七月末に「中間報告」で取り上げた『「戦略」大全』を読了。
前回、中間報告をした後の殆どが、見開き(2ページ)で完結している戦略ツールキット(x28)の紹介であったため
>> マックス・マキューン『「戦略」大全』が誘(いざな)う、人生に戦略を <<
後半は読み流す感じとなってしまいましたが、本の案内としては「訳者あとがき」(p332〜333)が丁度良かったので、そこからの引用。
様々な戦略を事例に掛け合わせて
” この本の大きな特長は、戦略についてのエッセンスを、24項目からなる「戦略原則」としてわかりやすくまとめているところです。
読者は、戦略についての最新理論や具体的に手法に飛びつく前に、まずはじっくりと「戦略とは何か」ということを考えることになります。
ただし本書では、それは抽象的で漠然とした作業にほかなりません。各項目は、基本的な概念の説明や、日本でも馴染み深い企業を題材にした成功事例の紹介、
戦略原則が目指すべき「目標」とその「背景」、直面する「課題」、原則が実践されているかどうかをチェックリスト形式で確認できる「成功の基準」、
その過程で陥りやすい「落とし穴」、具体的なアクションリストとして活用できる「まとめ」などの項目を使って、実に適切に整理されているのです。”
戦略を描く道筋案内
と、前回、自分が言おうとした事が引用の後半で述べられていますが(笑)
戦略にどのようなものがあって、どう使って奏功して等々。自分を含めて、普段、これほど「戦略」に
思いを及ばせる人は少数と思いますが、読むというよりは、気が向いた時に本棚に手を伸ばした先に、この本があって
開いてみたら・・「閃きを得られた!」ってな素材集としての楽しみ方は自分にとってあるかもしれないなと。