「もっとも恐れていることこそ、もっともする必要がある」ティモシー・フェリス

 

昨日の 長倉顕太さんと青山龍さんの対談動画を見てから、「そういえば似たような事、書いてなかったっけ」と

久々に、 「週4時間」だけ働く。 を手に取ってぱらぱ〜らっと。

 

恐れとは、向かい合うべき事なり

同著、数年前にオーストラリアの離れ小島(Hayman)に滞在した際に、プールサイド他で研究を試みた愛着のある本ですが(笑)探していた箇所は・・

「もっとも恐れていることこそ、もっともする必要がある」(p81)

の部分。

自分の場合は、理想と現実の間に・・ 義務感から朝の起床時間が決められたり、多分に土日のために、月〜金が存在していたという事が横たわっていて

出典は忘れましたが「人は自分の夢を叶えるために仕事をしている人もいれば、他人の夢だったり、必要に迫られていたりであったり、それ以外の理由もあり、働く動機は人それぞれ。

人の幸せとは、如何に仕事を自分の夢に近付けるかで決まってくるという考え方が知り、

これが実に長い事、頭に鮮明に残っていて、

自分も毎朝(自分の)夢を叶えるために目覚めたいし、月曜から日曜の意味合いや重みも平準化したいなと。

 

学びは、記憶を呼び起こす

これを実現するには自分の頭に、「安定を捨てる」事とトレードオフになっている(=自分を作り直す)、と思っていて

どうやら長倉さんの直言が、脳裏に潜んでいたこの言葉を呼び起こしてくれました(笑)

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「週4時間」労働  の正体

この本(「週4時間・・」)は、「先送り人生プラン(奴隷→貯金→リタイア)」を捨て

「時間」「移動性」を得て、「今」を贅沢に生きようと、著者のティモシー・フェリスが、ニューリッチと名付けられたライフスタイルを勝ち取るまでやノウハウについてが主たる内容。

冒頭、「起こるかもしれない最悪の事態とは何のことだろう?」との問いかけから

「いつか」実現するために夢を先送りしてしまうのか。非常識なことにトライするには、今が絶好の時だ。

と、そこから追補部分を含め600頁強の「ニューリッチ」への誘(いざな)いが始まるのですが・・

著者のティモシー・フェリスの国籍は確かアメリカ。本質的なことは日本でも何処でも同じという事ですね。

 

Editor’s Note

3年前の3月11日。通常30分かけて電車通勤していた道のりを、その3倍の時間かけて歩いて帰宅。

その道中、東北の惨状をTVのモニターを通じて知り、現実の事として受け容れるには時間を要しました。

今日、行政から配信された画像の一部を見る限り、復興が進んでいない現実を知らされ、

3年の重みは人それぞれですが、まだ3年の思いを強くするに至りました。あるべき姿を各自描いて共有する事が大事ですね。

 

 

 

長倉顕太さんの「変わりたい人」へ向けたメッセージが強烈過ぎた

相変わらず、動画(限りなくYouTube)にハマっていますが(笑)「平成進化論」(メールマガジン)のリンク、所定フォームを辿って行けば・・

無料動画があって、その一つが「うわっー!」って具合。人は如何にして変われるか(変われないか)を、これほど端的に説明している映像ってあったかなと。
動画の引用元 >> ハイバリューコンサルタント養成プログラム

 

爽快なばかりの一刀両断

青山龍さんと長倉顕太さんの対談。不勉強で、お二方とも今日になって初めて知った次第ですが、

ナビゲート役の青山さんの問いに回答される長倉さんの回答が簡潔明瞭、変われぬ人を一刀両断してくれます。

私=斬られた人  ーー;

 

悩みの大半は、大したものじゃない

自己変革出来ない人は、頭で悩んでいたり、暇であったりする場合に生じ、その多くは

“大した悩みではない可能性が高い”

暇とは、何も考えなくても生きて行ける日常で、脳の余分なキャパシティが無意味な悩み、不安を作り出していっていると指摘。

 

長倉さんは「環境=人間関係」と定義され・・

  1. 例えば水の中に居て苦しければ陸に上がれば良いだけ。その環境に居るから苦しいだけで、解決を図るには違う所に行けばいいし、違う事をやれば良いだけ。働かない事も選択肢。
  2. 問題を抱えている時、身の回りの友人等に相談するのは、そもそもその環境(人間関係)に原因があるので、解決策には成り得ない。

