立花岳志さん推奨本『ザ・ミッション』を読んで、原作者から翻訳者へと発展するご縁

2013年4月にプロフェッショナル・ブロガー、作家の立場でご活躍されている立花岳志さんの2日間に及ぶワークショップ(「人生を劇的に変える!2daysワークショップ」)に出た際、

2冊の本を課題本として指定され、そのうちの1冊がジョン・ディマティーニ著の『ザ・ミッション』。直後に一回読了して本の存在は忘れていて・・

今年3月頃であったか、youtubeの無料動画で『ザ・シークレット』を知り、

『ザ・シークレット』の始めの20分間

そこにジョン・ディマティーニが出演していて、クールな語り口で印象に残る指摘が頭に残る。

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ラーニングエッジさんで学んだセミナービジネスの極意(初級)

 

過日、参加した「これからの時代の成功の秘訣とは?」に関して。主催は「セミナーズ・フェスタ」でアンソニー・ロビンズの初来日で 7,000人弱を集客し、イベントを成功裡に終えた ラーニングエッジ (さん)。

お招きを頂いた段階のメールではアンソニー・ロビンズの舞台裏に焦点を当てたものと思いきや、セミナー開催者向けのコンテンツ紹介で

当初、場違い感を抱きつつも3時間、未知の領域に関して学びを得る事が出来ました。

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セミナーで大事なのはコンテンツと集客

まず、業界の売上調査を行い、セミナー主催者の5社で売上構成比91%を占める優勝劣敗が鮮明な構造。

セミナービジネスにおいてコンテンツ力は大事な事は言うまでもないが、それ以上に大切なのが集客力。

セミナーを運営する上では、集客と収益を分けて考える事が必要。

セミナーで集客を図る上で2つのポイントがあり

1.コンセプト(Unique Value Proposition)

2.マーケティング(αとβ)

因みにセミナーズ・フェスタでは、最終集客数のうち4,365名は募集開始から2週間で捌いたもので、最高額98万円のVIP 30席は10分以内で売り切った。

 

基本に忠実に、細部に魂を込める

もっとも入場料が3,000円であっても、300万円であっても、やる事に変わりはなく、

企画書に下記の12項目を落とし込んでいくのだが・・

1. テーマ

2. タイトル、サブ・タイトル

3. 講師

4. 日程、時間、タイムテーブル

5. 場所(会場)

6.  主催、共催、後援、協賛、協力

7.  想定参加者

8.  告知媒体

9. 中心的なコンセプト(届ける価値、キーワード)

10. 開催の目的

11. 価格

12. オファー、特典

特に、大事なのが「中心的なコンセプト」で、表現一つで売上に大きな変化が生じてしまうデリケートな世界で、同社でも様々な試行錯誤があって現在に至ったとの事。

セミナーズ・フェスタでは、アンソニー・ロビンズを広く一般的に紹介するキャッチコピーの「世界の指導者たちのメンター」の一語を考えるのに4ヶ月の苦しみがあったそうな。

また、値決めに関しても微妙な違い、値ごろ感を出すのは難しく、例えば98万円の席がすぐに売り切れてしまったからといって、更に高い金額で出せば良かったのか?というとそれは違うそうで

この辺りは様々なセミナーに出席して、価格帯に応じた感覚を掴む事が出来ないと内容を数値に落とし込む事は実質的には困難であるとの事。

 

求められる一貫性

セミナー開催の上で、

1.  明確なターゲット

(誰に対して告知するのか?人は「私」にとって価値のある事にしか投資しない。)

2.  圧倒的なバリュー

3.  ベネフィットの証明

(人は、なぜセミナーに参加するのか?というと、どう良くなる?何が得られる?何がなくなる?等のベネフィットがあるから。)

4.  ベネフィットの補強

(今の時代、ベネフィットはコモディティ化しており、ベネフィットを支える特徴が必要。具体的には世界観 / 何の資格があって語れるのか、何であなたじゃなきゃいけないのか、何が特別なのか)

5.  ビジョン、証明

6. 秒殺メッセージ

この6つの一貫性が取れているかが大事。セミナーの参加者は、内容よりも、主催者に共感出来るビジョン、使命、世界観を見ている。

 

