筒井康隆先生作品をマンガで讀む感覚が新鮮だった:『筒井漫画讀本ふたたび』読了

筒井康隆先生の

” 本文庫は、小説家・筒井康隆の作品を、16人の漫画家が独自の解釈でコミカライズしたアンソロジーです。

2010年に刊行した『筒井漫画讀本ふたたび』および1995年に刊行した『筒井漫画讀本』、2つの単行本を底本としています。”

と注釈された『筒井漫画讀本ふたたび』を先週末読了。

昨年(2021年)6月、神戸市内の流泉書房往訪時に ↓

<< 2021年6月23日投稿:画像は記事にリンク >> 筒井康隆先生本をたくさん買い込んでいた神戸の流泉書房へ行ってきた

購入していたもので、購入時は読もうかどうしようか決めていなかったものの、一時10冊前後に及んだ筒井康隆先生の積読本が解消され

流泉書房での断続的な筒井康隆先生サイン本購入で膨らんだ積読本が2月に解消  << 2022年2月17日投稿:画像は記事にリンク >> 筒井康隆先生が向けた矛先の鋭さ、先見性が刺激的な短篇集『堕地獄仏法/公共伏魔殿』読了

本書が現時点手持ち最後の筒井先生本という状態から、讀むならこのタイミングだと ^^

マンガから感じられる新鮮さ

漫画化されているのは 19作品(含. 筒井康隆先生自身による3作品)で、

漫画化された19作品:本書目次

讀み覚えのあった

 熊の木本線

 あるいは酒でいっぱいの海

 弁天さま

といった作品は文字で読むのと絵で捉える感覚の違いで、

購入本に書かれていたサイン

作品によっては性描写が濃厚なもの(漫画だとそれが助長される)に筒井康隆先生らしさを感じたり、

出典:筒井康隆先生Twitter(画像は放映情報にリンク)

先々月、アニメ版『パプリカ』↑の視聴し、原作とは別物な感覚を抱きましたが、本書も筒井康隆作品を新たな角度から斬れ込むような感覚に新鮮さ(=面白さ)がありました〜


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