればと思いました。

 

講座は9月から始まりますので、その模様は逐次シェアさせて頂ければと思っています。

今後とも温かなお付き合いのほど、宜しくお願いしまーす(ペコリ)

David Lee Roth “It’s Showtime!”

 

布袋寅泰 : HOTEI Premium Live @ Blue Note Tokyo 素晴らしかった!

先月末に、Blue Note のサイトを「何かないかなー」と眺めていたら HOTEI  -Premium Live- の表記を発見。

BLUE NOTEには年1回程度のペースで、今まで 忌野清志郎、八代亜紀、坂本龍一、Steve Gadd Bandといった観覧暦。

わりと1回限りのライヴと縁があって、抽選申込期限と重なり、考える間もなく、ダメ元で申し込んだ次第・・

1週間の間隔を経て「当選」のメールが届いて、普段、東京ドームだったり、 日本武道館で公演しているアーティストが間近で見れて「ラッキーだな」と。

夏にめぼしい予定が立っていなかった事もあり、この日を楽しみにしていました。

BOOWY世代とは言えども・・

もっとも、私と布袋寅泰さんの距離感となると、学生時代、BOOWYの絶頂期で、間違いなくBOOWY世代と言えるものの

アルバム、ライヴ等の購入履歴はなく、iTunesで唯一 “Runaway Train”をダウンロードした程度。

そこも普通は 「 BEAT EMOTION からなら、”B・BLUE”でしょう」とツッコミが入りそうですが(笑)

しかしながら、今や世界のHOTEI「外す事はないでしょう」と、ワクワク感を胸にいざ Blue Note /ブルーノート へ。

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Foursquareでチェックインしたら、昨年10月の Steve Gadd Band以来。

「もしやあるかな?」と思っていたサイン特典はないものの、普段、Blue Noteで見掛けないTシャツ等の物販売場はあり、時間を追って賑わいをみせていました。

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限定物狙いで早めの会場入りも、DVD購入者へのトークショー招待の抽選が行なわれていた程度

Blue Note Tokyoは横に長い

開演1時間前となり会場内への案内が始まり、今回の席は人口密集度の高いアリーナ席から外れ、

狙ったところはサイドボックスシートL。端っこに落ち着きを感じる人間にはピッタシの場所ですね。幸い、エリアの中心近くで見辛さを感じる事もなく。

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サイドボックスシートLからの眺め
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Blue Note恒例の公演限定メニューは布袋セレクションで Fish & Chips、布袋さんが昨今の乾杯酒としているスペインのカヴァに、オリジナルカクテルは、その名も(代表曲に因んで) Poison !

ギターの醍醐味が伝わるHOTEIワールド

ほぼ定刻の21:30に始まったはず。ザクザクとしたリフの刻みが心地良いインストゥルメンタルナンバーに始まり

金曜夜の開放感が相俟って、俄然惹き込まれるHOTEIワールド。

途中のMCでありましたが、イギリスに活動の拠点を移して約2年の月日が流れたそうですが

その間、HOTEIの名を名前を誰も知らぬ場所でも積極的に活動を繰り広げているそうな。その間にはお母様の亡くすなどの不幸もあり、

ステージでは天国のお母様へ向けた演奏も2曲ありました。

名刺代わりの KILL BILL ナンバー

本編ラストはHOTEIの名を知らずとも、曲が始まると共に反応が得られるという

布袋さん曰く「名刺代わりの1曲」、Battle Without Honor Or Humilityで締め。途中、Drumソロ〜Bassソロを交え、アレンジが効いていました。

“Battle Without Honor Or Humility”

満場のアンコールの喝采に応え、最後の演奏が終わった頃には23:00を過ぎていたと思いますが、終わってしまうのが名残惜しいばかり。

アットホームで、ギターという楽器の魅力が存分に伝わるライヴでした。

BOOWYの布袋寅泰に始まり、今や世界のHOTEIへ

布袋さんと言えば、3月のThe Rolling Stonesの来日公演でゲスト出演した事が大きな話題となりましたが、

The Rolling Stones with Hotei performed “Respectable” at Tokyo Dome March 6th, 2014

