「ザ・シークレット」は、ざっくり編集されていた
「引き寄せの法則」を一躍有名にした「ザ・シークレット」(本、DVD)に出演されていたDr.ディマティーニが来日し、講演されるとの情報から聞きに行ってきました。
2006年に「ザ・シークレット」著者のロンダ・バーンから連絡を受け、Dr.ディマティーニは7時間半の取材を受けたものの
実際に世に出たのはごく一部。当初はTV等で予定されていたものが、一本の映像作品(91分)として発売される事になった。
「ザ・シークレット」で封印されたシークレット
そんな事情から肝心な事が編集されてしまい、本日はその内容などが語られるもの。
用意された160席は満席。「ザ・シークレット」がリリースされて8年経っても、そのインパクトも大きいですかね。
因みに、自分は知って2ヶ月程度の新参者。
で、多くの人が「ザ・シークレット」で紹介された方法を実践しても、願いが叶わない事には理由があって、
そこがカットされてしまった部分になるわけですが・・それは、人それぞれ固有の価値観に基づいて生きているとの事。
今日の会場を例にすると、160人で2人として同じ価値観で生きている人は居ない。
場内で、Dr.ディマティーニが「経済的に独立したい人」との質問で挙手を募り、
ほぼ全員の手が挙がったものの、実際、それを成し遂げられている人は人類の1%程度との説明。
「それは多くの人にとって富を築く事が最上位の価値観になっていないからだ」との事。
頭の中に眠る巨人
最上位の価値観(Dr.ディマティー二の表現は、Highest Value)とは、その人が周りから考えるのを止めろ、と言われても、それが出来ないような常に頭の中にある事。
英語表現で、Awakening the giantと「巨人の目を覚ませ」との表現から
人は誰しもリーダーになる資質が備わっており、最上位の価値観に自分のやりたい事を掛け合わす事で
外側からの力に一切頼らず主体的に動き続ける事が出来るようになり、そこに引き寄せの法則(周囲の応援等)も働いてくる。
逆に下位の価値観に従うと、人の夢に従うフォロワーとなってしまい、幾らそこに力を注いでも、自分自身の夢、目標でない事が自分で分かっているため
内面で否定的な言葉が駆け巡ってしまい、どんどん自分自身を矮小化した存在にしてしまう事に繋がる。
答えは我に在り
約2時間の講演でしたが、終演後「なぜ、こんな重要な話しが編集されてしまったのだろう」というのが率直なところですが・・
人は価値観に従って行動するとの話しは先週の認知科学の見地から山本雄一郎さんもお話しされており、
>> 池松耕次さんフォローアップその弐:アンソニー・ロビンズと行動科学 <<
自分の頭の中を常に支配(存在)している事に、大いに「これから」の鍵が潜んでいるようです。
と、今回は一切ノートを確認する事なく書き上げました。分かりやすかったです。