3年前の自分からの栞
大方の処理は片付いたものの、まだ、未処理のメーリングリストが残っていて、そのうちの一つが2011年2月のもの。
「何で、こんなに放ったらかしていたんだろう?」と思っていたら、自分で名作選的に印を付していたものだった。
目を通して、当時の事を瞬時に思い出しましたが、多くの方も私同様、驚かれると思われるので、是非ご一読を(笑)
下記、ゆうきゆうさんの人気メルマガ「セクシー心理学(471号)」メールマガジンからの抜粋(自分流の改変を含む)
仲田祐一さん伝説
ここに綴るは、ベビー用品製造の「ピジョン」の創業者の仲田祐一さんの凡人の想像を絶する一大偉業。
仲田さんがピジョンを創業したのは1957年。
当時、哺乳瓶に、あまり良い物がなく、実際、赤ちゃんはもっとも「ダマされにくい」消費者であった。
お母さんの胸を吸えるかどうかというのは、まさに「生きるか死ぬか」。
ニセモノに吸い付いてしまったら、栄養が取れず、死んでしまう可能性だってある。
ここで立ち上がったのが、この話しの主人公の仲田祐一さん。赤ちゃんの期待に応える哺乳瓶を世に送り出すべく、使命感に奮い立つ。
哺乳瓶開発に、仲田さんの取った行動とは・・!
仲田さんは理想の乳首を制作するため、「本物」を研究しようと・・
日本中を旅して子供がいるお母さんたちに、何と!
人!!
仲田さんの要望に応えたお母さんも驚嘆ですが、謝礼は払われていたそうながら、一体どのような交渉が行われたのであろうと・・。
当時の反応も凄まじかったようで、週刊誌に「おっぱい社長奮戦す」という記事で取り上げられたそうな。
いずれにしても仲田さんの奮闘の成果から、理想的な哺乳瓶の完成が陽の目を見て、赤ちゃんたちの満足を勝ち得たという逸話。
一般を大きく凌駕する次元の発想
メルマガでは仲田さんの、思い付くだけでなく、実際に行動に移した事に焦点を当てられていますが、
おそらく誰しも「理想の乳首のためには、本物を見ない事には」との発想は得られても
「吸う」に考えが飛躍して、それが1000人規模に達するとは。
週刊誌の記事の扱いは、色物的な視点も入っていたようです。
使命、目的達成だけに集中した凄み
どんな説明を行っても、世間から好奇の目で見られても、それを仕事として貫徹し、1000人も吸い続け、さらに商品として完成させたという行動こそは偉業に他ならぬと。
とにかく行動はやり遂げてこそ
メルマガでは・・ ペンシルバニア大学の心理学者であるダックワース博士による成功者の共通項として
- 一回決めた目標を変えない
- 興味の方向をあまり変えない
- 一度開始したら、最後までやると決めている
という傾向を持った人ほど、成功を収める可能性が高いとの指摘。
内容が内容だけに、なかなか表だって評価されにくいとは思うのですが、仲田さんの行動にこそ成功の大原則が隠されている
として締め括られています。
仲田さんに学ぶ
2年振りくらいで本逸話を思い出して、成功者の凄みの一端を感じた次第ですが、夢、目標を自分に近付けるには強烈過ぎるくらいの思いですね。