聞けば間もなくリリースされる新譜でも Iggy Pop が2曲Vocalで参加しているとの事。

海外の伝説のミュージシャンからも一目置かれ、もはやBOOWYの布袋寅泰を遥かに超越した存在で、日本のミュージックシーンを背負う形。

それでいながら肩肘張らず、ギターの演奏、トリオ編成で放たれるHOTEIワールドに誇らしさも感じられる一夜でありました。

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HOTEIがブルーノートに君臨した二夜

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高城剛さんは説く、自分の可能性を、どんなに大変でも追求する事:『私の名前は高城剛。住所不定、職業不明。』読了

 

高城剛さんの『私の名前は高城剛。住所不定、職業不明。』を読了。

『白本』『黒本』と同様、Q&A主体の構成で、読みやすくサクサクといきました。

>> 高城剛さんが説く、1日10分自分と向き合う事の大切さ:『私の名前は高城剛。住所不定、職業不明。』中間報告 <<

楽しむ事も、ピンチとの付き合い方も、基準が明確な高城流

後半も高城さん流儀らしい回答が並び・・ Q. 問題が起きたときに、どのように対応しますか?」との問いに

” 解決しようとは思わない。理解する、納得することが大事。” (68%)

Q. 失敗したときの対処方法は?

” 悪いことほど、早めにオープンする。失敗をごまかしたり隠したりすればするほど、経験上ですが物事は悪化します。” (68%)

Q. すべてをリセットしたいと思ったことはありませんか?

” リセットとは、なにも解決になっていない場から逃げているだけだと思います。日々、変化していくことがポイントだと思います。” (73%)

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Q. ピンチのとき、どうしますか?

” ピンチこそ、人生の醍醐味ではないでしょうか?そのピンチをどう捉えるかで人生変わってくると思います。

変に自分を守ったり、ピンチを脱しようとしないことが僕にとっては大事で、まずは自然に流れるように流れて、客観的にピンチを見ます。

その流れを感じ、できれば同化しながら機会を待つことでしょうか。実際、同化した時点でピンチではなくなります。焦ると、ピンチはより一層大変なものになります。” (73%)

” 困難は自分の中にある答を見つける機会に過ぎません。もし、その道を見つけられなければ、ひとりで旅に出なさい。解答は必ず見つかります。” (74%)

(Twitter、Facebook等の)SNSを距離を置いている理由については

” いまの僕は自分自身と向き合って、自分の中から涌き上がってくるものを大事にしたい。” (87%)

高城剛からのエール

本の締め括りの「あとがき」では・・

” 僕は、誰でもひとつだけ世界一になれる可能性を持っていると信じている。それを、自分で知っているか、知らないのか、が大きな違いだ。

僕もあなたも世界に一人しかいないし、僕もあなたも世界一になれる「なにか」を必ず持っている。だが、それを探し出す内面への旅は、とてもハードだ。” (92%)

” 他者との関係で、自分を作ってはならない。自分の可能性を、どんなに大変でも追求しなければいけない。なぜなら、すべての必要なことは、必ず自分の中にあるからだ。” (92%)

と、読者へのエールで結ばれています。

この本で、高城さんの本は立て続けに3冊読んだ事になりますが、著作の中から一番強力に伝わってきたメッセージは『黒本』に出てくる件(くだり)

” 日々の「寂しさ」や「虚しさ」を忘れるために、なにかに「依存」する「現代社会の罠」は、あらゆるところに潜んでいると思います。 ・・中略・・

日々社会が「愛」も「お金」も「友情」も「モノ」も「情報」も「つながり」も、「あなたは不足してますよ!」と訴える仕組みでできているからです。

ですので、真面目な人たちほど、「不足しているので補わなければ」と思います。

そして現在、多くの人は「自分は不足している」と感じている上に「もう補えない」と思っているので疲弊しているのです。

この仕組みから抜け出すには、まず「自分は不足してない」と本当に思えるかどうかだけだと思います。” (86%)

