「実践!創業セミナー」の2回目.-
朝は、さほど感じなかったものの昼時、受講生同士で近くに出たら天気予報通りの2月と思えぬ陽気の心地良いこと ^^
セミナーの方は当然の如く室内につき、春の兆し?を感じられたのは僅かながら、蛍光灯の下ながらも前回に続いて有益な半日を過ごすことが出来ました。
基本事項の復習に、盲点の炙り出しに
今回のプログラムは午前と午後に分かれ、前半はWebを活用した販路活用方法。
販売促進の定義(→売れない理由を潰していく行為)に始まり、購買に至るまでの制度設計の枠組み、SNSを含むWeb活用法等。
2時間で主要項目が網羅的に説明され、販売促進のエッセンスに関しては良き復習の機会に、
SNS活用法に関してはビジネスユースに関してはFacebookページの運営で対処していますが、
多数へのリーチを意図するのではなく、たった一人を念頭に置くマインドセットは、視点を切り換えられる示唆を得られ、この事だけでも来た甲斐を実感出来ました。
実務で抑えるべきポイントの直伝
昼食を挟んだ後半は、先週に続いて創業/事業計画書の作成方法について。
行政で相談役も務められる中小企業診断士の方が講師で、金融機関に提出するお手伝いもされているそうですが、
作成者からの書面に目を通すと根拠のない数字が載せられていたり、結論付けが甘かったりするそうで、
業務で金融機関などに売上予測を頻繁に行なっていた自分としてはギャップを感じた実情をうかがい知ることになりました。
この結論出しに力を入れ過ぎるとキリがないと思いますが(分析が過ぎても、必ずしも精度に直結するわけではない)、
学びと共に実務がどのように取り行われているかを知る貴重な機会にもなりました。
とっつき難さを取り除く、現場の話し
今回、目で見て耳で聞いた事を、自分の頭と手を使って紙面に落とし込んで、初めて身になることは当然のこととして
多くの場合、こういった事を本から学ぶものと思い、講義形式のライブで今回の機会に立ち会えた事は、実際に求められているレベル、相手方の思惑もうかがい知る事になりました。
ともすると計画書の類、ましてや行政や金融機関相手となると、規定事項が多く、難儀に感じてしまいがちですが、
こちらの意向を相手に如何に汲み取ってもらうか、また、単なる作業に止めることなく、自分自身の事業を客観化するためのコツが説かれ、
かゆいところに手の届く内容を肩肘張ることなく、リラックスして受講出来たことに大きな成果があったと思います。