LOSTの製作秘話から書き始めてみた、いろいろ(人はこだわるという話し)

 

今朝、目を通したアルマクリエイションズ(=神田昌典さんの会社)のニュースレターから。

ヒットはその場の閃きから生まれる

名前だけは知っている海外ドラマ「LOST」。数々の賞を受賞しているようですが

脚本家でプロデューサーでもあるJ・J・エイブラムスは映画の撮影方法について・・

『(LOST制作時)悪ノリして、ストーリーは自由に作り合った』

『即興性を大事にしたい』

『その場で感じる「これだ!」と思った事を実行するのが好き』

『結果がどうであれ、とにかく信じる事が大事。その信頼の根拠は「体の底から感じるゾクゾク感」です』

 

同様の話し、ビートたけしでお馴染み北野武監督や三谷幸喜監督も現場で台本を覆し、その場での閃きから最終カットを決定しいた話しを聞いた事があります。

三谷幸喜さんの出世作「やっぱり猫が好き」は、台本なんだかアドリヴ(その場のノリ)なんだか分からぬ不思議な感じが印象に残ってますが、今にして思えば三谷ワールドの原型ですね。

 

ヒットの要は台本

方やドラマの話しになりますが、「渡る世間は鬼ばかり」等でお馴染み、橋田壽賀子さんのように台本の文言一字一句変えてはならぬという人も居て、

「LOST」は作品を見ていないので断言出来ませんが、「LOST」ならではの明確なコンセプトは貫かれていての大ヒットであったと推察します。

現場のノリに任せても、台本に忠実でも、土台がしっかりしていれば、何れのアプローチでもヒット作は生まれていますね。

 

譲れぬ事、こだわりの世界

もっとも北野武監督は、頭の中に明確なイメージが出来ていて、役者さんから「こここうした方が良いのでは」等の助言があった場合、

以降、その役者さんは使わない一途さもお持ちとの事。北野作品のフィルモグラフィーが増えると共に

キャストの固定化が進んでいる(ように見られる)様子は、監督の意図を汲み取った人たちが脇を固め

現場の一体感が生まれ、北野監督の世界観が精度を増して映像化されている背景がうかがわれます。

直近作の「アウトレイジ・ビヨンド」は、確か北野作品最大のヒット作であったかと。

 

一流は、こわだる(イメージに忠実)

黒澤明監督もOKを出すまで、一切の妥協を排した姿勢・・

  • 家族の人数に合わせて、写す事のない箪笥の中にまでリアリティを求めた話し
  • 空に浮かぶ雲のイメージが合うまで撮影を延期した話しなど

・・は、つとに有名です。

変えて良い事と、変えてはならぬ事。

その人だからこその「こだわり」、クリエイティヴ(映画に限らず、音楽、デザインetc)を見る時の醍醐味ですね

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Mac ってセキュリティ対策(ソフト)要るの ? で右往左往

 

備えあれば、手間もかかる

長らくWindowsユーザーでしたが、先月末くらいからもしもの時に備えて使っていたバックアップユニットの容量が一杯となり

メンテ契約を依頼している所(PCデポ)に持ち込めば、ハードディスクが壊れかかっているとの事で⇒入院

 

裸のMac

期せずして、ノマドへの憧れから購入が先行していた MacBook Air の出番となり、今週で3週目くらい。

所定の容量に画像を圧縮するようにしたり、Windowsのマウスの右クリックの作業に相当する作業指示など

四苦八苦していますが、突如、数日前になって「そういえばセキュリティソフト入れてないぞ」と

Windowsユーザーの長く染み付いた感覚からするとからすると、有り得ない事態にビビって、早速、購入時の家電量販店にクレーム気味で電話をしたところ

店員(恐らくAppleの販売スタッフ):「Windowsと違って、システム(←と記憶)が公開されていないですから、(セキュリティソフト)入れている人とそうでない人、半々くらいですかねー」と肩透かし気味。

それでも私:「半々なら、購入時にインストールの要否を選択出来る状況にすべきなんじゃ?」と応戦。

店員:「店舗やAppleストアでもWindowsのような対応はしていないので、営業の判断になります。後は独自にソフトウェアをインストール頂く形になります。」

と、店員の応対の感じから一先ず安心した次第。

 