の部分。この事は、アンソニー・ロビンズをはじめ多くの人のメッセージと符合しますが

まずは「ない」ものではなく、「ある」もの、享受出来ている事柄に感謝し、そこに焦点を合わせる事。

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この事を礎に、高城さんらしく世界を駆け巡るも良し、自分の生き方を突き詰めるも良し、考え方さえしっかり出来ていれば、より深く高城さんの著作を理解出来るように実感しました。

 

RACER X の NAMM 2009 にやられ、そこからTHE SCREAM、Motley Crueと計3曲。

RACER X と私

このところ一押しの動画。

RACER X Live at NAMM 2009

RACER X のライヴが丸ごと収録されたもので、バンドに熱狂していたファンではないものの

好きな曲の ” Fire of Rock ” と ” Hammer Away ” が要所で収録されているのと、何よりもダイナミック感のあるサウンド・クオリティ。

” Fire of Rock “はRACER Xで売りの高速感、” Hammer Away “は高揚感が、それぞれ堪らないです。

もともとアップテンポな曲がツボである事に加え、VocalのJeff Martinの声質が好みで、時折、好きな曲だけピンポイントで再生していた経緯。

ライヴは未体験。本動画で初めて感じを掴んだところ。Jeff Martinのステージングを見る限り 、スター性は無さそうですが(笑)・・

スタジオ盤の魅力が失せる事なく、「流石、長きに渡って名を残しているバンドだなぁ〜」と。

お客さんが咆哮を上げている “Fire of Rock”演奏中の 1:05:27あたりや、終演後、オーディエンスからの”RACER X! RACER X!”コールしたくなる心情がよく理解出来ます(笑)

何を今頃、RACER Xという感じですが、何やら数日前に Paul Gilbertにお子さんが生まれたそうで。

ポール・ギルバートはホンモノだった

バンドが世に出てきた頃は、Paul Gilbert/ポール・ギルバートとBruce Bouillet/ブルース・ブイエの高速ツインリードが売りで

自分はてっきり、RACER  X が一旦活動を休止してからBruce Bouillet が結成した THE SCREAM のアルバムの完成度の高さから

Bruce Bouilletに魅了されていたのかと思いきや、上記、動画では腱鞘炎等で再結成以降 RACER Xに参加しておらず

2人分を1人で再現していまっているかのPaul Gilbert、「これまた流石だなぁ」と。ステージは一度、The Atomic Punksのステージに飛び入りした時に体感していたのですが。

THE SCREAM “Tell Me Why”

因みに、THE SCREAMのアルバムに魅了されたのは私自身に止まらず、Vocalとして参加していた John Corabi は、この後、Motley Crue に加入する事に。

Motley Crue “Smoke The Sky”

Motley Crue 現在、ファイナル・ツアーに出ており、2015年には最後の日本公演という状況。

バンド史上、VocalがVince Neilでない唯一のアルバムでJohn Corabi参加作の”Motley Crue”からの収録曲はもう表舞台で取り上げられる事は無さそうですが

アルバムが出た当時の 1994年をはじめ、大いにガツンとやられたものです。武道館公演も懐かしき思い出。

高城剛さんが説く、1日10分自分と向き合う事の大切さ:『私の名前は高城剛。住所不定、職業不明。』中間報告

 

3回振りの高城剛さんは、3冊目の購入(全て電子書籍)となった『私の名前は高城剛。住所不定、職業不明。』から。

 

この1週間で4回目の取り上げで、

>>  高城剛さんのライフスタイルから導かれた答えに感じる生き方:『白本』その壱  <<

>>  高城剛さんのライフスタイルから導かれた答えに感じる生き方:『白本』その弐  <<

>>  高城剛さんがオブラート無しで語る日本の未来って?:『黒本』読了 <<

さながらプチ高城ブームかの如くですが・・『白本』『黒本』と同じく読者からのQ&A主体ながら切り口は高城さんの生い立ちに沿った目次立て。

本書の紹介として・・

” はじめての「高城剛」についての本である。” (1%/百分率は紙の本でいうところのページ数に相当。以下同様)

