木村昭二さんが解き明かすPT〜永遠の旅行者となり無税で暮らす〜というライフスタイル:『終身旅行者 PT』前半のおさらい

今、読んでいる『終身旅行者 PT』が半分に差し掛かったので、おさらい。

PTというライフスタイル

電子書籍で読んでいるゆえ、その厚みを実感出来ていませんが、立ち読みで手に取った時の紙版のページ数・・448ページ(!)

そのボリュームで語られているのは → PT。では、そのPTとは・・

” PTは、(前述のとおり)2ヵ国以上の国々を用途別に活用するライフスタイルです。” (48% /百分率は紙の本で言うところのページ数に相当 / 以下同様)

本書で提唱されているライフスタイルの一端は・・

” PTの概念の中で最も大切なのは、目的別に複数の国を使い分けることにあります。

前述のようにPTの概念を確立したヒル氏が完成させた「5つのフラッグ理論(Five Flags Theory)」は、非常に重要な概念です。

・・中略・・

複数の国を使い分けるということはどういうことでしょうか。

一般的な日本人は、日本で生まれて、日本の学校に入り、日本の会社に勤めて、日本の金融機関で資産を運用し、

子供も日本の学校に通わせ、会社を引退したあとは貯金と年金で余生を過ごし、

最後に日本で死ぬといった生活スタイルになるでしょう。

確かにこの生活スタイルは、日本の経済や社会制度がうまく機能していた時代には理想的でした。

しかし、現在の日本の現実はどうでしょうか。

学校を卒業しても職がなく、仮に就職できたとしても契約社員で先が見えない雇用形態です。

・・後略・・” (41%)

後略の部分では、皆さんご存知の時代背景ついて言及されており、

PTが時代の要請に応じたライフスタイルである事が説明されています。

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なお、PTについては以前も(ちらっと)取り上げており、

>> 平秀信さんに学んだ PT(合法的無税生活)とヴァーチャル・コンサルティング <<

昨年7月以来の久々登場となります。

 

PTを根底をなす「5つのフラッグ」とは?

PTの根幹を成すのが、「5つのフラッグ」という概念で

 第一のフラッグ「国籍を持つ国」

 第二のフラッグ「ビジネスを営む国」

 第三のフラッグ「居宅(居住権・永住権・市民権)を持つ国」

 第四のフラッグ「資産運用を行う国」

 第五のフラッグ「余暇を過ごす国」

これらを確立する事で、PTのメリットといえる・・

” PTは、「一カ国」に居住、事業、財産を集中させないようにということでもあるのです。

仮に一カ国に居住、事業、財産を集中して、その国に何らかの重大事態が発生した場合には、

居住、事業、財産を一度に失うリスクにさらされることになります。” (41%)

を享受(回避)。

というような按配。本の前半ではPTの紹介であったり、そこから「では、ビジネスをするには、どの国が良いのか?」等、

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ビジネスがやりやすい国ランキング( 43%):「起業」「税金支払」「契約の実効性」など10項目を勘案して日本は20位。シンガポール、香港、ニュージランドが上位を占める。
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PTについてはFacebookページの「オーストラリア ライフスタイル&ビジネス研究所」でも、日本とオーストラリア比較を中心に取り上げています。

様々な指標を用いて、日本との比較が(上記のような)一覧表で確認でき、PTに類する情報が仔細に紹介説明されています。

本の後半で、恐らく・・ タックスヘイブンに絡めた資産運用法やその他様々、PTを実現するための具体的なスキルの紹介などに

文面が割かれていると思い、また読了時点で概要をお伝え出来ればと思います。

 


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