実践!創業セミナーの3回目.-
回が進むにつれ、場所と人などに慣れてきた感覚もあり、セミナー内容を取り巻く要素も楽しみな感じに高まってきました。
金融実務担当者による実際のところ
前半の午前中は、セミナーを主催する金融機関の方々が登壇され、人材活用であったり、融資、補助金の概要、紹介など。
サービス業や建設業など(求人しても応募が得られないなどの)人材不足が露呈しており、それは役所にも及んでいるそうな。
私の認識では世の安定志向から公的機関が人気を集めているのかと思いきや、人口減少、税収不足等で組織再編が行われるとの見立てから若者が行政の在りように疑問符をつけているといったシビアな状況。
戦力となる人材集めに、どこの業界、業種も頭を悩ませており、如何に戦略的に人材採用を行えるかといった方法論に、様々ある融資、補助金の内容、手続きに、実態面の話しなど。
内容が各論に及んできて話しを聞きながら理解を進めていくことに集中力を試される状況になってきましたが、知ると知らぬでスタートが全然違う事柄は、その場での学びとなりました。
情報入手は行政、地域にネットワークを広げている信用金庫などで無料セミナーが開催されている例が多く、適宜確認したり、
補助金、助成金情報にフォーカスしているミラサポ(上記)も有益であるようです。
頭を働かせ、手を動かせ
午後は、初回から続く「事業/創業計画書作成講座」の続き(第三弾)。
これまで学んだ内容を軽く復習してから、設問を与えられ(帳簿上の)数値をシートに落とし込むなどして、キャッシュフローを把握するなどのワークに
同じテーブルに座ったもの同士でグループを組み、事業を組み立てていくという演習。
飽きさせない、理解が促進される工夫が成されていて、半日のプログラムが「あっ」という間に過ぎていきました。
「横に」つながる
その後は人間関係も出来たところで、場所を近所の居酒屋に移して、有志で懇親会。
こういったことに率先して挙手して頂く方がいる有難さに、用意された枠組みから解放され、様々なバックボーンを持った方々が
実践の場で足りていないリソースやノウハウの提供に、その場で提携が進んだり、
酒が入っての盛り上がりもあり、当初、「小一時間・・」と思って参加したところ、気付けば3時間(笑)
こういったセミナーで学んだことは時間の経過とともに忘れがちなところ人の絆は後々まで続くことも多く、得難いひと時を過ごすことが出来ました。