と。

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電子書籍の使い勝手も徐々に心得てきました

自分の現在地を知る事で、航路が開ける

冒頭の「まえがき」に、

” 自分の居場所も地図の見方もわからずに、行き先だけを設定して、さらに言えば、行き先に向かう「やる気」ばかり先行してしまうと、迷走することは必至だ。” (1%)

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とあり、ブレない生き方についての原則の提示があり、

” 周りの情報に左右されずに、いかにして、自分と徹底的に向き合うか?深く向き合えれば向き合えるほど、

目的地へと向かう人生の地図は、より明確なものになる。その時間を、毎日10分持っているかどうかが、とても大事だと思う。” (1%)

この部分は意識の向け方、習慣の大事さについて説かれています。それらが実践された暁には・・

” 人生はギャンブルというか、常に選択の連続だと思うが、どんなときも自己を見失わずに楽しく暮らしていれば、いつか必ず光は射すものだ。” (26%)

” 自然に生きることをただ学ぶ、というか思い出す必要性が出てくるでしょう。” (29%)

と、ここは高城さんの実証した人生観で一番の言いたい事であるものと。

もっとも高城さんの場合、

” 瞑想を毎日1、2時間している” (41%)

そうで、10分から始める事は大事と思いますが、混じり気無しの境地を目指すのなら、どこかの段階で正しい瞑想の仕方を学ばねばいけないところもあります。

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 つながるは外でなし、我となる

本書の特徴は、自分自身と向き合う事の大切さに力点が置かれていて

” できれば、皆さんもこの本と同じように、自問自答してみる機会があればいいと思います。「私の名前はXXXXX。職業XXXX。住所XXXXX。」など実際に書いてみるのです。

文章化することによって、自分と社会の隠された関係を発見し、あたらしい自分を見つけられる。自分の秘めた可能性も見つけられるかもしれない。” (24%)

” どんな問題も、解答は必ず自分の中にあります。どんな人でもその人の人生の主役は 「自分」だし、ブログやツイッターで、書く力は養われたはずですしね。

皆そろそろ、自分の中から知恵と勇気を見つけ出す本を書いてもいいのではないでしょうか。

人に嘘ついたり陥れたりしなければ、誰になんと言われようと、好きに生きればいいと思いますよ。” (24%)

” 頭で考えない。わかるまで待ちます。きっと答えは既にある、という前提で思い出すように待ちます。” (34%)

読者からの「自分のルーティンの中でもっとも大切にしていることはなんですか?」との問いに・・

” 自分と話すこと。例えば、人生の分岐点に立ったときに、情報を集めるのではなく、徹底的に自分と話すんです。・・中略・・

グーグルとか情報に頼りきっているけど、それは、二の次。あくまで直感の後に理屈を補強するための便宜的手段なんです。” (59%)

固定化された習慣に、風穴を通す

生きるコツについての享受もあり

” 多くの人が「現在」しか見ておらず、「未来」を見ません。このような発想が、もっとも人々に不安を生じさせます。” (27%)

” 失うことは、得ることへの第一歩だと思います。” (37%)

” ここでしかできない、これしかできないといった自己限定や恐れが、多くの人の人生を固定化し、つまらない日々を作り上げているのです。

自分自身の変わり方こそが、実は個人が持つ最大のクリエイティビティなのです。・・中略・・

誰もが自分が変わることをもっとも恐れているから。ただし期待を持って変わってはいけません。四季を持つ自然のように変わっていくのです。” (40%)