上記2点から、世の中には視野の狭い人が多く、視野を広げる事で「外に飛び出す事」で、解決(策)を図れるようになる。

 

安定か、変革を求めるか のトレードオフ

また、今、当事者意識のない人、反応のない人が多く、それらの人に対しては、感性を開かせるべく衝撃を与える必要性があるとして、長倉さん流の方法論は

“安定収入を断たせる事だ”

と。人間、安定しているから何も考えなくなる。方や独立していると、何かしていないと実入りが入ってこないし、色々考えようになるし、普段から感覚を研ぎ澄まさざるを得なくなる。

多くの人は目の前にチャンスが来ているにもかかわらず、感覚が研ぎ澄まされていない事から、チャンスが訪れている事すら気付けない。

「一度、手に入れた事の一切を手放す事無く、変わる事を求める難しさは」ファーストリテイリングの柳井会長に、経営コンサルタントの神田昌典も仰ってますね。

神田さん流の物言いだと、「手放す(手放せ)」と。

 

工藤公康のプロフェッショナル論

この点は、以前、私がスポーツニュースの企画で当時、横浜ベイスターズに入団した工藤公康投手と、後にハマのストッパーとなる山口俊投手に・・

プロ野球選手として頭角を現すためには、何より「日本一の練習量」だと説くのと同時に、自分で考える事の必要性について言及し、

今まで野生に出て狩りをしていた動物が、一度、人間から餌を与えられるようになると、狩りが出来なくなる事の危うさをマインドセットの重要性として例示されている事を思い出しました。

 

誰かを勝たせ(続け)る事で、自分が這い上がる

動画の後半で、長倉さんは自己変革出来る人の条件として、「食らいついてくる人」と回答され、具体的には100人居たらその中で名前を覚えてしまう人。

逆に、自己変革出来ない人は「どこかで引いていて、当事者意識がない」と回答。

「自分を変えたいと思っている人が、何をすべきか」の問いに・・

“まず、誰かを勝たせろ。コミュニティなり、周囲の人に貢献出来るか?、貢献し続けられるか?これが出来れば、人に引っ張り上げて貰える事になる。”

長倉さんの定義される良い人生は、「人の役に立てていると実感を得られる事」

自分が如何に人の役に立てている事を実感出来るか?日本は豊か過ぎて、実感を得づらい。

人は究極的に人の役に立っている実感を得たいだけ。

そこに損得勘定を持ち込んでくる人、Give & Take の精神を持っている人は絶対に上手くいかない。

本来、人の役に立てているだけで十分楽しいはず。損得勘定ではなく、Give, Give, Give の姿勢に徹する。

 

解は、当事者意識を持って行動し続ける事

 

人生を変えたければ・・

  • ぶっ飛んだゴールを設定する。
  • 何をやるにしても新しい要素を採り入れていく。(=同じ事を繰り返さない)
  • 安定もバランスも要らない。

鍵は「当事者意識」の問題。他者意識を身につければ、人生もビジネスも絶対に上手くいく。

動く事(新しい経験、新しい感覚を得る)でしか、エネルギーは湧かない。

上記↑  岡本太郎語録で・・ 人間、選択する状況に差し掛かった時、「危ない」と思った方を選び続けろ、というのがあったように思いますが、その感覚に近いですかね。

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本質はきっと端的なんだろう、と感じた動画

と、約25分の対談でしたが、長倉さんの言葉がストレートでズバズバと刺さってきて

昔、経営の失敗談を「社長失格」の著者の板倉雄一郎さんが赤裸々に語られて、そこに凄いリアリティを感じた事を覚えていますが

このくらい直線的であれば、人は変わっていくんでしょうね。言葉の持つ重みを感じたと同時に、

見事なまでに斬られ爽快ですらあった、25分でした。

 

 

アリス・イン・チェインズを知って20年以上経って、この時(横浜公演体験記)

 

