月一度の鈴木宗男先生と佐藤優さん登壇の勉強会 東京大地孰に参加。
定刻前に参議院選挙での激闘を終えたばかりの鈴木宗男先生が会場に姿を現せば、
自然と拍手が起こり、冒頭、鈴木宗男先生から当選のお礼とご挨拶。
声が届く距離感
選挙期間中、一都一道十五県を回られたものの、同じく比例全国区で戦われていた候補者に合うことは殆どなく
これらの候補者の殆どが、皆、組織に頼った状況で、これでは国民との距離が離れてしまうと、
参議院議員になられてからも声なき声に、国民の声に耳を傾けることは大切にしていきたいと、
まず新たに決まった議員会館の部屋番号に連絡先が通知され、
参議院議員に当選されたことで「この東京大地孰も終わってしまうのかな?」と思いきや、続行の様子で、議員になられても変わらぬ距離感を示される姿勢が見事だなと。
参議院議員選挙で見るべきところ
マイクは佐藤優さんに手渡され、先の参議院議員選挙の総括。自民党が議席数を減らしたものの
2013年、民主党の不満が高かった頃との比較で、想定の範囲内であったであろうとの見方に、
1人区での野党統一候補の勝利数10にとどまり、衆議院議員選挙でも野党共闘が実現しても自民党に勝てないことが示されたと分析。
鈴木宗男先生所属の日本維新の会は、自民党に変わる保守層の受け皿として存在感を高めたとの評価。
注目されていたのは、れいわ新撰組に集まった支持とNHKから国民を守る党が議席を獲得したこと。
特にNHKから国民を守る党の立花孝志代表の戦略、戦術(まず、地方から攻めたこと、NHKに狙いを定めたこと、議員に出資させて政党助成金で返済する方法など)は高く評価されていました。
23回目にして「初」の・・
40分程度の総括後、質疑応答。前回、挙手したもののチャンスなかった自分が最初の質問機会を獲得し、
佐藤優さんに、6月に亡くなられてしまったとの豊島昭彦さんについて
産経新聞への寄稿⬇︎以外で問えば
新聞に書いたことが全てとのことながら、
自分(佐藤優さん)が豊島昭彦さんの立場であったらとても同じように振る舞えなかったであろうステージ4宣告後、生きることに向き合った強さに、
仕事で精一杯で家族に何をやっているのか伝えられていないで還暦を迎えてしまう人が殆どで、しっかり伝えることが大事というご回答。
その後、北方領土交渉(5/31の日露外相会談でロシアの主張に対して有効な押し返しが出来ず、潮目が変わってしまった)に
日韓関係に、MMTに関する評価に、鈴木宗男先生のガンとの向き合い方などについて質問が飛び、計90分ちょっと。
北方領土問題へのスパート
質問出来た安堵感に、外交交渉の難しさに、、と、今回いろんな思いが交差しましたが
先の選挙で、鈴木宗男先生が主として訴えたことが、やり残したとの仕事の北方領土の問題の解決。
鈴木宗男先生は、この問題を解決出来るのは安倍晋三首相しかおらず、ロシアの方も日本にこれだけ関心を払ってくれるのはプーチン大統領しかいない旨を断言されており、
条件が揃っている中で、表立って活躍の場を得られた鈴木宗男先生の発揮されるであろう手腕に期待するところです。