高城流アイデアの沸点

また、ご自身の生業であるクリエイターとしての一家言もあり

” アイデアと移動距離は比例します。日常から離れれば離れるだけ、俗と欲がなくなり、自身が活性化しアイデアが湧き出ます。・・中略・・

本当は持っている素晴らしいアイデアを邪魔しているのは、俗と欲なのです。そして、アイデア力が上がることは、実は自分のバージョンアップを意味するのです。

まずは、あたらしい視点が芽生えることから、はじまります。” (30%)

” 重要なインスピレーションは古いものを手放すことで得られます。だから、アイデアや新しいムーブメントとは、生み出すのではなく古いものを捨てることからはじまるのです。” (31%)

” 日々、どれくらい自分と向き合ったかが、アイデアそのものに出るのです。” (36%)

その壱:まず何より知るべきは自分自身なり

と、現在65%まで。高城さんの場合、意外にもFacebook、 Twitter等のSNSと距離を置いているそうですが、

過半を読んでの感想としては、安易に外側とつながろうとせず、しっかり自分自身とつながれと。

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社会では、そこを履き違えている人が多く、一日10分であるか、1〜2時間確保出来るか、個人差のあるところですが、

自分を知る事で、心の声に耳を傾ける事で、本来、始まるべきものが始まるのだと。といった中間報告です。

 

ロバート・デニーロとジョン・トラボルタが放つダークサイドな共演:「キリングゲーム」鑑賞

巷から若干遅い夏休み期間中ながら、特に決まった予定無し。iTunesストアで「ロバート・デニーロ」と検索すれば

「こんなの出てたのかぁ」と出てきた未鑑賞作が、「キリングゲーム」。

■「キリングゲーム」予告編

粗筋に目を通したところ「戦時中の怨念を山間部で果たす」といった内容で、気が進まぬも

Robert DeNiro/ロバート・デニーロ出演作鑑賞をライフワークと位置付ける自分としては避けて通れぬ道と(笑)ダウンロードして鑑賞。

続きを読む ロバート・デニーロとジョン・トラボルタが放つダークサイドな共演:「キリングゲーム」鑑賞

ロバート・デニーロとシルベスター・スタローン、共にボクシング映画を代表作に持つ俳優の共演:映画「リベンジ・マッチ」鑑賞

レンタル店の前を通り過ぎれば「もう出たのか」と、見たかった「リベンジ・マッチ」を視聴。

>> 金券屋に立ち寄って気になった映画「LIFE!」ほか3作 <<

■「リベンジ・マッチ」特別映像

家のテレビが壊れて、基本、(TV番組を)見ないので、直す気もなく、「どうしよ・・」なんて思ったものの

程なく「iPadに落とせるかな?」でチェックすれば案の定!テクノロジーの進化を有難く享受。

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TVモニターのサイズがなくとも iPadで楽しめました

共にボクシング作品で代表作を持つロバート・デニーロ vs シルベスター・スタローン 共演

Robert DeNiro/ロバート・デニーロ出演作鑑賞はライフワークと位置付け、劇場公開中も知っていたものの

「劇場鑑賞」に拘らなかったのは、シルベスター・スタローンとの共演から、シナリオというよりキャスティングに重きが置かれた感じを察知しての事がでしたが

やはり、それぞれボクシングを描いた作品で代表作を持つロバート・デニーロ「レイジング・ブル」

シルベスター・スタローン「ロッキー・シリーズ」のオマージュというかパロディなのか

そういった意図が下地にあって、「レイジング・ブル」の方は思い出せませんでしたが

「ロッキー」で、この(ex. 生卵を飲み干す、精肉工場)シーンあったよねといった、ニンマリさせられる仕掛けもありました。

俳優のキャリアと共に自分史も綴られる感覚

配役は、双方主役扱いながら、シルベスター・スタローンがベビーフェイスで、ロバート・デニーロがヒール。

現役時代に1勝1敗で終わり、本来、3戦目で方を付けるつけるべきところ、その場に至らず、30年の時を経て、実現する事に。

そこに様々な人間模様が絡んでくるという、特段、目新しさはないシナリオながら

二大俳優の共演を力入れず楽しめる部分はあり、ロバート・デニーロの出演作をまた1本見終えられた満足感に止まらず

シルベスター・スタローンも「ロッキー(シリーズ)」に「ランボー(シリーズ)」に「ロックアップ」他、複数作見ているので、

オススメの映画とは違いますが、自分個人では

学生時分の映画に一番熱かった頃から今までを線で結んでくれる感じは、やはりこの手の共演ものの良さですかね。

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邦題は「リベンジ・マッチ」、原題は “GRUDGE MATCH”