セカンドオピニオンは医療分野だけにあらず

で「Win機の機嫌が直ったようだ」との連絡を受け、回収に行った際、念のためと上記件を伝えれば

「ウチでは対応(インストール)をオススメしています」との回答。売上にかかわってくる話しだから、当然の回答か。

それでも、また不安が首をもたげてきたので、帰宅後、Yahoo!知恵袋で「Mac セキュリティソフト 必要」とかで検索をかけると・・

「質問するまでもなく入れるべき」、マルウェア等々、不得手な 専門的な用語も飛び交ってきて、不安が上回る状況に(苦笑)

 

身近なコンサルタント

それで今日になって、何人か身近なMacユーザーにヒアリングしたところ、

「使ってない」「今は必要ない」等、やはり要らない様子。

 

お試し版で得た1ヶ月のモラトリアム

投資家のロールモデル、(ウォーレン・)バフェット語録に

「リスクとは、自分が何をやっているかよく分からない時に起こる。」(「1分間バフェット」/ p22)

今朝、念のため1ヶ月のお試し版を導入。絆創膏的対応をしたので、周囲に迷惑かける事なきよう

用心を重ねる意味から期限切れとなるまで極力情報を集めてみて、結論を出す事に。

インストールすると、バリバリ セキュティかかった感じに責任を果たしているかの感覚を得ましたが(笑)さて・・

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本田健さんがナビゲートしてくれる「才能」の見つけ方

 

正月の頃に買って、積読本とし化していた「自分の才能の見つけ方」を昨日、今日で読了。

 

一般的な読み物というよりはワークシートがあって、テキスト的な趣もあり、購入後、暫くは手が伸びない感じでしたが

ビニール綴じを開封してからはスラスラと、所々「なるほど」など頷きながら、ほぼ一気に最後まで行けました。

人間、誰しも才能が備わっていて、多くの人はそれに気付かないものだと。

自分にとって当たり前に思える事だと、なかなか分からないですよね。人から言われて「そうかな」と気付かされたり。

 

才能との交わりは4段階ある

本では「才能から見た4つのレベルの生き方」(p46)なる分類があり、

  1. 天才レベル・・フルに才能を使って、自分が生まれてきた目的に近いことをやっているので、限界がない。
  2. 優秀レベル・・自分の得意な事で社会的にも評価されることをやっている。学生時代から優秀だったり、上手に出来る事を長年やってきたりしたので、その分野で素晴らしい業績を出している。
  3. 普通レベル・・誰にでも出来る仕事をやっている。クレームに追いまくられる事は無いものの、ごくごく普通に仕事をしているので、何となく退屈さを感じている。世の中に一番多いタイプ。
  4. 無能・迷惑レベル・・自分のやっている事が評価されるどころか、迷惑になっている事を痛感させられており、毎日がつらく、苦しいものになっている。

 

誰でも天才、優秀レベルになれる

著者の本田さんは、人の才能を発掘する手伝いをされてきた経験から「どんな人にも才能はある」(p.5)、

「意識さえ向ければ、ちょっとしたきっかけで、才能は見つかります。」(p.5)との大前提から本が展開されています。

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「嫌なこと」で生きる世界、「大好きなこと」で生きる世界とには大きな違いがあるとして、当然、後者で生きる為の心得が説かれているワケですが、

「大好きなことで生きるために必要ではないもの(p13)」として・・

  1. 才能・・ 途中で開発されていくもので、最初は必要なく、大好きな事を何年も、何十年やっていて初めて才能が出てくる。
  2. 時間・・時間がないと感じている人の多くは、優先順位の付け方に問題(断れない仕事、用事に時間を取られている)があり、本当に大事な事に時間を使っていません。
  3. お金・・あると便利だが、なくても出来る。今、大好きな事で成功している人たちの多くは、無一文からスタートしている。
  4. やる気・・本当に好きなことに出会った時は、人は自分の中から突き上がってくる情熱が抑える事が出来なくなる。

“方や、大好きなことをやっていく人生に必要なものは、たった1つ必要なものは「好奇心」のみであると言い切られています。”

ピンチとチャンスは同時にやってくる

大好きなことをやって生きている人の多くは、これまでに人生を劇的に変える転機と出会っているとして、下記6つの状況に直面した時などはサインとなりうる(p14)

  1. リストラや売上の急減
  2. 本人や家族の病気
  3. 破産、事故
  4. 物事が完了したとき
  5. 人間関係のトラブル、男女関係の破綻
  6. 誰かに出会ったとき

