冴えない空模様の週末は、家でDVD鑑賞。手に取ったのは・・
「テッド(ted)」.ー
続編で再び盛り上がった機運に乗って・・
公開時から話題になっていたのは知っていたものの
誰が出ているか(俳優)、誰が撮っているのか(監督)を重視する自分としては
視聴の順位付けが上がることなく。また、キャラクターが前面に出たPRから「子供/ファミリー向け」?との先入観もあり、
( 2013年ロードショー作品から)かなり遅れて、このタイミングでの鑑賞。
続編(テッド2)が数日前に封切りされましたが、(恐らく)若干の心理的影響有り。
▪️映画『テッド2』R15+予告編
テッドが行くところ、人は巻き込まれる
抱いていた先入観は早々に覆され、子供どころかPG-12(12歳未満視聴不可)版が製作されるなどの
大人向け。生々しい描写、台詞が話題性を集めた要因であったかと感じましたが
私個人では、何となく距離を取っていた直感が当たっていたなという感じで、ストーリーに感情するまでには至らず。
そう感じてからは「こういう世界観ですかぁー」なんて、ちょっと引いた姿勢で見ていましたが、
本作の楽しみ方は、シナリオ、伏線の張り方といったところではなく、キャラ設定(世界観)が全てとも言える感じ。
日本語訳も「ガチャピン」「星一徹」など超訳に踏み込んでいて、その世界観を再現しようと工夫されていたものの
マニアックな内容を示唆する台詞の数々は、字幕無しの原語(英語)で見た人向けの満足度が断然高かろうと。
▪️「テッド」R15+版予告編
他、ロケ地がボストン(アメリカ)で、「ディパーテッド」以来(のはず)。「思いのほか、町のスケール大きいなぁ」とか。
キャラに癒しが求められている時代!?
キャラクターが入ると、その昔「グレムリン」(2015年は公開30周年にあたるそうで、
先日、セレクトショップのBEAMSに立ち寄ったら記念グッズが販売されていました)
に、「ロジャーラビット」「スペース・ジャム」などが思い出されましたが、
それら先輩たちとは一線を画す、ませたブラックなキャラ設定は印象に残るものでした。
系統はやや異なりますが、日本では「ど根性ガエル」の実写版がドラマで放映されていて
▪️ドラマ版ど根性ガエル オープニング
日常に非日常を持ち込む異質なキャラクターが求められているのは、世の東西を問わない一つのトレンドですかねー。