表側に在るノウハウ

ここまでが前半で、後半は実践編的な内容に移行し、例えばメルマガを募集媒体として用いた場合、

10万人の購読者が居て、URLがクリックされるのは一般的に0.5%程度(=500人)。そこから3%の申し込みが入って15人の参加者を集めるのが割合的に通常であるそうな。

ここに、ターゲットに合うリストを持っているメルマガ発行者とジョイントしたり、バーター取引をしたり、

或いは、見込み客の獲得(ご興味のある方は優先的に情報をお知らせしますので登録下さい、といった案内)を行なうなど

申し込み率を10倍に高める手法は存在するようで、プロ向けにカリキュラムも用意されているようです。

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「いきなり告白してはいけない」の大原則

もっとも手法そのものの前に、潜在顧客との関係作りが大事で、恋愛に準えて「いきなり告白するような事はしてはいけない」という事で

しっかり時間を掛けて、興味、関心のある人のリストを地道に作っていく事が常道。

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まずは、徹底的に尽くしましょう

こういった事を考えておられる人は情報発信されている方が多い事と推察されますが

まず、無料で出し惜しみなく情報を開示する事。

それを読んでいる人は「タダでこれだけの事を学ばせてくれる」のだからと、そこで、お金を払って得られる情報に興味を抱く事になる。

また、商品に段階(例、①Free: 集客商品 ⇒ ②フロント: 集客期間 ⇒ ③ミドル: 収益商品 ⇒ ④バック: 収益期間)がないと人は申し込めないとして、

最初から儲けようとしないで、バックエンドでモデルを設計するという発想も必要。

 

人は”Give”(与えている事) の質で問われる

というのが、大まかな流れ。セミナー中は概念図、フローチャートが踏んだんに用いられ、体系的理解を得る上で助けられましたが

個人的には日々ブログを書き綴っているものとして、発信している情報の内容に ” Give(ギブ) ” が成立しているか?の視点。

Give は、もともと Give & Take(ギブ&テイク)に相当する前段で使われる事が多かったですが、出版プロデューサーの長倉顕太さんによると

今の時代、Give & Take の発想でいるやつはダメで、とにかくまず相手を勝たせる Give! Give! Give! の精神でいないといった事を力説されており

 

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何より、 Give の質について広く考えを及ばされる機会となりました。

 

板倉雄一郎さんに学んだ起業に再起に人生と

先日、登録した覚えのないメールマガジンから、かつて『社長失格』を執筆された板倉雄一郎さんの講演会がある事を知り、参加。

(メルマガを)解除しなかった甲斐、でしょうかな・・。

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キーワードから呼び出される「昔」

講演中『社長失格』の刊行が1998年であったとの事で、15年程度が時間の流れとなり

本に書かれていた内容はすっかり忘れているものの、(本が)面白かった事は記憶されており、

それが唯一の拠りどころであったものの、終わってみて、その直感は正しかったと実感。また、板倉さんの気さくな人柄も大変印象的でした。

板倉さんが体感された、上手く行っていない時の禁じ手

下記、講演の告知で用いられた資料の一つで、

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この凸凹が講演を興味深くしているわけですが・・ 板倉さんが、それをユーモアを交えて話されるため

予定時間の1時間を30分オーバーする講演時間が「あっ」という間に。

その中で、板倉さんが得られた人生感は・・

上手く行っている時には果敢に攻め、動くべきであるものの、逆に不調を感じる時は無理に動こうとせず、そのタイミングでは自分自身を顧みたり、安定を図る事が賢明であるとの事。

失敗を糧にしたV字ターン

講演は、かのビル・ゲイツも事業買収に興味を示した板倉さんが創業された企業の破綻劇に

その模様を描いた『社長失格』が導いた再起の足がかりに。

想定を超えて売れまくった得られた印税から続々と舞い込む断り切れないくらいの講演依頼。

そこで得られた資金をもとに株式投資で資本を膨らませ、平行して投資を研究。そこで得られた学びをセミナーという形で伝授し、板倉メソッド?でかなりの成功者を輩出したとの事。