こうした状況を迎えるに至った際、著者の本田健さんは・・

“人生の分かれ道にさしかかったときは、怖れや疑いがある道こそが、あなたの進むべき道です。”(p63)

と指南されています。

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才能にも4種類ある

「才能」に止まらず、多分に「生き方」に関しても示唆を与えてくれるガイド本でしたが、

自分が「面白いな」と感じたのは「才能」には、一般的に理解されているポジティブなもの(リーダーシップを取る、行動力がある等)だけでなく、

ネガティブ・・ズケズケとものを言う、自分(他人)に厳しい、否定的になる

静的・・洞察力がある、人に甘える、人の長所をみつける

動的・・組織を動かす、人に教える、人と人をつなぐ

と4類型あり、ネガティブな才能に関しても発揮しどころがあるという事。

例えば、「ズケズケとものを言う」人であったら⇒人の本質を突いて癒すカウンセラーの素養がある可能性がある

例えば、「優柔普段」な人であったら⇒調和を生み出す調整役であったり

例えば、「否定的」な人であったら⇒リスク管理のエキスパートであったり

自分に備わった面を向ける事で、自分自身の本来の姿を発揮出来る事が説明されています。

その他、才能に関して様々な切り口で論が展開されていますが、書き方がシンプルで具体的。全編100頁に満たない分量で、

「ちょっと疲れたなぁ」と気分が下降気味の状況であったり、リフレッシュを求め近くのカフェに入る際のお供といった状況で

威力を発揮してくれそうな一冊でありました。

 

ローリング・ストーンズ 東京ドーム外で繰り広げられたバトル

今宵は THE ROLLING STONES 公演が行われる東京ドームへ。

と、言っても大多数が吸い込まれるドーム内ではなく、向かいの物販売場へ・・

「開演時間を過ぎてるから余裕でしょ」なんて思ってたら甘かったー

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我ら来日公演記念グッズ組み

「あぁ、桑田さん!」なんてお友達にお声掛け頂いたり(笑)したところから、軽く20、30分売場内に入るための列に並ばされ ・・そこから各売り子さんが構える場所に順番待ち。

向かい側に陣取る販売員さん30名程度は居たと思いますが、それぞれに7、8人が並ぶといった・・ そこから更に30分くらい。ふぅ〜

順番が巡ってくると、そこから迷い出す人やTシャツを広げてみる人がいて、目の前に売場が見えているというのに、なかなか進まない、、。

待っている方は、目当ての物が売切れやしないかと焦っちゃってみたり。

たどり着けば、どんでん返し

で、いよいよ順番が回って来たと思って、並び始めの段階から売り切れていたサイズ以外の物は手に入って、お会計と思えば・・

財布から取り出したカード払いが却下、、

「東京ドームでは全て現金でお願いしております」との事。「取り置きもダメ」との木で鼻をくくったような対応で

ここは一旦諦めるが得策と、近くのコンビニを探して、キャッシング。所要時間10分ほど。

舞い戻った先の行列は、やや落ち着いてものの、それでも30分は待ったかなぁ。

「コンサート目当てじゃない人も結構来てるんだな」と、学習させて頂いた次第。(THE ROLLING) Stonesだから?!

買えないかもしれないは、余計欲しくなる

「昔のコンサート会場の物販売場ってこんな効率悪かったかなぁ」なんて、ここ数年は買いたいのに買えない事も想定しなくてはいけないという。

ドーム内に入った方々のうち、満足な買い物出来た人(コンサート観て、記念品買って帰るという王道パターン)はどの程度居らしたのでしょうか・・

物余りの時代にしては珍しき事が、コンサート会場では結構起こっています。

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そんなんで、今回の戦績 ↑ 自分用は一切無いというオール頼まれの品。自分のだったら諦めてたかも・・。

 

斎藤一人さんに学ぶ渡世

YouTubeにアクセスしていればお馴染みの推奨機能の中に、斎藤一人さんの講演が。

2:14:04の収録時間に怯まず(笑)聞いてみました。

講演を通じて垣間みる斎藤一人さん

斎藤一人さんには何となくお名前だけ知っていて、長者番付であったり、起業家という事がキッカケであったと思いますが

人物像であったり、お姿であったり(講演聞きながらGoogle、Yahoo!で画像検索するもお姿探し当てられず)、ご本人に関する情報は殆ど知らないといった状況。

講演は、一人さんが全国展開されているマルカンに加入されている方々向けに行われたものである様子。

商人(あきんど)道に関して説かれている内容で、一人さんが大社長、講演を聴きに来られている方々がお弟子さんという立場で、場内が笑いに包まれる事が多く

一人さんが話しやすい雰囲気で講演が進んでいき、一般向けの講演でないため、お話しされている内容も踏み込んだ印象を持ちました。

一人さんが説く商人

  1. タダ(無料)で出来ている事が出来ていないと、商売にはならない。
  2. 商人は1円も出さないのが原則(=知恵を絞る。人のお客さんにならない)。
  3. あんちょこ(答え)に「37」と書いてあれば、素直に「37」と書く。自分で考えて、他の答えにしようとしない。(=素直に学ぶ)