普段、週末、午後から夕方にかけて行く事の多い犬の散歩を午前中に済ませて Alice In Chains のライヴが行われる横浜を目指す・・

目的地は、みなとみらい線の終点「元町・中華街」駅、から更に徒歩15分ほどの海っぺり。初めて行く会場で、横浜ベイホール。

見事に人気(ひとけ)疎らな、リゾートもちょっと入った感じの場所で、「平日はちょっと無理でしょ」といったロケーション。

開場前に会場脇のアジアンテイストなレストランで、これから楽屋を訪れるとのラッキーなファン2人と昼食。

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唯一無二の低音グルーヴ

Alice In Chains はデヴュー後から何となく動向をフォローしていて、かれこれ20年超の付き合い(?)になりますが

ライヴは今回が初めて。これは終演後、確認出来た事ですが、オリジナルメンバー4人のうち2人は既に他界。

そういった状況下、バンドは活動を継続して、自分の予定がこのタイミングで噛み合って、機会が巡ってくるのも縁ですね。

バンドを牽引するGuitaristのJerry Cantrellが創り出す唯一無二の独特のダークなグルーヴに魅了されてきましたが、

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実は木曜日(3日前)までは行くつもりがなく

バックステージに行く友人の熱気であったり、ヤフオクにあたってみたところイイ席が額面割れで取れそうだし、といった状況から急遽。

そんなんで、ここ最近の最ヘビーローテーション曲 ↓

鬼門、オールスタンディング

会場は苦手なオールスタンディング。その昔、レッチリことRED HOT CHILI PEPPERSが今みたくメジャーになる前、

初来日公演(1989年)を クラブ・チッタ で観た際、ステージ目がけてダイヴした客が、自分の後頭部をに飛び込んで来たという悪夢の再現を未然に防ぐべく

安全そうな柱の前の場所を確保して、開演を待つ事、約1時間。

AICの病みつきグルーヴだけでなく、コーラスも

ほぼ定刻(18:00)に始まった、Alice In Chains (AIC)独自の世界観はライヴでも健在。

低音が効いた楽器から放たれる音色、音圧というよりは被さるコーラスが印象的。振り返れば、ロックのコンサートも久しぶりで

当日を迎えるまでのワクワク感に、開演前のドキドキ感に、ライヴ中の高揚感と。

ガツンと来るオープニング “Dirt”から2曲 “Them Bones”、”Damn The River”に・・ 聴きたいと思っていた”Check My Brain”(上記) に、”We Die Young”、”Nutshell”に・・ ライヴ映えする “Man In The Box”、”Would?”に等々、出し惜しみなく。

場所の特異性も相俟って、久々に体感する非日常に存分にリフレッシュを得る事が出来ました。

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バンドを知ったキッカケが、今は無き西新宿の海賊版を扱うお店で流されていたデモ再生でしたが

その時から今回まで、点と点が結びついて線になる瞬間、面白いですね。

 

上手く行かない時に、チャンスはやってくる:SAATSプレミアムセミナー参加記

日中、北米からEコマース(電子商取引)のマーケティング会社の方が参加されるセミナーに参加してきました。

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上手くいかぬも人生、やり直せるも人生

Eコーマス最前線をうかがい知るパネルディスカッションに前後して、インターネットを介したEコーマス事業で起業された方々の講義を直に聴ける機会にもなりました。

100人近い参加者の前で登壇されるくらいなので、その分野で語れる実績を残された方々という事になりますが

バックグランドを振り返られたお話で、現状に至るまでは試行錯誤であったり、葛藤があったり。

 1 :  例えば35歳近くまでバンド活動をされており、「人生このままじゃいけない」と、キャリアチェンジを決意。そこから性根入れて、小さいビジネスを一人で大きくしていって、3〜5年といった期間で社員を雇うまでに規模を拡大させたお話しであったり・・

 2 : 数多くの失敗がありながらも、自分がワクワクする事を追求してきた結果、ビジネスの質が高まり、自分の目指す先が確立されたお話しであったり・・

3 : 完全歩合制のもと月収300万円を稼ぐ月もあるなど、現状を継続する事にも途があったものの、一つの出会いから転職を決意され、翌々日には退職。3ヶ月には上記に匹敵するくらいの実績を叩き出したとの事。

その裏側には動機付けを重視された側面があって、プロジェクターに写されたA4版のWord文書には、見事なまでに詳細に描かれた夢(マイホーム実現の予算であったり、天窓から降り注ぐ日射しであったり)があり、なりたい自分が明確であったからこそ、それに合わせて自分を磨いてこられたお話し等々。

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直、だからこそ感じられる事

こういった事を本でも触れられる事は多いですが、その話しの主人公である方々から直に聴けると、

登壇されている方のキャラクターであったり、言葉の抑揚などから、現実感が響いて来て、より多くを感じる事が出来ました。

Editor’s Note

普段、目を覚ますのは5:00過ぎといった感じですが、今朝はちょっと遅めで8:00前。

本来、寝れた筈も眠い事、眠い事・・ やはり規則正しい生活でしょうか(笑)