車欲しさからの起業

起業を志されたのは、TOYOTAのソアラ欲しさにゲームソフト会社を立ち上げられ、

同僚の方と開発したソフトを売り込み行った先で、いきなり目的を達成。

聞けば小学生時代からお金を稼いでおられたそうで、当初は1回5、6千円といった規模から、それが高校生の頃には15万規模に拡大するなど、

天性というのか、ビジネス、お金を稼ぐという事に関しての嗅覚とスキルを強く感じました。

この事はセミナー後、行なわれた名刺交換会で、板倉さんが向かい合った方々の事業内容を聞いて

次々とコメント(当たるよ、こうやってみたら etc)や見解を示され、その切り替えの早さでも卓越した感じが有り有りと。

また、学びを得ようとして本屋で書物を手に取る人は多いであろうが、各自それぞれが持っている経験(過去)が、その人の最大の強みになるとの指摘もありました。

起業に懲りて、新たな事業形態で再々起

現在の板倉さんは従業員を雇う事無く(給与の支払い無し)、パートナーという形で10数名の方と事業(会社2.0)を展開されているとの事。

この形態のメリットとして、板倉さんの分析では通常の雇用形態を締結している会社の場合、事業に取り組んでいる人(会社員)が心底上手くいくと思っていないため

本来、上手くはずの事業であっても、そうなっていない場合が大半と推測され、

会社2.0(成功報酬型)で繋がっているパートナー制度であれば、事業に取り組む真剣度が違うため、得られる結果に大きな差が生まれると分析。

実際、勤務されている方々のモチベーションも高い水準で、ベンチャーキャピタルからの出資依頼も引きも切らない状況とか。

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転んでも、すぐに起き上がる見事さ

機会を見つけて、講演会、交流会といった類い足を運ぶ事が多いですが、南原竜樹社長@マネーの虎と同じく板倉さんに共通するのは

一旦、地に落ちても再起を遂げる逞しさ。キャリアを閉ざしかねない事も、一つの経験として乗り越えるその姿に、自分が惹かれている事を強く実感した今回の場でありました。

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藤村正憲さんに学ぶ「国際自由人」という生き方

午後、マレーシアのジョホールバル在住で「国際自由人 MONEY & FREE」の著者である藤村正憲さんの出版記念講演会に行ってきました。

書の購入特典で約6,000円の定価が無料招待となったところ、行けば更に新刊が進呈されるという(笑)

 意外と簡単に始められた、との海外はじめの一歩

講演のテーマは、「国際自由人という生き方」。藤村さんは学生の頃に旅先の香港で、日本と違い、各自それぞれの感性に合わせて生きるライフスタイルにカルチャーショックを受け

29歳までに海外に出る事を決意。それまでの約10年を修行期間と考え、実際、その期日を守って移住。

それまでは実家住まいで、多分に世間知らずというところがあったものの、難しいと思っていた移住は殊の外、容易に進んだとか。

この事で「やりたいと思えば、やってしまう事が良い」との人生哲学を得たそうな。

いきなり試された決意

但し、ここから試練が訪れ、最初の滞在地、北京で重症急性呼吸器症候群/SARS(サーズ)が流行し

原因が解明されぬ中、街の機能は停止、もしかして自分が犠牲になるかもといった状況。それでも帰国という選択肢は無く、

滞在する中で難は逃れたそうですが、親しく面倒を見てくれた人の祖父が(SARSによって)亡くなるという事態に直面し

一瞬の不可抗力で、人の命が途絶えてしまう現実を目の当たりにし、今を大事する事をより深く胸に刻んだそうな。

そこから一つ一つの選択を納得、理由が述べられる生き方を志向するようになり、人生が楽しく、生きる上でのタブーがなくなっていったそうです。

なお、藤村さんが定義する国際自由人とは・・

  • ワクワクした気持ちで生きる

 

  • 国境を意識せずに、自分らしく生きる

 

  • 世界へ出て、自分の人生をデザインする事      の3つ。

 

やりたい事をやっている人に吹きやすい追い風

講演で何回か語られていましたが、海外で日本人を求める需要は強いものの、例えば家族の反対であったり、本人の踏ん切りが付かなかったりで、

実際、行動に移す日本人の絶対数は少ないとの事で、日本で秀でたものが何も無かったと仰る藤村さんが

外に出てビジネスを成功させた大きな要因は、競争相手がいない状況であった事が大きいとの事。

更に、やりたい事を実現したせいもあり、それを応援してくれる運命的な出逢いにも恵まれたとの事。

マレーシアのイロハに、移住先の選び方

講演の中盤から、滞在先のマレーシアの話題となり、ビザを取る事の容易さ(基準:50歳以下 900万円の定期預金/50歳以上 同450万円)、環境等から同国が7年連続でロングステイしたい国のNo.1となっているとの事。

