「筒井康隆さんサイン本お渡し会」に行ってきた(『モナドの領域』刊行記念 於 紀伊國屋書店 新宿本店)

紀伊國屋書店で開催された筒井康隆さんサイン本お渡し会に参加。

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紀伊国屋書店 新宿本店で開催された「筒井康隆さんサイン本お渡し会」概要

インターネットで書店のイベント情報を検索していた際に目にした催しで、瞬時に飛び付くほどの筒井さん作品の愛読歴ではなかったものの

予備校生時代の先生が筒井康隆さんの大ファンで、講義中にその魅了されたとの世界観を語られてる際に話題に上がった『最高有機質肥料』の概要が強烈で、その時の話では、話の粗筋だけでタイトルは不明。

その後、往復葉書に耳にした内容のそのままを書き綴って、出版社に照会すれば・・

後日、「それは『ベトナム観光公社』の中に収録されている『最高有機質肥料』ですね」との回答を頂き、

返信葉書片手に書店に向かい、一冊の本との出会いがあった事を懐かしく思い出すなど、当時の熱気がじんわり蘇ってきた次第。

約四半世紀を経て再び巡ってきた筒井康隆

催しを発見した告知当日は、書店での購入が「参加整理券」入手の条件であったので、

電話予約が可能となる告知翌日に「参加整理券」が残っていればと思い・・

翌日の開店時間直後に連絡を入れたところ、念願叶っての入手。

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出典:KINOKUNIYA WEB STORE(画像はイベントページにリンク)なお、イベントページは整理券配布終了時点のものに更新されています。

そんなこんなで1週間ほどの時の経過を経ての当日。指定された売り場で「参加整理券」を入手。

財布の中というよりは、小脇に抱えているカバンの中に入る大きさに「(参加整理券にしては)デカイな〜」の印象ながら

現物を入手すると、当日の展開が俄然楽しみに。

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実にA4サイズの「参加整理券」,-

指定時間が近付き、フロアを2階から8階のイベントスペースに移動。

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紀伊国屋書店 新宿本店8F:イベント会場

告知ページにも出ていますが、(本以外のサイン、写真撮影等々)禁止事項が列挙されており、

プロフィール写真の印象を含め小説家の方にある一般的なイメージの如く「気難しいのかなぁ〜」などと先入観を抱いていましたが、

時間潰しにエレベーターホールの前でiPhoneをイジっていれば・・

なんとエレベーターを降りた筒井康隆さんが同行の方々と「どうも、どうもー」とのお言葉を発せながら扉向こうのイベント会場へ。

そのギャップに一気に和みましたが(笑)

イベント参加整理券の配布が120枚で「そりゃ一人一人の要望に耳を傾けていたら収拾つかないよなぁ」と。

(文豪そのものといった佇まいから2ショット写真撮りたかったですが)

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稀有な機会なりて

今回、参加を思い立ったのは、若かりし頃の思い出を、今回、線として繋ぎたかったのと、

普段、間近にすることの出来ない方と交流出来る稀有な機会と考えてのこと。

小説家といえば3年前に、同様の書店イベントで浅田次郎さんから署名入りサイン及び2ショット写真の機会に恵まれ、

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浅田次郎さんと(iPhone 4Sでの撮影ゆえ、画質レトロがかっています)

自分が目指す、書くことを極みの域で生業とされた方との交流の機会を得られたことは、今でも印象的な思い出として胸に刻まれています。

今回もイベントルームの扉の内側に奥に通されてから、ほんの僅かな時間でしたが、

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イメージ写真(筒井康隆さんのTwitterアカウントより、画像はアカウントにリンク)

本を手渡し頂けるまでの間、後になっても印象に残るであろうひと時を過ごすことがで出来ました。

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表紙裏、見開きへの見事な達筆.-

久方なる筒井康隆の世界観

プロフィールを拝見すると、今年86歳。ご本人を目の当たりにした印象とはずいぶん異なりますが、文字通りの生涯現役。

本の帯に視線をやれば・・

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とあり、その創作意欲はすこぶる盛んなりと。

また、ふとしたきっかけによって巡ってきた、約四半世紀ぶりの筒井康隆さんの世界観、楽しみに浸っていきたいと思います。

 


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