Anthony Robbins:アンソニー・ロビンズの『UNSHAKEABLE 揺るがない力』を読み始めて
Preface 桁違いな成果を生むトニーの投資哲学
Introduction 運命を切り開く
Foreword 効果的な資産運用のために
第1部 富と経済的成功のルール集
chapter 01 揺るぎない生き方
chapter 02 冬が来るのはいつか?
chapter 03 手数料とごまかし
chapter 04 退職プランを見直す
chapter 05 信用できる助言者
第2部 資産形成の戦略集
chapter 06 投資の4大原則
chapter 07 ベア退治
第3部 富の心理学
chapter 08 内なる敵を黙らせる
chapter 09 真の豊かさ
Appendix 究極のチェックリスト
と章立てされているうちの chapter 02 冬が来るのはいつか? の中途(〜p59)まで読み終えたので、そこまでのおさらい。
巨万の富が実現されたエッセンス
本編に至る前段で、
“『Unshakeable 揺るがない力』には、ウォーレン・バフェットやイェール大学の基金運用を指揮するデイビッド・スウェンセンなど、投資界の重鎮たちから集めた知恵が余すことなく散りばめられている。”(p14/効果的な資産運用のために ジャック・ボーグル)
と、要は金融市場での必勝法を桁違いの実績を叩き出してきた投資家たちから伝授されたアンソニー・ロビンズが、
約270ページの書籍にまとめられたもので、
(本編)序盤は
” 誰にでもできる非常に効果的な蓄財方法(蓄財のパターン)があるということだ。”(p49)
+
” 率直に言おう。仕事で稼ぐだけでは経済的な自由は得られない。リッチになるための正攻法は、ある程度まとまったお金を貯めて、それを長年にわたり複利運用することだ。
そうすれば、あなたも寝ている間にお金持ちになれる。お金に支配されるのではなく、こうしてお金を支配して、真の経済的自由を勝ち得るのだ。”(p51)
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” 株式市場にはパターン化している事実が7つあり、それに注目すると市場の仕組みが見えてくる。これらのパターンを頭に叩き込んで、その理解に根差した判断ができるようにしよう ー 春の種撒きが成功戦略だと気づいた祖先を模範にして。”(p57)
といった頭の整理に、内容が叩き込まれた暁には
” 本書をじっくり読んでもらえれば、目標達成に必要な知識と手段を提供すると約束しよう。いったんこの情報を吸収し計画をスタートさせたら、あとは年に1、2時間費やして軌道修正するだけでいい。”(p31)
との成果が。(!)
答えの一部は、前段(foreword)で
” ウォーレンも、デイビッドも、投資で成功する確率を最大化するには、インデックスファンドが最善策だと繰り返し語ってきた。”(p14)
と、既に示されていますが、単にテクニックをなぞるだけではなく、
” 株で儲けるコツは、怖気づかないことだ。”(p48/ピーター・リンチ)
といった金融界に名を遺した賢人などの格言も引用されながら、誰しもが心得ておくべき重要事の一つ一つが具体例なども盛り込まれながら紐解かれていっています。
自由への翼
本書は、(本書の)監修者を務められ序文(Preface)を寄稿されているハイパープレゼンター大森健巳さんが2日間実施されたテストマーケティングに応募して入手したもので、
久々のアンソニー・ロビンズ本となりましたが、
金融市場で成果を出す要諦として「インデックスファンド」に言及されている点は、
橘玲さんの見解と符合するもので、本質を突いたものであろうと、今回、知識をアップデートするとともに、確かなアクションに導いていきたく思います。