豊嶋裕司さんが振り返ったプロレスマスク職人としての足跡:『巨匠 プロレスマスク職人のパイオニア 豊嶋裕司の真実』鑑賞 &『プロレスマスク道 巨匠の流儀』読了

週末、日本のプロレスマスク職人の草分け豊嶋裕司さんのトークイベントが収録されたDVD『巨匠 プロレスマスク職人のパイオニア 豊島裕司の真実』を鑑賞し、

「一回限り」との条件で平成最後の日に開催されたトークイベント。聞き手は闘道館 泉館長。

豊嶋語録が収録された『プロレスマスク道 巨匠の流儀』を読了。

豊島裕司さんについては承知していなかったものの、闘道館Facebookページで紹介された ⬇︎

出典:スポーツ報知(画像は記事にリンク)

スポーツ報知の記事に予感めいたものを感じ、

サイン本、DVD、マスクがセットになったスペシャル版を購入。

直後に巣鴨(の闘道館)を訪れ入手していた経緯。

ドス・カラスのマスクから

DVDは平成最後の日(=2019年4月30日)に闘道館で開催されたもので、

甥が持っていたドス・カラスをきっかけにしたマスクが、豊嶋三原則

 誰もやってないこと。

 誰も思いつかないこと。

 誰よりも早くやる。

と交差し、マスク職人としての道を踏み出すことになった第一歩に、古舘伊知郎さんから電話でタイガーマスクのマスクづくりの携わることになった当時の経緯に、

職人技の細部に至るお話しも

「これ以上のものは出来ない」と仰られる獣神サンダーライガーのマスクづくりの舞台裏に、

「これ以上のものは出来ない」と断言された獣神サンダーライガーのマスク

プロレス史に支えた貴重な当事者談が2時間弱。

本の方は、豊嶋裕司さんの職人道、人生観が、名言録のような形でまとめられており、

豊嶋語録がフィーチャーされた『プロレスマスク道 巨匠の流儀』

DVDのおさらいに、(DVDと)相互補完するような役割で重宝しました。

プロレス史に遺した確たる足跡

本では完成に至るまで一本道ではなかった舞台裏などにも言及され、職人らしい気難しさを感じさせつつ、

トークイベント(DVD)では「巨匠」の称号とは裏腹にも感じられる、これまでのお仕事を淡々と振り返られ、

『プロレスマスク道 巨匠の流儀』裏表紙に書かれた豊嶋裕司さんのサイン

社会現象になったタイガーマスクのブームの重責を裏側からしっかり支えられ、プロレスラーと同じもの(マスク)を持ちたいとの願望を実現させる橋渡しであったり、

仕事の領域はマスクにとどまらず、例えばUWFでお馴染みのレガーツ発案であったり、プロレス史をリング外から支えたキャリアを十分に学ぶことが出来ました。


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