女優 常盤貴子さん初エッセイ集『まばたきのおもひで』出版から開催に至った
「さまざまなまばたき・新春『言』始め」『まばたきのおもひで』刊行記念と題されたイベント(トーク&サイン会)に参加。
イベント情報を知った時点、完全に出遅れ「売切れ」となっていたものの
追加チケット募集前に情報を知り、晴れて滑り込んでいたもの。
書店で『まばたきのおもひで』は見掛けており、常盤貴子さんは、その昔「進め!電波少年」にゲスト出演された際が知り始め、
そこから断続的に近況をアップデートしていたところも、エッセィ集への興味等から参加を決心。
初回販売が60名程度で、追加が20名程度であった模様で、購入順での入場となり、
(会場の)本屋B&Bに入った時点で、(購入者はサインが貰える)書籍購入に長い列が出来ているなど、相応の熱気。
中央やや右側3列目に陣取り、開演までスタンバイ。
定刻の20::00を迎え、共に登壇される本書でイラストを担当された鈴木康広さんに、大林宣彦監督の御子息でホットサンド倶楽部 大林千茱萸さんと共に常盤貴子さん入場。
契機となった香港映画出演
お話しはお三方の年末年始の過ごし方に、アート論に、ゆるくもあり、ところどころ(アートについて語り合われたところで)深みを感じたり。
約1時間に及んだトークで印象的であったのは、常盤貴子さんが書店イベントに出られるギャップがありましたが、
本書が出版される時点で、鈴木康広さんと話し合われていたそうですが、このようなファンと近しい距離感を意識されるようになったのは
かつて香港映画に出演した際、レスリー・チャンとホテルで会食していたところをマスコミが厚かましく入り込んできて
常盤貴子さんが取り乱しそうになったのを、レスリー・チャンが「せっかく写真に撮られるなら笑顔の方が良くないか」となだめられ我に返り、
実際、翌日の新聞はいい場所に写真と好意的な記事が載せられたこと。また、香港映画界では立場の上の人が気遣いとともに、挨拶しに来られることに驚きがあったそうな。
更には、日本でも大林宣彦監督の(おそらく『野のなななのか』)公開記念イベントが芦別で行われた際、
大林信彦監督等が作品上映後、来場者一人ひとりと握手など気軽に交流されていることにも感銘を受けられ、
即、監督らの行動に触発され、来場者との交流を通じて涙されるまでの衝撃があったと。
実際そのお話しを大林千茱萸さんがされている脇で、常盤貴子さんが涙を浮かべられており、女優という前に人間性が伝わって来るようで、とても印象に残りました。
自然体で気さくなご対応
トークイベント中は写真撮影禁止とのお達しでしたが、その後、サイン会では一転、解禁。
参加者、一人ひとりと気軽に談笑され、サインに写真撮影に応じていらっしゃる姿は、
トークイベント中のお話しそのもので、
サインを書いて頂いている間に選択した話題(質問)が「はい、あまり公言していないですが」とのご返答で、ちょっと(ゴルフで言うところの)OB叩いてしまったものの ^〜^;
広く名の知れた女優のイメージを180°覆される(いわゆる)神対応ぶりで、その場にいた皆がよりファンになったであろうお姿に
これまでのお仕事+今後の活躍に俄然注目といった心情に。まずは入手したエッセイの内容を楽しみたく思います ^^