お金に好かれるには・・

  1. お金はキレイに揃える。
  2. お金を出す(払う)時は、声を出して「ありがとう」と言う。
  3. トイレの蓋は閉める。(トイレは霊界に一番近い場所との事。そこが汚い人は、物事が上手くいかない)

一人さんの人生観

  1. この世に生を受けているのは、神様からの招待を受けての事で、この世には遊びに来ている。(=この世は全て遊び)
  2. 商売に関して、手元の1万円で売上いくら上げられるか、ゲームと思うくらいで良い。
  3. 人生苦労だと思っている人もいるが、「ありがとう」と言い続けていると「ありがとう」と言う状況が続いてくる。
  4. 返事がいい人は=もの凄くいい人。「はい」が上手だと、頼まれ事が多くなり、「ありがとう」と言われる機会が増えてくる。
  5. この世は亡くなってしまうまでの「遊び」と考え、常に明るくしている。
  6. 上手く行っている人で、悩んだり、苦しんだりしている人は居ない。苦労=嫌な事をしている時。
  7. 成功するのは、好きで楽しくやった事。

悩みがある=答えがある

世の中、プラスとマイナスは同時に出ている。

答えがないものには、悩みも出ない。たいがい見たくない方に目をやれば、答えは出る。悩みは、答えを見つける楽しいゲーム。

幸せになるためには、諦めないといけない。

例えば、ブランド物が好きな場合、自分は欲を捨てられない人間だと思って諦める。⇒買おうとする努力、ゲームと思ってせっせとやれば良い。

“まずは自分を許す。自分を許せないと、人を許せなくなる。人を許せるようになると、人生が楽しくなる。人は、それぞれ違う。”

How-To-Be-Positive

一人さんの哲学

人生は、いい事 〜 悪い事 〜 いい事  の流れとなる事が多いが、「ありがとう」と言い続けているうち、いい事が続くようになる。

人は冒険しないとワクワクしない。恋愛が良い例。

2時間14分を通じて

講演を通じて、一人さん流の解釈に筋が通っていて、2時間超の尺は、

映画を観るにしても長い時間ですが、聞きやすい講演でした。殆ど一般の場に出てくる事のない方と思っていますが、

実際、目の当たりにされた方によると、颯爽とされていて、男からみても「カッコいい」と感じられたとの話しを耳にした事が有ります。

「ありがとう」の法則は、他所でも聞いているわりに、なぜか身に付かない事では有りますが

上手く言っている人から学ぶ素直な心掛けと、一人さんの捉まえる人生観は他の方と一線を画された見方もあり、良い刺激を受け取る事が出来ました。

YouTubeを使いこなせれば、凄そうだ

しかし、今までは YouTube、音楽にアクセスするツールとの認識が強かったですが、講演の類いも充実してますね。

 

価値の提供を何よりも重視して、とにかく一歩踏み出そうの起業論。『1万円起業』読了

kindle第2弾書籍として購入した「1万円起業」を読了。

「片手間ではじめてじゅうぶんな収入を稼ぐ方法」とサブタイトルされた本書は、

前回のエントリーと重複しますが、事例の紹介に合わせて、起業のマインドセットに平易な表現が用いられていて

「これなら、自分でも出来るかな」といった感じに、脳に心地良い刺激を与えてくれます。

 

予期せぬ起業家たちが躍動するマイクロビジネスとは

書のプロローグには「必要なものを、あなたはすべて持っている」の文字が踊り

「これまでにないくらい大きな力を持つ事が出来る幸福な時代が訪れようとしている(*2%←紙本の頁数に相当)」

紹介される事例は自宅のオフィスでパソコンを起動させ、自分を信頼し、助言を必要としている顧客に電話をかけるタイプの

「マイクロビジネス」として、これに携わるのは「仕事のルールを書き換え、自ら采配を振るい、新しい未来を創造している・・予期せぬ起業家たち」(*5%)が主人公であると。