移住先を選ぶ上で、(多くの人にとっては)英語が通じるという条件に加え、親日国であるかが大きい判断材料になるとの事で

マレーシアは、この二点を満たしているとの事。

また、物価の安さから、日本の大卒初任給程度でプール付きの家(3LDKで家賃10万円程度)、メイドを家事を依頼(週2回程度の通い)する事、

車で15分程度の場所に高原等のレジャースポットがある事、月1回の海外旅行(マレーシアはローコストキャリアの航空会社が強い)を実現出来る環境が整っているそうな。

教育環境も世界トップクラスの水準で、英語で学問を学び、帰国子女枠を使って、日本(や海外)の難関大学に入学する途も使えて効果的。

海外起業の成否

海外で、ビジネスを展開する上では、その人にとって興味のある事でないと長続きしないが、

既述の通り、日本に居る場合と異なって競争相手の少ない事、価値観の違いをビジネスチャンスに繋げられ

例えば、先進国で成功したビジネスをマレーシアの新興国に持ち込むだけでも商機を見出し得るとの事。

Johor Bahru Night View

藤村さんは、世界各国で中国人がチャイナタウンを築き、仲間内でビジネスする環境を支え合うが如く

マレーシアで “LITTLE JAPAN”プロジェクトを推進、それこそマンション内に日系の内装会社を登用したり、日本式の浴槽を導入するなど、

日本人がローカライズ出来る環境の構築に邁進されているとの事。東南アジアの中では、シンガポールの経済成長が先行しているが、

マレーシアとシンガポール間を接続する地下鉄の開業が2019年に計画されており、隣国の成長を活用出来る面も予測され、

若者が多い人口ピラミッド(日本、少子高齢化)で当面、経済発展を見込める素地が整っている事。

いい感じの人の共通項 に、ライヴで高まる臨場感

ワクワクする事とか、やりたい事をやっていると応援してくれる人が現れるとか 、興味がないと長続きしない等々・・

このところ取り上げた本の内容と図らずも一致しますが(笑)藤村さんのお話を約90分お聴かせ頂き感じたのは

自分の思いに忠実である事、やる前に先入観(成功の保証を求めない)を抱かない事。

「意思有るところに道は開ける」の一語で言い換えられると思いますが、書籍を通じて人の生き様に触れるのも良いですが

直に同じ場所の雰囲気を共有すると、(海外移住に限定されず、在り方に対する)臨場感が高まって、その感覚が心地良かったです。

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「直観」はウソをつかない:『ソース』読了

前々回、取り上げた『ソース』を読了。

>> 「直観」に耳を澄ませていますか?:『ソース』読み途中の中間報告  <<

充実した人生を送るための4箇条

本書の一番の言いたい事である「ワクワク(ソース)」を人生の中心に据えるには・・

① 人生のあらゆる場面において自分が持つワクワクの「すべて」を見つける。

② 発見した「ワクワク」は、ひとつ残らず「すべて」、現在の生活に生かす。

③ 自分がワクワクすることを自分自身や人のために無条件に使う。人のために使うときは、なるべく人知れずこっそりと使う。

④ ①から③まで実行しながら、バランスの取れた生活を目指す。

この4つを実践すれば、充実した人生を送れることは確実です。 (p236)

充実した人生を送る上で・・

” あなたという人間の最高の部分を生かし、それを使って社会に貢献しようと思えば、最大限のリスクを冒す覚悟が必要です。” (p241)

最大限のリスクとは・・

” 自分の住み慣れた世界から少し飛び出してみることであり、慣れた環境の外へ出て冒険することです。

感情的にも、ときにも経済的にも冒険をして、自分にできることをすべて試すことです。自分の力をすべて出しきる覚悟で挑むことです。

そうしたチャレンジに立ち向かうとき、人はリスクを冒していると感じます。 ”

