「パーペチュアル・トラベラー&タックスヘイブンを活用したボーダーレス&フリーライフの実現セミナー」に参加。
いわゆる「PT(ピーティー)」と称されるライフスタイルで、最初、平秀信さんからのウェビナーを通じて、それを知って以来
高城剛さんや橘玲さんや(下記)木村昭二さん著作などを通じてP学びを深めていき、
本ブログでもカテゴリーとして独立:PTさせるまでになってきました。
本セミナーは平さんがセミナーを主催(&一部登壇)され、実際、マレーシアでPTを実践されている高藤丈也さんが主に登壇されるというもの。
書籍ではなく、ナマの体験談を通じてPTを感じる事が出来る貴重な機会。以下、セミナーの要旨。
なお、高藤さんはサラリーマンからかつて一世を風靡した「ラブゲティ」なる携帯端末を開発されるなど起業、事業を成功させた後、企業を上場企業に売却され、PTに転身されたというご経歴。
国家ではなく個人が主体のライフスタイル
PTは世間一般的には、国を転々として税金を払わらない生き方と捉えがちだが
実際は、もっと幅広く解釈されるべきで、それは・・
- 個人がもっと自由に生きられる方法
- 主権は国家にあるのではなく個人にある
- 国家に拘束されないライフスタイル
であると。時代背景も、国境、経済の垣根がなくなってきたり、ITの進化など、あらゆる分野でボーダーレス化が加速しており
PTになるという覚悟次第で、自由を謳歌するライフスタイルの実現を手に入れる事は、現実的な選択肢になっている。
また、日本に数多くのリスクが指摘され、それは・・
- 預金封鎖リスク
- マイナンバーリスク
- 財政リスク
- 増税リスク
- 原発リスク
- 年金リスク
- 政治リスク
- 軍事リスク
- テロリスク
- 高齢化リスク
- 為替リスク
- 教育リスク
- オリンピックリスク:五輪を理由とした規制強化が行われる
- ストレスリスク:精神障害を来す、労災認定が増えている
- 海外に行かせないリスク
など、多岐に及ぶ。我々の方で気を付けなくてはいけないのは、10月から実施される2.マイナンバーにしろ、
15.海外に行かせないリスク(7月から海外に転出する場合は課税対象となる)にしろ
多くの国民が知らない間に、国民の選択肢を奪う制度が施工、実施されていること。
財政リスクにしても、昭和21年に日本で実施された際は実施日前日に発表されたとの事で、
多くの国民は政府が自分たちを守ってくれるものと考えているが、実際はそうではないという現実に気付いていない。
日本の財政は年々悪化しており、今後も増税されていく流れは不可避ながら、様々なリスクに直面している事を分かっていない。
日本人としての武器
方や日本人であることは、PTを実践する上で下記の点から
- 所得が高い
- 教育が行き届いている
- 勤勉、知的、我慢強い、ルールを守る、まじめな国民性
- 世界各国をODAで助けている(=各国から感謝されている)
- 日本のパスポートの力は絶大(ビザなしで様々な国へ渡航可)
- 日本人は世界中から信用され、愛されている
強みとなる。
PTになるステップ、マインドセット・・
上記の時代認識、前提などをもとに、セミナー後半ではPTになるためのプロセス
- PTになる決断をする
- 副業を作り、まずは月10万円を目指す
- 海外口座を作る(オフショアが望ましい)
- 家族もPTになるように協力してもらう
- 会社を辞める
- 日本の拠点をなくす
- 行く先を決める
- 住民票を抜く。その他、諸々を手続きをして、非居住者になる
や注意事項、心得、高藤さんのご経験などがシェアされ、休憩を含め計4時間のセミナーで
駆け足的はありましたが、今まで文字を通じて理解していた事が、目の前にいる実践者の生きた言葉を通じて直に学べ、
それまでの思いを改めさせられたり、自分が知らなかった選択の幅で目を見開かせられたり。
目を見開かせられた部分では、「PT」の本来の語源が、永遠の旅行者と訳されるPermament Traveler、Perpetual Traveler ではなく
「毎日、開拓していく」との意の Pioneer of Today.- である事。
とかく、我々は何かを決めるとき、自分が分かっている/知っていることの中からしか判断出来ないですが
自分が分かっていると思ったことでも、異なる見方があったり、時代の変化、取り巻く環境の変化で、それまでにない新たな斬り口が登場してきたり。
それでも、やっぱり知らないことが圧倒的なわけで、今回のような自分が経験したことのない世界で生きている人の話しに直に触れられるのは、刺激的で、また、有難いことでした。