毎年4月の第3土曜日は世界各国 レコードストアデーということで
HMV record shop 渋谷で開催された同日の記念イベント:竹中直人 x 高木完 x 佐藤剛 トークセッション
に参加してきました。
竹中直人さんに関してはクラシックの「笑いながら怒る人」に、映画監督作の『無能の人』など限られた知識ながら・・
名前は長く脳裏に焼き付いている「竹中直人」という個性を感じられる貴重な機会であるかなとの好奇心から「行ってみよう」と軽やかに渋谷を目指した次第。
また、イベント中に開催されるレコード購入者に付与される抽選券に当たればサインが貰えるとの企画に運試しの魅力を感じて。
イベントに参加して感じるワクワク
イベント開始15分前に会場に到着し、最初は今さらイベント対象商品のシングルレコードの再生環境も(プレーヤー接続あれども長期再生無し)怪しいし
「トークショーだけでも良いかなぁ」と迷ったものの、やはり「抽選に当たるかなぁ〜」のワクワク感は必要でしょう!と
ジャケット前にある番号の中から、友人とゴミ話しで盛り上がった今日この頃の経緯から・・「53番」を選択してレジへ。
最前列で感じる親近感
程なくイベント開催の告知が店内であり、精算のタイミングと重なり、出遅れたものの
前に陣取っておられた方が友人を探しに行き、ポジションを離れるなどして押し出される形で最前列をゲット!
写真撮影はNGかと思いきや、特にアナウンスもなくお任せ状態で、イベント登壇のお三方登場。
やはり竹中直人さんは独自の存在感ありますね〜
登壇されたお三方陸前高田のワインを片手にトーク。
竹中直人さんのバックボーンがしっかり頭に入っていないので、以下、聞き取った範囲で抜粋・・
今回、リリースされてイベント対象商品となった「サヨナラCOLOR」は SUPER BUTTER DOGの曲で2001年にリリースされており、
竹中直人さんは長く「この曲で、映画を撮りたいねぇ」と思っていたお気に入りの一曲。
やがて実際、竹中直人さんが尊敬する忌野清志郎さんが同級生役で出演するなど映画が撮られ、2005年に公開された。
イベントでは、竹中直人さんが最も好きなレコードというRCサクセション「楽しい夕に」をもとに
竹中直人さんと忌野清志郎さんの思い出話しや
昔、お父様に最初に買ってもらったレコードが加山雄三さんの「君といつまでも」であることから当時のエピソードやその後の(加山雄三さんとの)交流裏話しや
イベントの主旨に沿ってレコードの良さ、針を落とした瞬間のノイズやA面を堪能した後に、B面の展開を期待しながら盤を裏返す独特の行為やジャケ買いの魅力など、
アルコールを傾けるリラックした雰囲気から、話題は多岐に及び約30分のトークが「あっ」という間の感じで盛り上がりました。
アコースティックライヴ&抽選会
その後、プロデューサー 高木完さんとデュオでRCサクセションの「いい事ばかりはありゃしない」や、「プカプカ」の2曲を演奏.-
味のある歌に浸った後、楽しみにしていた抽選会へ・・
整理券番号80番台中盤まで振られていたようですが、結構その場にいらっしゃられない方も居て、
5名当たるとの順番で4番目。高木完さんのコールが「53番っ!」
自分「(そのつもりはなかったものの思わず発声)はいっ!」
高木完さん「前の人だ!やっぱり前の人が当たると嬉しいよね」
竹中直人さん「前の人、高校の時の同級生に似てるんだよね」
なんてイジって?!頂き、為書きように名前を告げサインを頂く。
すごい気さくな感じの応対に「来て良かった」を実感せずにはいられませんでした。
向こう側の人たちを身近に感じられる時代
そんなこんな約1時間のイベントでしたが、なかなかないであろう機会に
土曜夜の解放感に、音楽好きが集まって醸す雰囲気がとても心地良かったです。
先日も書きましたが、書店にレコード(/CD)店にこういったイベント全盛の時代で
ファンとしては、やはりイベントに出てみて感じることが多く、今回のシングル盤のようにこういう機会だからこその出逢いもあり、
また機会を見付けて、同様の催しに積極的に参加していこうと改めて実感しました〜