次第に大型連休が近づき開放感が日々高まりゆく中、秋葉原の書泉ブックタワーを訪れ、
『日本野球の現在地、そして未来』刊行記念 井端弘和さん ・西尾典文さんトークショー に参加。
井端弘和侍ジャパン監督の登壇に興味を持ち即断、販売直後の申し込みを楽しみに迎えた当日。
初心者からプロフェッショナル最高峰まで
事前説明から開始に至る段取りがずれたかと思えば・・ 井端弘和監督によると好調に開幕を滑り出すも連敗の古巣中日ドラゴンズの戦況を気にされたとのこと ^〜^; スポーツライター西尾典文さんとの登壇。
トークはまず対象書籍『日本野球の現在地、そして未来』の出版時期との関係で間に合わなかったとの(2024年)3月に開催された侍ジャパン対欧州代表戦で招集された大学生4選手の話題から。
選抜した理由に、込めた思い(一度経験すれば分かる大学JAPANと違う重み等)に、試合を戦ってみて得られた現場での声など。
トークイベントを通じて感じたことですが、井端弘和監督が侍ジャパンにとどまらず、ほぼ全世代の指導に注力されていること。
それはまだ野球を始める前のボールを投げることも取ることも出来ない次元の児童も含まれ、さらの状態から伝授したことが如何に消化、吸収されていくことが楽しみといった様子。
聞けばプロ(NPB)の現場から離れて即座にアマチュアの世界に目を向けられたそうで、プロ入り前から(レベルを問わず)高校野球の指導者に興味を持っておられたそうで、今もその思いに変わりはないとのこと。
もっともこれはプロの世界との離別を意味するものではなく、むしろプロ野球を見据えた上での動きで、興味あるオファーを受ければ(今までのように)即決で進路を決めていきたいとのこと。
築かれた唯一無二と言える立ち位置からプロとアマチュアの垣根を無くしていきたいとの思いが述べられれば、アライバのデビューがセンターライトであった思い出話しなど瞬く間に時が進行。
トーク後半では集った参加者から質疑応答の場が設けられ、ご子息の現在地であったり、ドラフト直後の選手をリストアップした東京オリンピックメンバー選考の舞台裏に、近年の中日ドラゴンズのドラフト方針などに質問が及び回答が述べられました。
2013年の熱狂から11年
イベント〆はサイン会で直に声がけさせて頂ける場となり、2013年WBC台湾戦を東京ドームで観戦していたことを伝えたことに
『井端無双』WBC大活躍 井端伝説の9回表シーン
サインを止め反応頂く嬉しき瞬間を迎えましたが、何より発せられる言葉の端々から井端弘和監督の底知れぬ野球愛を感じてきた機会になりました。