先週末、梅雨入りの発表があって以降、早くも中休み?と感じさせられながら湿度はこの時期らしい夜、
紀伊國屋ホールへ繰り出し、『なんだか今日もダメみたい』刊行記念 竹中直人トークショーへ。
竹中直人さんと並び壇上にはスペシャルゲストMEGUMIさん。お二人の接点について承知していませんでしたが、よく飲む距離感で映画「零落」では竹中直人さんの依頼でMEGUMIさんがプロデューサーを担ったという間柄でもあるそうな。
トークは、進行役の方からお二人にバトンが託された時点での「はい、わかりました」と発せられた竹中直人さんの声色から世界観の引っ張り込まれるかのゆる〜き滑り出し ^〜^;
序盤は、MEGUMIさんが竹中直人さんと飲まれる時によく話題になるとの忌野清志郎さんの茶目っ気溢れる生前の(竹中直人さんとの)交流録から
適宜、物真似を交え(対象書籍の内容に沿って)ショーケンこと萩原健一さんに、原田芳雄さんに、松田優作さん、五社英雄監督、緒形拳さんらとの竹中直人さんが心を交わされたシーンの回想を軸に展開。
MEGUMIさんが感嘆しておられ容易に共感したのは、昭和、時代を築いたスターの悉くと心を通わせる距離に近づけてしまう竹中直人さんのキャラクター(人がら)。
後半設けられた客席からの質疑でも取り上げられましたが、人を惹きつけてしまう力について竹中直人さんは意図したものではなく、自然体で好きな気持ちであったり、常に意識されているとの作品を撮りたいとの思いを発信させているだけとのこと。
再、惹き込まれる竹中直人さんの引力
竹中直人さんイベントは、↓以来
8年ぶりという時間経過でしたが、言語化しづらいながら漠然とした期待感が進行とともに満たされていったような感覚に浸れた久々の竹中直人さんの世界観でありました〜