 

高城剛さんがオブラート無しで語る日本の未来って?:『黒本』読了

 

高城剛さん第三弾、今回は『黒本』。

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『白本』は入門編といった感じですが、『黒本』になると、高城さんの覚悟が感じられて、惹き込まれます。

構成は『白本』と同じく、「高城未来研究所フューチャーリポート」のなかの読者とのQ&Aがもと。

>> 高城剛さんのライフスタイルから導かれた答えに感じる生き方:『白本』その壱  <<

>> 高城剛さんのライフスタイルから導かれた答えに感じる生き方:『白本』その弐  <<

しかし、『黒本の』の冒頭の紹介に・・

” 大手出版社ではとても出せない「日本の真実」についてまとめたものです。実際、大手出版社から「出せない」といわれた言説も多くあり、そのことがむしろ「日本の真実」を裏付けています。” (8%/紙の本でいうところのページ数の相当。以下同様。)

” かつてなら「発禁本」だったでしょうし、今も大手出版社からこのような本は出せない状況にあります。” (10%)

海の外から見ゆる「日本」って?

読者からの「最近(2013年)の日本をどのように見ていますか?」との問いに・・

”  今は、封建制度を守りながら新自由主義に移行しようとしているので、無理が生じています。その教えは儒教のままで、地位や年齢の高い人が絶対です。” (10%)

” 日本の儒教は「目上の権力者が築いたフレームを壊すな」という教えなのです。そして困った時には、上下関係を正そうとするのではなく、下のものたちだけで互いに工夫し助け合え、という思想です。後者は今日「絆」や「和」という言葉に置き換えられています。” (12%)

” 今も東京は世界一生活コストが高い街な上に、最低賃金が先進国でもっとも低いんですよ!” (10%)

” テレビは免許制度のために、常に体制側にたっています。” (12%) / ” 1%=基本的に大企業の一部が絶対であり、大企業が99%の人々から集金するのを手助けする装置がテレビなのです。” (13%)

” テレビと大手芸能事務所の大企業広告に依存する共犯関係は、日本の国益を大きく損ねています。” (24%)

” 日本のテレビは、広告主や政府の代弁者のようです。今テレビに出ているタレントも広告主や政府の代弁者ですので、素人はいじりますが、古参の政治家や官僚、企業家をいじることは滅多にありません。” (29%)

” 僕は現在の日本人の中にある「自ら変化を望まない気持ち」が、この国の最大の壁になっているように思います。それは、90年代後半からマスメディアによって決定的に育てられたものだと思っています。 ・・中略・・

実は誰でもすぐにでもできる「自ら変化すること」を実行できる人は少ないのではないでしょうか。” (90%)

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あるがままで「視て」「視通す」力の源泉

『黒本』で語られているマインドセットには、

” 人は手に入れるより、手放すことのほうが大変なんだと思います。 ・・中略・・ まず、「恐れ」を「手放す」のです。 ・・中略・・ 「手放す」ものを増やすことが、次の楽しさの秘密なのです。” (16%)

” インターネットを忘れて、もっとライフスタイルを追求することで、収入は見えてくるものです。まず大切なのは、「得る」ことを考えるより、「捨てる」ことだと思います。” (17%)

” 「こうしなければいけない」という固定概念にとらわれ、その固定観念からはみ出ないように、お互いがお互いを監視する社会になってしまったことがさらなる問題なんだと思います。

