月次で開催されている新党大地主催の東京大地塾に参加。
国会の閉会中審査、北朝鮮のミサイル開発、民進党の蓮舫代表辞任など、話題が盛りだくさんの中で
テーマとして取り上げられたのは「エカテリンブルクでの森(喜朗元首相)・プーチン会談」。
それでも冒頭は、閉会中審査で主に取り上げられた加計学園の問題となり、
見積書偽造、背任など事件性を有する森友学園の場合と異なり、政府答弁で何が回答されても聞かない状況、感情でモノが動く状況が、
かつて鈴木宗男(新党大地)代表、佐藤優先生が逮捕された時の雰囲気に似てきた点を指摘。
環境整備が進む北方領土問題
20分ほど経過して本題に移行・・ 森喜朗元首相とプーチン大統領が顔合わせすることは恐らく最後になるであろうとの見通しから
普段、酒を(多く)飲まないプーチン大統領が飲み、安倍首相と北方領土問題前進へ強い意欲を示したことを取り上げ、
具体的には6月に予定されていた元島民等による北方領土空路墓参が天候不良で中止となってしまったことに対して9月実現を示唆。
また、森喜朗元首相の体調の問題から随行していた(森喜朗元首相)娘さんが、
人数制限で夕食会に参加出来なかったことに配慮して、夕食会後(娘さんに)挨拶に訪れたエピソードを引用し、人間関係の良好さが、問題前進の鍵となっていることを指摘。
プーチン大統領が、来年3月ロシア大統領に再選されれば一気に問題が動き出すことを、佐藤優先生が予言的に発言されていました。
未来への日本の舵取りを語らう
その後、質疑応答に1時間ほど割かれ、懸念されている日本の人口減少問題に対して、教育政策が重要となっている点(東京で教育費が高過ぎる、親が子供と同等の所得水準にする自信が持てない)や
蓮舫代表辞任後の民進党辞任に関連した政界の見通し、大阪維新、新党大地、都民ファーストなど地域政党の存在感が強まっている状況などへの言及がありました。
5月以来の参加でしたが、話題が多岐に及びTV報道等で取り上げられているトピックが、別アングル、専門的な切り口で説明されていくプロセスに、今回も程よい刺激を受けました。