全米No.1マーケティングコンサルサントの評価を得るジェイ・エイブラハムの日本の代理人とも称される
鳥内浩一さんの「想いを実現する、不変のマーケティング講座」に参加。
本セミナーは、来月( 2015年7月)ジェイ・エイブラハムが来日する事に合わせて企画されたもの。
鳥内さんには、1月に3日間「日本発 新資本主義経営」でお世話になって以来
>> 鳥内浩一さんPresents「日本発新資本主義経営 リーダーシッププログラム」その壱 <<
>> 鳥内浩一さんPresents「日本発新資本主義経営 リーダーシッププログラム」その弐 <<
>> 鳥内浩一さんPresents 「日本発新資本主義経営 リーダーシッププログラム」その参 <<
定期的にご助言頂いていますが、講座形式では その時(1月)以来。
利益は、如何にして生まれるのか
「利益=売上ー経費」という式で表されるのが一般的であるが、この視点でみている限り、決して利益は残らないというところから。
上の式から経費が少なくなると利益が大きくなる事になる筈だが、立場を逆転して買う側からすると「経費削減されたいですか?」という問題。
また、働く側からしても近年のモチベーション研究の結果から、売上や利益はやる気の源泉にならない事が示されている。
この点は、TEDに登壇された際、ダニエル・ピンクも言及していますね。
ダニエル・ピンク「やる気に関する驚きの科学」
売上を追う弊害として、「俺が」「私が」といった具合に我が出てしまい、協力出来ない組織は能力が高くても弱い。
「成果」ではなく、「状態」が問われる
近代マネジメントの失敗として
状態 → 行動 → 成果
のフローで、昨今、成果主義という言葉を聞くなど、「成果」が重要視されているが、
鳥内さんは「状態」管理こそがもっとも重要と指摘。
ジム・ドノヴァンの著書『誰でもできるけど、ごくわずかな人しか実行していない成功の法則』からの引用があり
・ビジョンを明確にすることは、あなたの状態を高める(その達成過程もワクワクする)
・何で何のために(何のために、目標より大切な目的)
ここで、「あなたは人生の最後に何を思う?」との問いがあり
・稼いだこと、売り上げたことを思い出すか?
・あなたは売上、収入を上げるために生きているのか?それって楽しい?
・「何の」仕事をするか以上に「何のために」仕事をするかの方が大切
夢やビジョンを描く事も大事だが、なぜ実現したいのか、何のために実現したいのかを自分自身に問う事。
ビジョンを創る原体験
未来の夢(ビジョン)は、ロマン、生きた証だが、ビジョンにはそのもとが必要となる。
例えば、旅行を計画する時、イメージ出来るから、リアリティがあるから → ワクワクする。
つまり、
過去の原体験(ルーツ)感動体験、問題意識 → 未来の夢(ビジョン)ロマン、生きた証で表され
それを実現する過程に理念(ミッション)で、過去と未来をつなぐものとして機能する。
「何のために」「誰のために」が明確でないと、仕事の質が高まらない。
「実現したい」を実現するためのマーケティング
マーケティングの前に、先ず以って・・
あなたの今の仕事のルーツは何ですか?
何でその仕事を、そのやり方でやろうと思ったのですか?
更に、
あなたの夢は何ですか?、ビジネスを通して、人生を通して、実現したい事は何ですか?
なぜ、それを実現したいのですか?何のために、それを実現したいのですか?
を明確にする事が大事。
長くなったので、次回に分けます。