鑑賞料金が当初の1,000円から1,200円となっても、毎月1日は「映画の日」は頭にしっかり刷り込まれていることで、
(2019年)9月は週末:日曜日に重なった巡り合わせを捉え
原作本⬇︎を読んで、
映画を観に行ったという経験で思い出される作品がなく、
また、そのパターンを踏んでいても読了から数日というインターバルは初であろうと、
自分が本で読んだことがどのように映像化されているのであろうと興味津々で迎えた当日。
映画『天気の子』スペシャル予報
映画版で深化する作品の理解度
話しの筋は頭に入っていたことから、映像のディテール等、通常の鑑賞時より幅広く観られたように思いますが、
新海誠監督が『小説 天気の子』の「あとがき」に書かれていた通り、
” 小説にあって映画にはない、という描写はけっこうある。”
は感じられたことで、
文字が映像になると「(順序を含め)こうなるのかぁ」といった気づきに、登場人物の表情に声優さんの声から伝わる人物像は映画ならではですね。
小説版の方が自分のペースで話しを読み進められていった分、味わい深く感じられたように思った一方、
70年代の名所が、2019年に再び
映画で特に感じたことは実写ベースに描かれた映像は、キレイ過ぎると感じられたほどに。
また、話しの中心性を担う舞台が、ドラマ『傷だらけの天使』と同じく
代々木駅前の「代々木会館」という設定は、映像を観ながら強く意識させられました。
起承転結の進行は(ラストでどんでん返しが待ち構える手合いのものではなく)正攻法で、
天気を軸に据えたストーリーが妙ということになりますが、映画で発信されていたメッセージは共感できるもので、
新海誠監督作品鑑賞した二作品のうちでは
一本目の『君の名は。』より、す〜っと感情移入でき、爽快なる感覚をエンディングで得ることが出来ました ^^