渋谷区総合防災訓練 SHIBUYA BOSAI FES 2018 のトークイベントに
新日本プロレスリングで闘魂三銃士など一時代を築き、近年はバラエティ番組でも人気の蝶野正洋さんが参加される情報を聞きつけ、
今にもザバッ〜と雨が降り出しそうな空模様の下、代々木公園へ。
冴えない天気ながら、それなりの人出。定刻(15:05)を迎え、特設ステージに、
長谷部健渋谷区長、防災アドバイザーの中島敏彦さんと共に登壇。
トークは蝶野正洋さんの肩書きが、NWHスポーツ救命協会 代表ということから、
かつて馳浩(現衆議院議員)さんが、試合後30分程度経過してから心肺停止に陥ったことがあり、仕事柄、救急救命の必要性を実感されるようになり、
また、2011年の東日本大震災も契機となり、救急救命の講習を受講したことなど、救急救命、防災に携わることになった経緯といったことから始まり、
やがて(受講の)事実が知れ渡ることになり、影響力を見込まれAED啓蒙や防災(立地によって求められる対策は様々)に関するPR等を担うようになっていったと。
防災については、いざという時のために備えをしておくことが大事で、何を持ち出すか決めておくこと。
服用している薬がある場合、相応期間は用意は必要となるだろうし、
蝶野家ではお子さんがNintendo DSをリストアップしたことに蝶野正洋さんが「ちょっと違うんじゃないか?」と反応されたものの
防災アドバイザー中島敏彦さんよると、避難先で過ごす時間が長くなることもあり、自然な反応で間違ったことではないそうな。
もしもの時のためのAED
語られた内容の中で興味を持ったのはAEDに関して。
名称と、時折街中で設置場所を見掛けていた程度の距離感で、自分ではとても扱えないとの認識でしたが、
人が倒れているのを見かけたら、まず119に連絡すること。そしてAEDを用意することが大事(救急車が現場に到着するまで一般的に8分程度の時間を要するとのこと)。
AEDの使用方法について私を含め多くの人は無知と思いますが、高度なセンサーが埋め込まれていて、やるべき事に、やる必要のないことに、ボタンを押すだけで逐一ガイダンスが示されるそうな。
更に大事なことは心臓マッサージで、1分間 100〜120を要し、
例えば「もしもし亀よ亀さんよ」といった誰もが知っている童謡などでマッサージすると良いそうで(=一人でマッサージを続けることは大変、リズミカルにバトンタッチ出来る)、
力を入れたことによって骨が折れてしまう心配をするより、命が助かることが何より大事。
知識があっても倒れている人を見つけて。声を掛ける、行動に移すといったことは勇気も必要とのことですが、
自分の知っている人の体調が急変することもあり、今回、たまたま蝶野正洋さんの登壇に興味を持ち出掛けたイベントでしたが、ことの重要性を立体的に学べたことは大きな収穫でした。
蝶野正洋さんのリアル
30分程度のトークが終了し、蝶野正洋さんのNWHスポーツ救命協会のブースへ。
蝶野正洋さんと交流機会が設けられ、「この前の三越のトークショー行きました」と発すれば、
思いの外、大きなリアクション頂き👇記念撮影後も「行ったんだ!」と気さくに声がけ頂き、
「混んでましたけど、凄く面白かったです」と応じ、短いやり取りでしたが、人がら伝わる爽快な感覚を覚えました ^^
バラエティ番組等で演じられている強面のイメージは皆無。
来場者から「蝶野さんって怖い人なんですか?」と質問されていましたが、兄貴分的なキャラクターで、
実際、周辺のブースの方々とも気さくに交流されており、
一度交わると、ファンにさせられる確率かなり高い感覚を持ちました ^〜^/
救急救命に興味を持てた収穫から、もらってきた資料には講習会のお知らせも同封されていたことから
後日「講習受けに行ってみようかなー」と、
シケた空模様とは裏腹に交流に学びと、楽しい週末のひと時を過ごすことが出来ました 〜