20年前の1995年10月、東京ドームで当時 UWFインターナショナル所属の高田延彦が、新日本プロレスの武藤敬司に
足4の字で敗れた衝撃と落胆から、以降はUWFの亡霊と化し、プロレス興行や話題から遠ざかることになりましたが
Yahoo!ヘッドライン等で「天龍引退」の文字を目にするようになり、関連記事に目を通していると・・
様々な偉業であったり、同業のレスラーからの尊敬であったり、生き様に感じる気骨であったり。
何より、昭和という時代を背負った人物であることに、昭和生まれ、かつてプロレスに興じた人間の一人として
そのスタイルはUWFと対極であったと言えるかもしれませんが、大いに興味を惹かれるようになりました。
昭和生まれが感じてみたかった昭和のレジェンド
そんな最中、天龍源一郎オフィシャルサイトを眺めていれば・・
書店でのサイン、握手、撮影会の告知があり、ご本人を間近に出来る貴重な機会と、足を運んできました。
その瞬間は呆気なく、そして心の声に従い・・
当初は入手していたイベント参加券に付された番号によって、集合時間が細かく指示されており、
自分が書店に到着した際は、やや早めながら「今の時間、空いているので、先へ進んで下さい」とのこと・・
「まだ、心の準備が・・」なんて立ち止まっていることなく、急展開も、前へ前へと進めば、ご本人がいる一室へ。
カメラをスタッフの方に手渡して、椅子に腰を下ろして、パシャり1枚.-
書店に到着してからの展開の「あっけね〜」の思いも、前の人がイベント参加券を3枚持参しており、
握手、チョップ、パンチの3ポーズで天龍さんが対応。「それ、いいなぁ」と、
イベント参加券の当日配布分もあるとのことで、一旦、地下の売場に降りて、対象商品を買い増し・・
Round 2
晴れて2枚目の参加券を入手し、再びイベント会場へ。同じプロセスを踏むも、
今回は天龍さんに「パンチでお願いしまーす」と、軽やかにリクエスト。
最初、3枚されていた方の状況や直前でチョップされていた方の様子を見ると、単にポーズでは終わっていない模様・・
チョップでは首、パンチでは頬が軽打されているようで(笑)
「(パンチじゃなくて)チョップが良かったかなぁ」なんて思っているところ真横から
拳が頬に当たる感覚!! 頭の中からほのかな鈍い音が聞こえ、次の瞬間、会場が笑い包まれていたような ^^
慣れているご様子で、痛みであったり、不快感は一切なく・・
たまにTV番組で見る芸人さんとレスラーが絡んでいる感じって、これかぁ〜と。
アントニオ猪木さんにビンタされる人の気持ちがよく分かったというのか、自分のその栄誉?に与かりたくなったというのか。
=「天龍にどつかれて、猪木にビンタされた」のポジション ^^
短い時間ながら感じた天龍源一郎の奥行き
天龍さんの横を去りゆくタイミングで、そっと天龍さんから握手を求める手が伸びて、また心温まる瞬間。
ほんの僅かな昭和を担ったレジェンドとの交流の機会でしたが、短い間にストーリーを感じで、その後、しばらく心地良い余韻に浸らせて貰いました〜
P.S. 11月30日(月曜日)、秋葉原の書泉ブックタワーで同様のイベントが開催され、
当日券の配布もある模様でお時間のある方はこの貴重な機会に!