” どこまでやれば自分の最大限の力を出したことになるかは、あなたにしか決められません。そのときの自分にふさわしいリスクの程度を決めるのもあなたです。

自分の心に耳を傾けましょう。内なる声が教えてくれます。他の人に決めてもらうことはできません。あなたほどあなたのことを知っている人はいないからです。” (p242)

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「ワクワク」を生きる事の中心に据えて、最大限の力で立ち向かうと・・

  • 自分が何をしたいのかがわかっているので、まわりの人たちの意見に左右されない。

  • 自分がこの世に生きている意義がわかっているので、困難にぶつかっても大きな視野から問題を捉えることができ、くじけない。いつも平安な心でいられる。

  • 人生で進みたい方向が明確にわかっているので、自分の個性を生かしたユニークな生き方ができる。

  • 自分にぴったり合った仕事や伴侶に恵まれて、毎日が楽しく充実している。

  • ありのままの自分が自然な生き方をしているので、疲れず何の不安もない。

  • 自分の生き方を応援してくれる人たちが自然に集まってくるので毎日が楽しい。(p284-285)

     

ここで、本の結びの部分を迎え・・

” ソースを生きていると、人生そのものが自己発見の旅になります。ひとつのワクワクを実践すると、それが新たなワクワクへとつながり、どんどんと自分の枠が広がって未知の自分に出会います。

夢のまた夢を思っていたことが現実になります。自分の生き方がこれでよいのかと迷うこともありません。 ・・中略・・

進む方向が大切なのであって、どこに到達するかは問題ではないからです。「小さな一歩」があなたを前進させてくれます。 ” (p289)

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まとめ:直観に耳を澄ます心構えに、小さな一歩を踏み出す準備

ここから本の方では「訳者あとがき」(ヒューイ陽子さん)となり、著者のマイク・マクナマスが本が世に出される前の

1999年3月半ばに、病死してしまった事実に言及されており

葬儀では会場に入りきれないほどの人たちが集まって、故人の死を悼んだそうな。

この後に、本が出版された事を考え、また、私が購入した版数を確認すると 26版:2014年2月(初版:1999年10月)とあり、如何に長く読者の支持を得ているかが分かり、

内容の秀でた事は、上記の二点が良く物語っていると思います。

読んだ人それぞれが置かれている状況や最大限の力を発揮する事であったり、本で書かれている内容を実直に行動に移行する事にハードルの高さも感じますが

「心の声(直観)」に耳を澄ませて、「小さな一歩」を踏み出す事は、誰しも ” 決意 “一つですよね。

なお、タイトルに上げた「直観はウソをつかない」(p310) は、本書のプロデュースにあたられた喜多見龍一さんが巻末で寄せられた「ソースという名の列車は、あなたの人生を強力にドライブさせる。」から。

オバマ大統領のスピーチ:シアトル・シーホークスの表敬訪問

週末につき、軽やかな話題で。日課の一つにNFLの最新ニュースをチェックしている事がありますが

昨年度(2014年2月)の SUPER BOWL/スーパーボウル チャンピオンが Seattle Seahawks/シアトル・シーホークスが ホワイトハウスを表敬訪問した記事 が。

因みに、その試合のハイライト >> SUPER BOWL XLVIII <<

記事のハイライトに訪問を欠席した選手(Marshawn Lynch/マーション・リンチ)話題が上がっていて、日頃からメディアへの対応はよろしくないそうな。

その点に関して、オバマ大統領がジョークで応酬したとの(下記の)記載があり・・

” バラク・オバマ米大統領はリンチの欠席について、「来てもらえなくてがっかりしている。彼のメディア対応に感心していて、コツを教えてもらおうと思っていたんだが、行動で示されたよ」とジョークを飛ばし、会場の笑いを誘っていた。”

映像を見てみました・・

Super Bowl Champion Seattle Seahawks Vist The White House
該当の箇所は  3:48〜 で、オチ?(・・行動で示されたよ。/ 4:02〜)の部分は記者席からの応答に応えてのもの。

終始、和気藹々とした雰囲気が微笑ましく、スピーチの詳細までは分からずとも、何となく最後まで見入ってしまいました。

アメリカンフットボール(NFL)に限らず、野球(MLB:メジャーリーグ・ベースボール)、バスケットボール(NBA)、アイスホッケー(NHL)でも表敬訪問は行われているものと思いますが