 

I. マイクロビジネスとは・・

「思いついてから起業するまで、現在では1万円未満の資金と、1ヶ月の期間があれば良い」(*10%)

「採算のとれるビジネスは、だいたいにおいて1人で、たいした資金をかけずに始められていた」(*11%)

 

II. マイクロビジネスの起業家に求められる資質は・・

「好きなことや得意なこと(その両方を兼ね備えていれば一番良い)と、他人の興味の重なる部分を持っており」(*12%)

「他人の興味は、喜んでお金を払うほど強いものでなければならない」(*12%)

つまり↓

“自分の情熱とスキルを、他人にとって有益なものと一致させる”(*14%)

 

III. 立ち上げに必要なことは、たった3つ・・

  1. 製品またはサービスであなたが売るもの
  2. 代金を支払ってくれる人びと=顧客
  3. 支払いを受ける手段=製品またはサービスとお金を引き換える方法

 

1.に関するヒントは・・「ビジネスを始めるもっとも簡単な方法は、人が何を望んでいるかを先に突き止め、それを提供する手段を見つけること」(*15%)

価値=交換や努力に生じる、望ましく役に立つもの
=人びとの役に立つこと(*18%)

価値で大切な事は、単に商品の特徴を語るのではなく、消費者が感じる「感情的な必要性」に結びついているという事。(*18%)

つまり、コア・ベネフィットを売り込むこと、それは大抵、物質的なニーズよりも感情的なニーズに結びついている(*22%)

 

ビジネスで成否を分ける分岐点

マイクロビジネスの起業家=予期せぬ起業家たちがビジネスに成功したのは・・「価値の提供を何よりも重視したとき」(*22%)

ビジネスチャンスの一例で・・ 何かに興味を持つ人がたくさんいるが、それを日常生活で実行するのは大変だというケースは好例。(*36%)

すぐれたビジネスは、他人の問題に回答を与える(*28%)

ビジネスを考えているなら・・ 自分がどんな人の役に立ちたいのかをはっきり考えておくこと(*35%)

人が欲しがるものを見つけ、それを与える方法を見つける(*37%)その際、革新を考えてはならない。有用性を考える。(*41%)

見つけたら「すばやくスタートし、反応を見てから考える」、「計画と実行の戦いにおいて、勝つのは常に実行」(*41%)

とにかく早くスタートすることが大事だし、最初から大金をつぎ込むのは避けなければいけない。(*41%)

 

「感じたら、飛び込んでみる」から拓ける世界

と、マインドセットに関しては書の前半に踏んだんに分量が割かれていますが、

堀江貴文さん(as known as ホリエモン)が「ゼロ」で言われていた表現を借りれば・・

  1. チャンスだけは誰にでも平等に流れてくるもの / p.100
  2. チャンスを見極める目なんて、必要ないのだ。少しでもおもしろと思ったら、躊躇せずに飛び込む。(そうしないと、せっかくやってきたチャンスは流れる桃のように過ぎ去ってしまう。)/ p.101
  3. シンプルに考えればいい。すべては「ノリのよさ」からはじまる / p.102

Key & keyhole with light

サッカーのフォワードであるならゴールを感じる嗅覚によって、ポジショニングが変わってくる事になりますが

ことビジネスの世界においては、必要な事は3つ、1万円起業の著者のクリス・ギレボーさんによると、ちょっとした嗅覚が必要になるとの事ですが

堀江さんの場合、それも関係ないと。

人の役に立てそうだ、面白いと感じたとこから、一歩踏み出せるかどうか、そこに少数、その他大多数を分ける分岐点があるようですね。

オスカー(アカデミー賞)の本命?!「大統領の執事の涙」

ウォールストリート、ラッシュも気になったけど・・

2008年7月の新装オープン後、私的、主力映画館となっていた新宿ピカデリーの現行のポイントカードが今月末で取扱い終了となる事で、それに間に合うように1回分無料鑑賞出来る状況を作っていました。

ウルフ・オブ・ウォールストリート」「大統領の執事の涙」「ラッシュ」の中から、さて、どれにしようかな・・で

「大統領の執事の涙」を選択。

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3作の中で、一番話題性に乏しい(インターネットに上がってこない)ような気がして迷いましたが、封切りから、まだ2週目であった事で世間的な手垢がついていない状況とも。

