クエンティン・タランティーノ監督の新作『ヘイトフル・エイト』鑑賞で久々映画館(シネマコンプレックス)へ。
「映画館へは、いつ以来だろう?」と遡ってみれば ↙︎昨年(2015)年11月以来.-
その時と同じく鑑賞の動機は、(毎月1日の)映画の日ということで、「何かあるかなー?」とレヴュー等を参考にして決定。
密室で繰り広げれれる命がけの・・
まだ、公開されて日(2月27日)が浅いため、ネタバレは自重して、公になっている情報を頼りに書くと・・
吹雪で足止めを喰らった素性の知れる男女8人が山中の山小屋(服飾雑貨屋)に閉じ込められた状況で繰り広げられる悪党たちの生き残りを駆けた心理戦を中心にストーリーが展開されています。
即座に設定に興味惹かれたは良いが、「上映時間168分」と知り「大丈夫かな、、」なんて気になりましたが
中盤以降の緊張感のある展開に、長さを感じることはありませんでした。
映画『ヘイトフル・エイト』予告編
お馴染みのキャストが醸すタランティーノ・ワールド
考えてみると、クエンティン・タランティーノという時点で120分以上の長尺は当たり前であるような。
登場する役者もSamuel L. Jackson:サミュエル・リー・ジャクソン、Michael Madsen:マイケル・マドセン、Tim Roth:ティム・ロスなど、
タランティーノ作品でお馴染みの役者を軸に、吹雪に見舞われている極限の状況下、キャラクターそれぞれの魑魅魍魎とした感じがよくスクリーンに漂っていました。
描写のどぎつさもあり18歳未満は鑑賞不可。内容も万人受けするものではなく、見る人を選ぶ作品ではありますが、
密室で繰り広げられるクセのあるキャストによる駆け引きに後ろ髪引かれる方は、しばしタランティーノが繰り広げる世界観に引き込まれるものと思います。