それぞれに国民(ファン)と密着した感じで勝者を讃える儀式って、いいよなぁ〜と。

 

「直観」に耳を澄ませていますか?:『ソース』読み途中の中間報告

仲間内で話題となっていた『ソース』を3分の2程度(1〜4部)まで読み終える。

>>  今日この頃の本に囲まれる自分 その弐:読んでみたい本  <<

日本語で記されたサブタイトルに「あなたの人生の源は、ワクワクすることにある。」とある通り、

” 私たちが個人としても社会としても豊かになるためには、プライベートな生活と境界がなくなるほどの楽しい仕事をし、精神的な満足感を成功の基準とし、無条件に人や社会に与え、右脳を活用して直観にしたがった生き方をしたほうがよいのです。” (p54)

であるとして、

” 誤った社会通念は、現代の高度に発達した産業社会の世界観を反映し、物質主義、消費主義、そして金、名声、権力という空しい成功感に裏づけられています。”

と正反対の立場から、著者(マイク・マクナマス)の生き方論が綴られています。

適性もお金も介在しない選択

人は・・

” 心から夢中になれるものがあると、人はそれを無心に追い求めます。そのワクワクをまわりの人間も認めてくれ、励まされると、ワクワクに自己推進力がつき、勝手にどんどん前進していきます。

内からわき起こる情熱がその人の人生をぐいぐい引っ張っていって、自動操縦を始めるのです。” (p69)   ⇒ ” 好きなことをしていれば、自然にすべてがうまくいきます。” (p73)

夢中になれる事に、適性の有る無しはまったく関係ないとして、実際、世の中に・・

” 管理能力のない管理職、お客を怒らせる店員、修理前よりひどくしてしまう水道工事屋や電気修理屋、誤診する医者、会社をつぶす経営者たち・・ “(p97/抜粋)

” 無能だからといって、現在の地位を得るさまたげにはならなかったようです。だからあなたも、有能ではないからといって自分の夢をあきらめる必要はありません。” (p97)

また、お金に関しても・・

”  私に言わせれば、「お金があったらできるんだが」という人の本音は「これを本当にやりたいのかどうか自信がない」もしくは「これは本当にやりたいことじゃない」ということ ・・中略・・

自分が何をしたいのかが一点の疑いもなくわかれば、それをどこでどのように実現すればよいか、自然にわかります。」”(p218)

踏み出せるか、否か

と。で、ここで大事になるのが、小さな一歩を踏み出す事。

” 実に大勢の人が私のところに来て、なぜやりたいことができないか、なぜ好きな仕事につけないか、なぜ一生の夢を実現できないかという言い訳をします。

そうした人たちは、最初の一歩を踏み出す前に、成功の保障を求めたがります。けれども、自分のやりたいことに向かって小さな一歩を踏み出さないかぎり、結果を予測することはできないし、そもそも自分の望む方向に進めるかどうかもわかりません。 ” (p157)

” まずやりたいことをやるのです。そうすればお金はあとからついてきます。” (p214)

と、適性も経済的な状況も、自分がやりたい(ワクワクする)事を明確にする事で

問題を問題と思わない事を指摘。

運命を分つ「直観」への聴力

個人で、この本で印象的であったは「直観」について言及した箇所。

” 自分がしようとすることが大事業であれ小さなことであれ、できるという信念がなければ何ごとも達成できません。信念には偉大な力があります。

信念は私たちが望む方向に汽車を走らせる機関車の役割を果たす、人生の原動力といえます。” (p168)

何によって、その力を実感できるかというと・・

” それは、自分の直観を信じることです。重要なことであろうが、ささいなことであろうが、人物や状況に対して自分が直感的に感じたことを決して無視しないでください。 ・・中略・・

心の中で本当に感じていることに注意をはらいましょう。何も感じられなければ、感じられるまで決断を延ばすのです。待っていれば、いずれ何かを感じます。その感覚があなたの本当の直観です。 ” (p169)

