橘玲さんの金融情報小説『マネーロンダリング』を読み始めて、
段々と筋が捉えられるようになってきたので、これまで(〜p183)のまとめ。
香港で消えた大金を巡る・・
ウォール街の金融機関に勤め高額所得を得るも、キャリアに行き詰まり、香港に渡り脱税指南、口座開設など、悶々とした日々を過ごす主人公が、
日本からの紹介で会った美人から「日本から送金した5億円を香港で損金として(脱税)処理して欲しい」旨の依頼を受け、謎めいた事件に巻き込まれていく・・ といったあら筋。
不気味なる大金の向こう側の仕掛け
橘玲さんの小説の代表作ということで、先日読了した ↙︎
『タックスヘイヴン』に次いで手に取った次第で、
当初は2003年4月初版の出版時期が異なったものの、(法令、社会環境は変化しているでしょうが)内容に時代を感じさせられるようなことはなく、
次第に設定された舞台に惹き込まれていっています ^^
本作も500ページを超える分厚さ(546ページ)で、残り300ページ強、巨額資金を巡って二転三転するであろう人間模様、
その展開を楽しんでいきたいと思います。内容の方は、読了時にまた改めて。