幹事のススメ

出来そうで実は少ない?幹事

今週は自分が声掛けさせて頂く立場の催しが2つ。いわゆる幹事と称される役割。

昨年、プロフェッショナルブロガーの立花岳志さんとサシで1時間半ほどお話し出来る機会があった際・・

・・話題の一つに「幹事やる人は少ないから、やると感謝される」といった話しが出て

「(誰でも出来ると思っていた自分としては)そんなもんかなぁ」と、従来から見方が変わる感じに。

最初、大変でも・・

立花さんの場合、Dpub と称される参加者数200名に迫る人数が集結する巨大飲み会ですが

自分は、開催規模が大きくてもその10分の1程度ながら、昨年伺ったお話しの自分なりの感覚を得られるように。

企画段階で、来てくれる/来て欲しいと思った人が来てくれなかったり・・ 事情が変わって不参加となってしまったり・・ 場合によっては予算の問題が出てきてしまったり等々・・

同じグループの企画でも毎回メンバーは違うので、思っていた通りになるかどうかは、始まってみないとどうなるか分からない(=不安要素)。

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それ〜でも。当日来てもらえて好意的な反応があると、やはり「やって良かったなぁ」と。

Facebookだと、その辺のビフォー・アフターが分かりやすく、友達が連れて来てくれた人と自分が友達になったり、自分が声掛けした人が、その場で知り合った人と友達になっていたり。

特に後者の場合の充実感は心地イイですね。

集りとなると自分一人で実現出来ず、場の雰囲気も参加者全員で出来るものになるので、

実際は幹事が来てくれた人たちに自分が感謝する立場になるワケで、最近、マイブームの斎藤一人さんの言葉を借りると・・

“人生、出したものが返ってくる”

「感謝すれば、感謝されるし」、「親切にすれば、親切にされる」。幹事をやってみて実感出来る事もたくさんありました。

 

ナマの高田純次は、テレビに写る高田純次と一緒だった

先週、今週と都内の盛り上がりの中心はローリング・ストーンズのコンサートが開催された水道橋駅近くの東京ドームでしたが

自分は(水道橋の)隣駅のお茶の水駅から徒歩圏の三省堂書店で高田純次さんのサイン会に行ってきました。

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高田純次さん初?のトークショー

新刊の自伝が刊行されたトークショー兼サイン会で、真か否か確かではないものの高田さん曰く、ご自身初のトークショーであったとか。

高田さんがトークショーやらないといった話しは別のところでも聞いた事があって

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ケン・オクヤマさんが描く近未来から考えてみた

 

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書斎の本棚の目の付き場所には奥に入れづらい非定型の本だったり、未読本を入れていたりしますが、

そこになぜか工業デザイナーのKen Okuyamaこと奥山清行さんの本があって、久々に手に取ったのをキッカケに

最近、マイブームのYouTubeで検索をかけたところ、著名人のプレゼンテーションが数多く披露されている Ted での講演のアップを確認。

17分強の短い時間ながら、馴染みの分野ではないため上手く整理出来ているか、

「?」なところもありますが、自分なりにまとめてみました。

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高田馬場でミャンマーを感じる食事会

先月(2014年2月)、参加した Lunch Trip のミャンマー便で出会いのあった方々(ミャンマー人+日本人)で会食。

Lunch Trip ミャンマー便の模様 >> ランチトリップ ミャンマー便に搭乗

ミャンマー料理なら高田馬場

ミャンマー料理といえば高田馬場らしく、年に1回下車するか否かといった高田馬場駅で20時前に降り立って、

そこからてくてくと10分弱歩いた、ミャンマーの方の選択による料理店(Ruby)で、終電近くまで。

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料理の方は、本国に行くと辛みを増すようですが、揚げ豆腐であったり麺類であったり、日本の食卓に並ぶ顔ぶれと

大きな隔たりはなく、ペロリ行けちゃう感じで食べやすかったです。*卓に並んだメニューは → Ruby をクリックの上、参照下さい。

遠い国が、おぼろげに近い感じに

軍事政権時代は、恐らく自分が先々訪れるであろうとの認識から外れた国の一つでしたが

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「冒険」に出たものだけが、大きな果実を手にすることができる