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「感情」とは異なる「直観」の正体

ここで、注意喚起があり、「直観」と「感情」を混同してはならないという事。

” 直観と感情はどのように違うのか

  • 喜怒哀楽の感情は生理的な反応であり、信用できない。
  • 直観には感情の揺れがなく、落ち着いて平坦である。直観は生理的反応ではない。「○○な気がする」という感覚で、一貫して同じであり急変したりしない。心の中から聞こえてくる静かな声だ。
  • 直観や感覚や気配は潜在意識からのメッセージであり、意識の力を信じる人にとっては高いレベルからのメッセージだと考えられる。
  • 感情は上下に揺れ、信頼できないし、信頼するべきではない。感情はさまざまな問題や空虚感の表われである。決して感情にもとづいた決断をするべきではない。感情的な決断をすると人生にゴタゴタが生まれ、あとから後悔するような選択をしてしまう。
  • 感情は、肉体や精神が情報処理をする結果として生まれるものだから、無視しないでそのまま味わえばよい。感情を抑えつけると、心身の健康に悪影響をおよぼす。けれども感情を判断の基準にして生きるべきではない。” (p170-171)

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仮)まとめ

この部分、先日読了した『イメージは物質化する』と重複する部分でもありますが、

思考の結果が感情で ⇒ 感情は描いたイメージを既に持っている感覚を心に宿す事で、やがてイメージは現実化する役割を果たすので、自分の抱いている感情を理解する事は重要。

但し、感情は揺れ動くものなので、判断の拠り所としてはいけない。

体の中から落ち着いて平坦に沸き上がってくるのが直観で、これを自分で認識する事、それに耳を澄ませる事が大事。

今週、目を通した2冊の本から学べるエッセンスは、上記に集約されますね。まだ、未読の部分があるので、「ソース」については、もう一度。

 

Paul McCartneyの快方を願って、The Beatlesのカヴァーver.3曲

Facebookは言うに及ばず、ここのところはTVからも来日中のPaul McCartney/ポール・マッカートニーに関する話題が多いですが、

私個人の関係でいうと「アルバムを買ってきて聴く」というよりは、音楽の授業であったり、

買ってきたアーティストがビートルズのカヴァーしてたり、といった間柄。

そんな状況下、ビートルズで身近に感じる曲って、どの曲だろ?!と頭に思いを及ばせてみたところ・・

” I’m Down / AEROSMITH” 

まず、AEROSMITHの “I’m Down”。”DONE WITH THE MIRRORS”で再結成を遂げたものの、アルバムの出来は地味でくすぶった感じがあったところ

次にリリースされた “PERMANENT VACATION”は快心作となり完、人気再燃の契機となったアルバムの後半に収められた1曲(リンクはライヴテイク)。

当時、武道館まで観に行った自分としても、学生時代よく聴いた1曲です。AEROSMITHのThe Beatlesカヴァーだと “Come Together”の方がお馴染みですかね。

” Revolution  / THOMPSON TWINS ”

次は 80’s 真っ盛りの頃に、ハマった1曲。伸びやかというか、心弾まされるアレンジに魅了され

バンドの方に思い入れはないものの、、最近でもたまに聴きたくなります。

” I’ve Just Seen A Face / David Lee Roth “

最後は、自分が数多のコンサート観覧経験の中で最高の時間を過す事に

David Lee Rothが1988年にソロで来日を遂げた時の “Skyscraper Tour” のアコーステッィク・セッションで披露されたテイク。

この時はスティール・ドラム・ショーや客席の頭上にボクシングリングが設けられたり、

客席の中をサーブボードに乗ってDaveがアリーナ中央部に下ろされたボクシング・リングからステージに移動するパフォーマンスなど圧巻のパフォーマンスでした。

(自分が観た)場所は、本来であれば今日48年振りにPaul McCartneyが立つはずであった日本武道館(但し、映像は代々木オリンピックプール)。

get well soon, Paul

昨年行われた来日公演では2時間以上に渡る公演で、声も良く出ていたと、掛け値無しに駆けつけたファンの期待に応えたパフォーマンスであった模様で

それだけに余計、今回、楽しみにされていた方も多く、その分の落胆は致し方ない事と思います。

そんな中でも、日本ではPaul McCartneyの体調を気遣う声が大勢のようで、私も偉大なるロックンロール・レジェンドの快方を願うばかりです。

「冒険」に出たものだけが、大きな果実を手にすることができる