*下記、ネタバレ有り

 

手堅い筋立てに、豪華布陣

予告編は劇場で見ていて、何となしにシナリオは想定していましたが、

事前の見立ては軽く覆され・・ 想像していたホワイトハウス内の人間模様というよりは、

全編通じて人種差別が切り口となっていて、テーマとしては珍しくないですが、

似た感じの作品の個人での劇場鑑賞は「ミシシッピー・バーニング」とか、凄い時を遡るような。

 

 

この手の作品は賞に強い

本作も前回映画館へ観に行った「アメリカン・ハッスル」と同じく、「アカデミー賞最有力」の文言がポスターに踊っていて(笑)自分が人に薦める映画とは違いましたが

史実を軸に展開された作品、アメリカ史における意義、豪華キャスト(ロビン・ウィリアムス、ジェーン・フォンダに、オプラ・ウィンフリー、マライア・キャリー、レニー・クラヴィッツ等、映画界の外からも厚み有り)から

なるほど、アメリカでは本作が行っても(受賞しても)頷けるかなと。

 

客席との距離感

今のところ、今年観た映画の中では「永遠のゼロ」が良かったですが、

これは日本人の立場から劇中の登場人物に感情移入出来る部分が多かったせいと感じていて、アメリカならではの支持される背景がよく表れていたと思います。

 

集合知:みんな知らなかったのに、みんな知っていた事から真相を突き止めてしまう不思議

夜、ちょっと遅い新年会へ向かう電車内で、「みんなの意見」は案外正しい を読み始め。

ここのところの2冊は「ゼロ秒思考」「1万円起業」と、kindle が媒体となっていたので、紙本は久しぶり。

学んで 書いて 巡って来た この一冊 との縁

本著を手に取ったのは、神田昌典さんの実践会アカデミーの教材の中で、

スペースシャトルが爆発事故を起こした際、関係銘柄の株価は当然の如く、総じて値を下げた。

半年後、調査結果が明らかとなった際、事故原因に起因した企業と、事故後、一番値を下げた企業が一致をみた事例が紹介されており

神田さんから特定は無かったものの書物で研究されているものがあるとのお話しで、その事を書いた際の一文をお読み頂いた友人から本著を紹介を受けてのキッカケ。

専門家を負かしてしまう集合知の力

まだ、「はじめに」の部分に入ったに過ぎませんが、本著が書かれた目的は・・

専門家を追いかけることは間違いで、しかも大きな犠牲を伴う間違いだ、というのが著者でコラムニストのジェームズ・スロウィッキーの主張。

冒頭では いきなり 1968年5月、アメリカ海軍の潜水艦が帰還する航路で消息を絶った事件を事例として紹介。

捜索範囲は 32km四方、深さ数千mの範囲に及ぶ。潜水艦を探し当てる一つとして提示された方法は

I >>3−4人程度の潜水艦や海流に関する精鋭の専門家に潜水艦の位置を予測してもらい、そこを探索する事。

他方で、元海軍士官は・・ II >> 潜水艦に起こったと思われる幾つかのシナリオを作成し、

数学者、潜水艦の専門家、海難救助隊など各分野の知識を持った人を集め、専門家同士で意見交換をして一つの結論を出してもらう代わりに、各自に蓋然性の高いシナリオを判断してもらうというもの。

このアプローチのもと、元海軍司令官に集められた結論は何一つ潜水艦の位置を探し出す解決策には成り得なかったものの

各情報の断片を集めて想定した合わせ細工から、ベイズの定理なる確率論の手法を使って、潜水艦の位置を推理。

推理された位置は、何れの専門家が出した結論に沿ったものでなく、専門家全体の集合的な意見であった。

やがて調査が行われ、果たして潜水艦が発見された場所は、上記の集合的な意見で推理された場所から僅か200m場所であった事。

専門家の誰一人、潜水艦が沈没した理由も、航行速度も、海底に衝突した際の角度も分からないながら

集団としては解決に至る知を得ていたというミステリー。

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300ページ超の集合知を学ぶ旅

事例が、これ1つという事であれば偶然として処理される事になりますが、本著では複数事例をもとに「集合知」の実態が解き明かされる模様。

これから始まる本編310頁に及ぶ「集合知」に関する学び、大いに楽しみたいと思います。その内容は、読了後に(シェアします)。

「冒険」に出たものだけが、大きな果実を手にすることができる