先週末(2024/6/30)は、昨年8月の山崎照朝師範イベント以来で闘道館 2Fを訪れ、
『力道山未亡人』出版記念トークショー&サイン撮影会 に参加。
昭和初期の大スター力道山に焦点当てられた内容だけではなく、手元に1枚力道山(敬称略)サイン入り写真を持っており所縁ある方と写真撮れることに魅力を感じ開催を知り即反応。
登壇されるのは『力道山未亡人』を上梓され、第30回小学館ノンフィクション大賞を受賞された著者の細田昌志さんに、
力道山未亡人こと田中敬子さん。
トークは『力道山未亡人』の構成に従って、力道山に薫陶を受けたアントニオ猪木さん死去が打電された当日(2022/10/1)のお話しに始まり、
時代を先取りしていた力道山の事業構想に、その遺志を継ごうとするも田中敬子さんに立ちはだかった壁に・・
力道山を取り巻いた人脈(の断片)に、田中敬子さんだけが知る力道山のリアルといったところ。
質疑応答を交え100分超に及び、イベント後、田中敬子さんの年齢を確認すれば83歳とのことで、
微塵も感じさせないバイタリティにトーク力で、細田昌志さんの緻密な取材力も合わせ、好奇心刺激されるお話しに惹き込まれました。
もっとも披露されたのは『力道山未亡人』のさわりに過ぎぬであろうと、帯に踊る
遺された負債は30億円。
の詳細等、作品のクオリティは既に『沢村忠に真空を飛ばせた男 昭和のプロモーター・野口修 評伝』で証明されているだけに、
↑以来で、力道山にまつわるストーリーに触れられる機会楽しみです。