その監視社会の最大の装置が「マスメディア」です。恐らく、多くの方がお感じのいじめに対する気持ちは、マスメディアによるものです。

なにしろ、マスメディアの体質そのものが、いじめだからです。そのほとんどは「和を乱してはいけない」ということだと思いますし、それが国内ニュースばかりに偏重している最大の理由です。” (37%)

” すべての回答は、必ずご自身の中にあると思います。” (38%)

” 大切なことは、待遇でも外からの見た目でもありません。自分で今の仕事を楽しんでやっているのか、ということだけです。” (44%)

「すべての回答は・・」の回答は、アンソニー・ロビンズ、池松耕次さんのメッセージと一緒で、自分が抱く問題の解決策は常に自分自身の中にあるという事、高城剛さんも同様の考え。

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日本人の脳裏に刻まれている考え

日本の宗教観に関して・・

” かの山本七平は、日本の宗教すべて、たとえキリスト教だろうが、仏教だろうが、それらは「日本教」の中のキリスト教や仏教で、他国のそれとは違うと論じました。

日本における宗教は、すべて「日本教」と呼ばれるものの中に組み込まれているというのです。僕も概ね同意しますが、さらに日本最大の宗教は「消費活動」にあると思います。

クリスマスも正月もバレンタインも、「消費活動」がメインにあると言っても過言ではありません。神様を讃え、家族と家で質素に過ごすようなことはありません。” (72%)

「消費=豊かな生活」の図式が思い込みである点は、先日、取り上げた平秀信さん/仙人さんのウェビナーでも語られていた事で

>>  平秀信さんと仙人さんが紹介する45の方法を使って導き出す人生で最も大切な事って?  <<

確かにテレビを見ていると、多分に購買欲を誘発される側面がありますね。

日本の予測される未来として、米国を例に・・

” 100万人の富裕層と2000万人の食事を取れない貧困層に別れる事になります。その間の人々は、大企業に「生かされている」人々となります。それが、日本の未来なんですよ。もちろん、この話は公には内緒です。” (75%)

Free Your Mind HD 1080p

そして、世の仕掛けから抜け出すマインドセットとして・・

” 日々の「寂しさ」や「虚しさ」を忘れるために、なにかに「依存」する「現代社会の罠」は、あらゆるところに潜んでいると思います。 ・・中略・・

日々社会が「愛」も「お金」も「友情」も「モノ」も「情報」も「つながり」も、「あなたは不足してますよ!」と訴える仕組みでできているからです。

ですので、真面目な人たちほど、「不足しているので補わなければ」と思います。

そして現在、多くの人は「自分は不足している」と感じている上に「もう補えない」と思っているので疲弊しているのです。

この仕組みから抜け出すには、まず「自分は不足してない」と本当に思えるかどうかだけだと思います。” (86%)

「非定住」が示唆する国の赤信号と希望

読み始めてほどなく、「白(本)」と「黒(本)」に込められた意味を解読し、俄然「高城剛」に対する人物評が変わる事になった一冊ですが

根底に流れる高城剛さんの人生観は

” 人生は、楽しむものです。” (95%)

という事に集約されているのだと思います。自分の場合、テレビと距離を置くようになって、数年といった時間軸ですが

何となくの習慣、考え方(マインドセット)の歪みによって、

本来あるべき姿が、それらによって変容させてしまっている事を気付かせてくれる内容と感じました。

実は、既に高城剛さんの次の著作を読み始めているところですが(笑)

そこに、

” 定住しないことが現代的ピンチを切り抜ける良い手だてのひとつであるのは、間違いありません。

また、フランスの才人ジャック・アタリは、今後地球人は動けない定住者と非定住者に大きく分かれていくだろうと言っています。”

と書かれており、高城剛さんのライフスタイル「非定住」から得られた学びに、我々の大多数「定住人」が多くをこれから学び、実践を問われる事になりそうです。

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「冒険」に出たものだけが、大きな果実を手にすることができる