先週末、発売記念イベント⬇︎に参加していた
バイきんぐ西村瑞樹さんのエッセイ集『ジグソーパズル 』を読了。
発売記念イベントの際、MCを務められたロビンフットから「西村先生らしく、下の方に・・」といった振りのあった通り、
そういったトピックで且つアブノーマルな(第29回 海外ロケに嫁のパンティを持参する理由)ウェブ連載だからこそ?の展開に
西村瑞樹さんご自身一押しの 第39回 たこ焼きパーティーからのドラッグパーティー での日常のちょっとした?ハプニングに、
お笑い芸人というより、オフ/プライベートシーンでの等身大の日常がさまざま取り上げられています。
暇つぶしのつもりが、冠番組へ
そのような中で、わたし的一押しは、
” 今にして思えば5年前、僕をキャンプに連れて行ってくれたヒロシさんには感謝しかない。
キャンプを始めたことによって、「キャンプ芸人」という肩書きが定着し、たくさんのテレビやラジオに呼ばれるようになった。”(p201/第54回 YouTuberデビュー)
そこから地元広島でご自身の冠番組「西村キャンプ場」を持つようになり、
” いったい誰がこんな展開を予想していただろうか?暇だから何か趣味を持とうとして始めたキャンプがレギュラー番組になるなんて。”(p204/第55回 芸人の憧れ、冠番組)
前後して「思い立った時にキャンプに出かけられるようになる」との思いから、山(の区画)を購入していたりといった通過点もあり、
転がりが加速していった様が興味深く ^^
世の中的にはずれているんだけど、真っ直ぐな・・
そういった展開から拓けた(であろう)
” たまに「自分はいったい、どこに向かってどこに辿り着くのだろうか」そんな疑問が頭をよぎることがある。
将来への不安がそう思わせるのか? いや違う。将来自分がどうなっているか想像がつかないからこそ面白いし、やりたいことがたくさんあるなかで、たとえそれら全てが実現できなかったとしても考えるだけで楽しいのだ。”(p206/第55回 芸人の憧れ、冠番組)
なる人生観に、本の最後ではバイきんぐが日の目を見れなかった頃に迎えたコンビ解散危機に・・
視点の当て方に、人生録として読み応えを感じた箇所が点在していた全58篇に及ぶエッセイ集でありました〜