春から冬に半歩戻された感の一夜に『ウィンストン・チャーチル ヒトラーから世界を救った男』をDVD視聴。
名前だけはしっかりインプットされているウィンストン・チャーチルにも興味有りましたが、
そのウィンストン・チャーチルを演じるゲイリー・オールドマンへのメークアップを担当した辻一弘のお仕事という点での関心も高く、
レンタルを知り手に取った次第。
ウィンストン・チャーチルとは?
IRON MAIDEN “Aces High” を導入する Never Surrenderに、(確かアメリカの)雑貨店で購入していた Never, Never, Never Give Up のマグネットに・・
人物についてよく承知しておらずも、複数の接点を持っていたウィンストン・チャーチルで
更には、イギリス人が尊敬するイギリス人で三本の指に入るほどの人物でもあったかと思いますが
映画を視聴してみて、なるほど!ヒトラー率いるドイツと和平に傾きつつある政権中枢に惑わされることなく
身旗を下ろしてしまうことよりも、立ち向かうことでしか自国の未来にためにならぬと
苦悩し、心強い支えを得て、
民衆に飛び込み・・
イギリスの近現代の命運を導く決断に至った首相就任直後の日々が、前提知識なくとも惹き込まれる形で描かれています。
映画『ウィンストン・チャーチル/ヒトラーから世界を救った男』予告編
21世紀に蘇ったウィンストン・チャーチル
視聴の動機にも繋がった辻一弘さんのお仕事ぶりに関しては、本人についてよく承知していないため
直接的に凄みを実感するまでには至りませんでしたが、メークが施されていることが感じられるようなシーンは皆無、
つまりゲイリー・オールドマンが面影が浮かび上がることなく、違和感なく歴史上の人物が作り出された点は見事の一言に他ならないでしょう。
ストーリーとしてはリーダーシップの在りよう、信念を貫く苦悩と大切さ、一本の映画としても得られることの多い一本であると思います。
本作と並行して『ダンケルク』を鑑賞されると、アングル違いの話しなので史実に関する理解を深められることになり、効果的な組み合わせであると言えます。